築27年賃貸マンションの老朽化した避難はしご:安全対策と管理会社への対応

築27年賃貸賃貸マンションに住んでおります。各階、角部屋のベランダに避難はしごが取り付けられています。2年前に引っ越してきてすぐ地元の消防の方が避難はしごの点検に来られました。その際に、かなり老朽化しているので、上には絶対に乗らないでくださいと言われました。私も無知なので、乗らなければ大丈夫なんだというぐらいにしか思っていませんでした。そして今日また点検の日で少し不安だったため、これは老朽化していてもいざというときには使えるのかと尋ねるとおそらく使えません。体重に耐えられないと思います。と言われました。そして、消防のほうからも毎年管理会社には使えないということを書面で報告しているのですが…と言葉を濁されたので、管理会社に直接問い合わせてみました。(消防の方は点検だけで強くは言えないみたいだったので)すると管理会社の担当と言われる方が出てきて、最後まで話を聞かないうちに「はぁはぁ。そうですか~報告書一回みてみますね」と言われたのです。まず引っ越ししてきて、もう3回も点検に来られているのに、報告書を見てないどういうかとですか?と軽く口論になりました。こちらは賃貸であれ、家賃65000円・管理費7500円と安くない金額を払っているのに、命に係わるものはきちんとしてもらわないと困ると強く言っても話を最後まで聞かず軽くあしらう程度です。避難はしごが設置されている別の住人の方は、留守がちで毎年私の家だけ点検しているみたいですので、ほかの方からこのような意見が出るということはないと思います。きちんと対処されるかどうかも不明なのですが、避難はしごなどの国の規定はないのでしょうか…なにを言ってもいい加減な管理会社に本当に腹が立っています。これからどのように対処すべきか、どこか国の定める機関などがあるのなら教えて頂きたいです。乱文、長文で申し訳ありませんがよろしくお願いします。補足皆様回答ありがとうございます。マンションは7階建て28戸で平均60.00㎡です。契約書の賃貸人が管理会社の社長の名前が記載されているので、おそらく管理会社の持ち物だと思います。先ほど管理会社より連絡があり年度末ぐらいに直しますと言われました。どういう意味なのでしょうか…無知で申し訳ありません。

老朽化した避難はしごの危険性と法的根拠

築27年の賃貸マンションで、老朽化した避難はしごが設置されているという状況は、非常に危険です。消防署からの指摘があるにも関わらず、管理会社が適切な対応を取っていないことは重大な問題です。

まず、避難はしごは、火災などの緊急時に命を守るための重要な設備です。老朽化により、耐荷重が低下し、使用時に破損する可能性があります。最悪の場合、落下事故につながる危険性も否定できません。

日本の法律では、避難はしごの設置や維持管理に関する明確な基準は、個々の条例や消防法施行規則などに委ねられています。 建物の構造や規模、設置場所などによって、具体的な基準は異なります。しかし、消防法は、建物の所有者・管理者に対して、避難経路の確保と安全性を確保する義務を課しています。 老朽化した避難はしごは、この義務に反する可能性が高いと言えるでしょう。

避難はしごに関する国の規定と基準

避難はしごに関する具体的な規定は、建築基準法や消防法、そして各都道府県・市町村の条例によって定められています。 これらは、建物の種類や規模、設置場所などによって異なってきます。 そのため、あなたのマンションの避難はしごに関する基準を正確に知るには、管轄の消防署に問い合わせるか、建築基準法や消防法に関する専門家に相談することが重要です。

多くの場合、避難はしごは定期的な点検と保守が必要とされています。 点検の結果、老朽化や損傷が認められた場合は、修理または交換が義務付けられるケースが一般的です。 あなたのケースでは、消防署が既に老朽化を指摘しており、管理会社への報告書も提出している点から、管理会社には明確な法的責任があると考えられます。

管理会社への効果的な対応策

管理会社が対応を遅らせている現状に対し、より効果的な対応策を検討する必要があります。

1. 書面での抗議と改善要求

口頭でのやり取りだけでは、証拠が残らず、後々トラブルになった際に不利になります。内容証明郵便で、老朽化した避難はしごの危険性、管理会社側の不作為、そして改善要求を明確に記した書面を送付しましょう。 書面には、消防署からの指摘内容、管理会社とのやり取りの内容、そして具体的な改善期限などを具体的に記述します。

2. 弁護士への相談

管理会社が書面での対応にも応じない、もしくは不十分な対応しか示さない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば管理会社に対して法的措置を取ることができます。

3. 他の居住者との連携

あなた以外にも、避難はしごの老朽化を懸念している居住者がいるかもしれません。他の居住者と連携し、共同で管理会社に改善要求を行うことで、より強い圧力をかけることができます。 管理組合があれば、管理組合を通して問題提起することも有効です。

4. 都道府県・市町村の住宅相談窓口への相談

居住地の都道府県や市町村には、住宅に関する相談窓口が設置されています。これらの窓口に相談することで、管理会社との交渉をサポートしてもらったり、適切な解決策を提案してもらえる可能性があります。

5. 消費生活センターへの相談

管理会社の対応に問題があると感じた場合は、消費生活センターに相談することも有効です。 消費生活センターは、消費者の権利を守るための機関であり、管理会社との交渉をサポートしたり、法的アドバイスを提供してくれます。

管理会社からの「年度末ぐらいに直します」の意味と対応

管理会社から「年度末ぐらいに直します」という連絡があったとのことですが、これは曖昧な表現であり、具体的な日程や計画が示されていないため、不安が残ります。 この連絡を鵜呑みにせず、書面で具体的な修理計画(日程、業者、費用など)を要求しましょう。 また、修理までの間、仮の安全対策(例えば、避難はしごの使用禁止の張り紙など)を求めることも重要です。

まとめ:安全を確保するための積極的な行動を

老朽化した避難はしごは、居住者の生命に関わる重大な問題です。管理会社が適切な対応を取らない場合は、上記の方法を駆使して、積極的に問題解決に取り組む必要があります。 安全を確保することは、あなたの権利であり、義務でもあります。 躊躇せずに、必要な行動を起こしましょう。

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