築25年和室の床下カビ問題!費用と業者選び、根本対策まで徹底解説

うち(築25年)の和室の床下がかなり黴臭いです。先日夫がのぞいてみたところ床下の土がカビだらけ。部屋の真ん中に堀コタツがあるんですが、その箱部分もカビがすごいです。雨降ると匂いが酷くて部屋に長くはいられません。いくらくらいでどこに頼めばこの状況を脱することができるでしょうか?補足 かびはやはり湿気が原因?以前白あり業者が床下に入ったときに湿気が少し多いというので一部除湿シートと小さい扇風機みたいのが八台ほど床下にあるのですがこれらは意味をなしてないのでしょうか?

築25年和室の床下カビ、その原因と解決策

築25年の和室、床下のカビによる悪臭にお困りとのこと、大変お辛いですね。雨の日の悪臭は、湿気の影響が顕著に表れている証拠です。堀コタツの存在も、カビの発生と繁殖を助長している可能性が高いです。 ご心配されている通り、カビの主な原因は湿気です。既存の除湿シートと小型扇風機では、床下の広範囲に渡る湿気対策には不十分だったと考えられます。

カビの発生源と悪臭の原因

床下の土壌にカビが発生しているということは、土壌自体の含水率が高い状態が続いていることを示唆しています。 雨漏りや地面からの湿気の上昇、通気不良などが考えられます。堀コタツの木材も、湿気を吸収しやすく、カビの温床となりやすい素材です。 カビが発生すると、特有の臭い(カビ臭)が発生します。この臭いは、カビの代謝産物や菌体そのものが放出する揮発性有機化合物によるもので、健康被害にもつながる可能性があります。

解決策:業者選びと費用

状況を改善するためには、専門業者への依頼が不可欠です。 いくつかの業者に連絡を取り、見積もりを取ることが重要です。費用は、作業内容や規模によって大きく異なりますが、一般的な目安として以下のような費用が考えられます。

  • 床下換気工事: 5万円~20万円程度(換気口の設置、既存換気口の改修、換気扇の設置など、状況により大きく変動します。)
  • 防湿・断熱工事: 10万円~50万円程度(床下全体への防湿シートの施工、断熱材の敷設など、面積や使用する資材によって費用が変動します。)
  • カビ除去作業: 5万円~20万円程度(カビの程度、面積によって費用が変動します。薬剤散布、清掃、乾燥作業などが含まれます。)
  • 堀コタツの修復・交換: 5万円~10万円程度(カビの程度、修理か交換かで費用が大きく異なります。)

合計で、最低でも15万円から、場合によっては50万円以上かかる可能性もあります。 見積もりを取る際には、以下の点を必ず確認しましょう。

  • 作業内容の詳細:具体的にどのような作業を行うのか、使用する資材の種類と数量を明確に記載しているか。
  • 保証期間:工事完了後の保証期間とその内容。
  • 支払方法:分割払いなどの支払い方法の有無。
  • 業者の実績:過去の施工事例や顧客からの評価。
  • 資格・保険:必要な資格を有しているか、保険に加入しているか。

業者選びのポイント

信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。 インターネット検索や口コミサイト、知人からの紹介などを活用して、複数の業者に問い合わせてみましょう。 また、以下の点を参考に業者選びをしてください。

  • 経験と実績:床下換気や防湿工事の豊富な経験と実績を持つ業者を選びましょう。ホームページや口コミサイトで確認できます。
  • 対応の良さ:問い合わせへの対応が迅速で丁寧な業者を選びましょう。説明が分かりやすく、質問にも丁寧に答えてくれる業者を選ぶことが大切です。
  • 価格の透明性:見積もりが明確で、追加費用が発生する可能性について事前に説明してくれる業者を選びましょう。
  • 保証体制:工事後の保証体制がしっかりしている業者を選びましょう。万が一、問題が発生した場合でも安心です。

根本的な対策:湿気対策と通気性の確保

一時的なカビ除去だけでなく、根本的な湿気対策と通気性の確保が重要です。

効果的な湿気対策

  • 床下換気扇の設置・強化:既存の小型扇風機では不十分です。強力な換気扇を設置し、常に床下を乾燥した状態に保ちましょう。必要に応じて、複数の換気扇を設置することも検討しましょう。
  • 防湿シートの全面施工:床下全体に防湿シートを施工することで、地面からの湿気の上昇を防ぎます。高性能な防湿シートを選びましょう。
  • 断熱材の敷設:断熱材を敷設することで、室内の温度変化による結露を防ぎます。グラスウールや発泡ウレタンなどの断熱材が効果的です。
  • 調湿材の活用:調湿効果のある建材を使用することで、床下の湿度を調整することができます。例えば、珪藻土や炭などの調湿材が効果的です。
  • 雨漏りのチェック:雨漏りが原因の場合は、屋根や外壁の修理が必要です。専門業者に点検してもらいましょう。

通気性の確保

  • 換気口の設置・清掃:床下に十分な換気口を確保し、定期的に清掃しましょう。 埃やゴミが詰まっていると換気効果が低下します。
  • 周囲の植栽の管理:家の周囲の植栽は、湿気をためやすいので、適切な管理が必要です。 特に、基礎部分に接している植物は注意が必要です。

堀コタツの対策

堀コタツもカビの温床になっている可能性が高いです。

  • 乾燥:堀コタツ内部を完全に乾燥させ、カビを徹底的に除去します。 乾燥剤を使用したり、天日干しをするのも有効です。
  • 防カビ剤の塗布:乾燥後、防カビ剤を塗布することで、カビの再発生を防ぎます。 木材の種類に適した防カビ剤を選びましょう。
  • 交換:カビがひどい場合は、交換を検討しましょう。 新しい堀コタツは、防カビ加工が施されたものを使用することをおすすめします。

まとめ

築25年和室の床下カビ問題は、湿気対策と通気性の確保が重要です。専門業者に依頼して適切な工事を行い、同時に、日頃から湿気対策を心がけることで、快適な住環境を取り戻せるでしょう。 費用は高額になる可能性がありますが、健康被害や建物の寿命を考えると、早めの対策が重要です。 複数の業者から見積もりを取り、慎重に業者を選び、安心して工事を進めてください。

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