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築25年住宅のフローリング張替え:見積もりと費用を抑えるポイント
築25年のALC住宅、14畳の洋室の絨毯をフローリングに張替えたい、というご相談ですね。36万円の見積もりは、確かに高額に感じます。特に、EIDAI ダイレクトエクセル45RGは遮音性に優れた商品ですが、1階なので必ずしも必要ありません。業者さんがこの商品を提案した理由は、もしかしたら施工の容易さや在庫の都合など、お客様のメリット以外の理由が含まれている可能性があります。
見積もりの内訳と高額な理由
まず、見積もりの内訳を見ていきましょう。
* **フローリング本体:312,000円** これは㎡単価が高めです。
* **絨毯剥がしと処分費用:31,200円** これは妥当な範囲内でしょう。
* **その他家具移動費、諸経費:37,160円** この部分がいくらか不明瞭です。内訳を確認しましょう。
高額な理由としては、以下の点が考えられます。
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* **高価格帯のフローリング材:** ダイレクトエクセル45RGは、遮音性が高い分、価格も高めです。
* **直貼り工法:** 下地処理が不要な分、工期は短縮できますが、下地状態によっては追加費用が発生する可能性があります。
* **業者の利益率:** 業者によって利益率は異なります。
費用を抑えるためのフローリング選びと業者選び
費用を抑えるためには、フローリング材の見直しと業者選びが重要です。
1. 費用を抑えるフローリング材の選び方
* **価格帯の低いフローリングを選択する:** 同じメーカーでも、シリーズによって価格差は大きいです。機能性と価格のバランスを考えて選びましょう。例えば、同じEIDAIでも、ダイレクトエクセルシリーズより価格が低いシリーズがあります。
* **無垢材ではなく、複合フローリングを選ぶ:** 無垢材は高級感がありますが、価格が高いです。複合フローリングは、表面に天然木を使用し、芯材に合板を使用することで、価格を抑えることができます。
* **デザインにこだわる必要がないなら、シンプルなものを選ぶ:** 柄や色など、デザインが複雑なほど価格が高くなる傾向があります。
* **ワックスフリーのフローリングを選ぶ:** ワックスが不要なフローリングは、メンテナンスの手間と費用を削減できます。多くのメーカーからワックスフリーのフローリングが発売されています。
2. 業者選びのポイント
* **複数の業者に見積もりを取る:** 最低でも3社以上の業者に見積もりを取り、価格や施工内容を比較しましょう。
* **口コミや評判を確認する:** インターネットなどで、業者の口コミや評判を確認しましょう。
* **施工内容を詳しく確認する:** 見積書に記載されている施工内容を、きちんと確認しましょう。不明な点があれば、業者に質問しましょう。
* **契約前に、しっかりと説明を受ける:** 契約前に、施工内容や費用について、業者からしっかりと説明を受けることが重要です。
3. 直貼り工法以外の選択肢
直貼り工法は、下地処理が不要で工期が短縮できるメリットがありますが、下地状態によっては追加費用が発生する可能性があります。下地状態によっては、既存の床の上に重ねて施工する「上貼り工法」も検討できます。上貼り工法は、直貼り工法よりも費用が安価になる可能性があります。ただし、床の高さが高くなるため、ドアの調整が必要になる場合があります。
具体的なフローリング材の例
予算を抑えつつ、汚れや傷に強いワックスフリーのフローリング材を探しているとのことですので、いくつかの例を挙げます。ただし、価格は時期や販売店によって変動しますので、あくまで参考としてください。
* **サンゲツ:** 様々な価格帯とデザインのフローリングを取り揃えています。ワックスフリーの製品も多いです。
* **DAIKEN:** ハピアフロアなど、耐久性とデザイン性に優れた製品を展開しています。価格帯も幅広いです。
* **Panasonic:** ベリティスフロアーなど、様々な機能性とデザインの製品があります。
専門家のアドバイス
リフォーム業者に相談する際には、以下の点を明確に伝えましょう。
* **予算:** 予算の上限を明確に伝えることで、業者もそれに合わせた提案をしてくれます。
* **希望する機能:** 汚れに強く、傷がつきにくく、ワックスフリーであることなどを伝えましょう。
* **施工方法:** 直貼り工法を希望するのか、上貼り工法も検討するのかを伝えましょう。
* **希望するフローリングの種類:** 具体的なメーカーやシリーズを伝えることで、よりスムーズな見積もり作成が期待できます。
まとめ
フローリング張替えは高額な費用がかかりますが、適切なフローリング材選びと業者選びによって、費用を抑えることができます。複数の業者に見積もりを取り、それぞれの提案内容を比較検討することが重要です。また、ご自身の希望する機能や予算を明確に伝えることで、より満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。