築3年目の家に出るゲジゲジ対策|床材や庭との関係性、駆除方法を徹底解説

築3年目の家にゲジゲジが出ます。冬になってからは1日に1回は見ます。2階ではまだ1度も見た事はありませんが、庭をアスファルトにしてから余計見る頻度が上がりました。築1年目から見ます。隣や近所の人に聞いても、1度も見た事がないと言われました。何か大きな穴でもあるのでしょうか。夏になるとダンゴムシやヤスデまで見ます。床がムクなのでこれも原因の1つでしょうか。和室とリビングが隣り合わせで、この2つの部屋でしか見た事はないのですが、本当にゲジゲジが嫌いなので苦痛です。

ゲジゲジ大量発生の原因を探る:家の中の環境と庭との関連性

築3年目の住宅でゲジゲジが発生し、特に冬場に頻度が増しているとのこと。近隣住民に同様の被害がないことから、原因はご自宅の環境にある可能性が高いです。 庭のアスファルト化後、ゲジゲジの出現頻度が増加したという点から、生息環境の変化が大きく関わっていると考えられます。

ゲジゲジの生態と好む環境

ゲジゲジは、湿気のある暗い場所を好みます。ダンゴムシやヤスデも同様の環境を好むため、これらの虫が同時に出現していることから、ご自宅の湿度が高い箇所にゲジゲジが集まっていると推測できます。

庭のアスファルト化の影響

以前は土壌だった庭をアスファルトにしたことで、ゲジゲジの隠れ家や餌場が減少し、家の中へと侵入する可能性が高まったと考えられます。アスファルト化によって、地中から侵入する経路が遮断されたため、相対的に家の中の湿った場所が魅力的な生息地になったのでしょう。

床材(無垢材)との関連性

無垢材の床は、吸湿性が高いという特徴があります。そのため、湿気がこもりやすく、ゲジゲジにとって住みやすい環境になり得ます。特に、床下に湿気が溜まっている場合、その影響は大きくなります。

ゲジゲジ対策:具体的な駆除方法と予防策

ゲジゲジを駆除し、再発を防ぐためには、以下の対策を段階的に実施することが重要です。

1. 徹底的な清掃と乾燥

* 湿気の除去:和室とリビングを中心に、除湿機を使用し、湿度を下げましょう。特に、床下や壁際の湿気対策が重要です。換気扇をこまめに使用し、空気の循環を良くすることも効果的です。
* 清掃:ゲジゲジの死骸や糞などを残しておくと、他の虫を呼び寄せてしまうため、徹底的な清掃を行いましょう。掃除機や粘着シートなどを活用し、隅々まで清掃してください。
* 隙間を塞ぐ:ゲジゲジは小さな隙間から侵入するため、壁の亀裂や窓枠の隙間などをコーキング剤などで塞ぎましょう。

2. ゲジゲジの駆除

* 殺虫剤の使用:ゲジゲジ専用の殺虫剤を使用しましょう。スプレータイプや置き型タイプなど、様々な種類があるので、ご自宅の状況に合わせて選びましょう。使用時は必ず換気を十分に行い使用方法をよく読んでから使用してください。
* 粘着シート:ゲジゲジの通り道に粘着シートを設置することで、捕獲することができます。効果的な設置場所は、壁際や家具の裏側などです。
* 専門業者への依頼:自分で駆除するのが困難な場合、専門の害虫駆除業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は適切な薬剤と駆除方法を選択し、より効果的な対策を提案してくれます。

3. 予防策:環境改善による再発防止

* 床下の換気:床下の湿気を除去するために、床下換気口の確認と清掃を行いましょう。必要に応じて、換気口を増設することも検討してください。
* 庭の管理:庭の雑草や落ち葉などをこまめに除去し、ゲジゲジの隠れ家となる場所を減らしましょう。
* 定期的な点検:定期的に家の中を点検し、ゲジゲジの発生状況を確認しましょう。早期発見することで、駆除が容易になります。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、無垢材の床と床下の湿気はゲジゲジの発生に大きく影響します。 床下の湿気対策として、防湿シートの施工状況を確認することが重要です。施工不良や経年劣化により、防湿シートの機能が低下している可能性があります。 また、基礎換気の状況も確認し、必要に応じて改善策を検討しましょう。 さらに、外壁からの湿気侵入を防ぐため、外壁の通気性にも注意が必要です。

まとめ:総合的な対策でゲジゲジから解放されよう

ゲジゲジの発生は、住環境の湿気や清掃状況、庭との関係性など、複数の要因が複雑に絡み合っています。 今回ご紹介した対策を総合的に実施することで、ゲジゲジの駆除と再発防止に効果的に取り組むことができます。 それでも改善が見られない場合は、専門業者への相談を検討しましょう。 快適な住空間を取り戻すため、諦めずに適切な対策を講じてください。

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