築27年賃貸物件の湿気とカビ対策:玄関ドアノブの錆びから考える部屋全体の改善策

今度賃貸で借りる部屋なんですが、玄関ドアノブ内側(室内側)が、こんなにも錆びてるんです。 これって、室内が湿気てるからなるんですよね? 梅雨や、夏場はかなり湿気る部屋なんてしょうか ?はめ殺しの天窓が部屋の真ん中についてあって、かなり暑そうなんですが……… 部屋は、全体的に室内は茶色く変色してました。築27年です。風呂場もありえないくらいまっ茶色です。 一応ハウスクリーニングがはいったのですが、半分ほどしか落ちませんでした。 この部屋に決めて大丈夫だったかすごく心配です。。。補足早速の回答ありがとうございます。ちなみに、キッチンも風呂場も離れてます。 やっぱこの部屋はかなりの湿気??前の人は10年住んでたって聞いたから安心してたけど、失敗したかも………(T-T)

築27年物件の現状と湿気問題

築27年の賃貸物件で、玄関ドアノブの内側が錆びている、部屋全体が茶色く変色している、浴室が茶色く汚れが落ちにくい、といった状況は、深刻な湿気問題を示唆しています。ハウスクリーニングで汚れが半分しか落ちなかった点も、長年蓄積された湿気によるカビや汚れが原因と考えられます。はめ殺しの天窓は、換気には有効に働かない可能性があり、むしろ夏場の高温多湿を招きやすい構造です。前入居者が10年間居住していたとはいえ、適切な換気やメンテナンスが行われていなかった可能性が高いです。

玄関ドアノブの錆び:湿気のサイン

玄関ドアノブの内側の錆びは、室内空気中の湿気が高いことを示す明確なサインです。金属は湿気によって酸化し、錆びが発生します。特に、ドアノブのように常に触れる部分では、湿気の影響を受けやすく、錆びやすい傾向があります。

茶色い変色:カビや汚れの可能性

部屋全体の茶色い変色は、カビや汚れが原因である可能性が高いです。長期間にわたる湿気によって、壁や天井にカビが発生し、茶色く変色していると考えられます。特に、浴室の汚れが落ちにくいのは、カビや水垢が深く浸透しているためです。

はめ殺し天窓と換気

はめ殺しの天窓は、開閉できないため、自然換気には不向きです。夏場は、天窓から直射日光が差し込み、室温が上昇し、湿気がこもりやすくなります。適切な換気を行うためには、窓を開け放つ、換気扇を使用する、除湿機を使用するなどの対策が必要です。

湿気対策:具体的な実践方法

この状況を改善するためには、以下の対策を講じる必要があります。

1. 換気

* 毎日、窓を開けて換気する: 天窓がない場合は、他の窓を積極的に開け、風通しをよくしましょう。朝晩など、気温が低い時間帯に換気するのが効果的です。
* 換気扇を有効活用する: キッチンや浴室の換気扇は、常に使用するか、こまめに使用しましょう。特に調理中や入浴後は、十分に換気することが重要です。
* 空気清浄機・除湿機の導入: 空気清浄機は、室内の空気を浄化し、カビの発生を抑えます。除湿機は、空気中の水分を除去し、湿気を抑制します。特に梅雨や夏場は、除湿機を積極的に活用しましょう。

2. 除湿

* 除湿剤の使用: クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所に除湿剤を置いて、湿気を吸収させます。定期的に交換することが重要です。
* 湿気を吸着する建材の活用:珪藻土や炭などの湿気を吸着する建材を、部屋の中に置くことで、湿気対策に役立ちます。

3. 清掃

* 定期的な清掃: 壁や天井、床などを定期的に清掃し、カビや汚れを落とします。掃除機や雑巾だけでなく、カビ取り剤なども活用しましょう。
* プロのクリーニング: 重度のカビ汚れは、プロのハウスクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。専門の技術と機材を用いて、徹底的に清掃してくれます。

4. 原因究明

* 専門家への相談: 状況が改善しない場合は、不動産会社や建築業者に相談し、原因究明と適切な対策を検討しましょう。建物の構造的な問題や、配管の漏水などが原因である可能性もあります。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

築年数の古い賃貸物件では、建物の老朽化による気密性の低下や、換気システムの不備などが、湿気問題の原因となることがあります。建築士の視点から見ると、この物件では、はめ殺し天窓による換気不足に加え、建物の断熱性能が低い可能性も考えられます。断熱材の劣化や不足によって、結露が発生しやすくなっているかもしれません。専門家による建物の調査と、適切なリフォームや修繕が必要となるケースもあります。

まとめ

築27年の賃貸物件における湿気問題は、放置すると健康被害や建物の劣化につながるため、早急な対策が必要です。換気、除湿、清掃を徹底し、それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。快適な住環境を確保するために、積極的に対策を行いましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)