築24年マンションの悪臭問題:原因究明と解決策、そして退去時の注意点

入居したばかりのマンションの部屋(メインが壁と風呂)の悪臭 1Kマンションに入居契約したのですが、部屋が臭すぎるためまだ一戸建ての実家にいます。 1風呂は、ドブ+腐敗臭か有機物臭(2とは少し異なる) 2部屋の壁はワキガのような加齢臭のような、有機物系の臭い 3押し入れは、酸味のある有機物の臭い そのため全体が臭いです 寝泊まり出来る状態ではないです。 ちなみに、入居時に壁紙張り替えと床の張り替えされてます。 1お風呂の排水溝は、水蓋を目視できました。それでも臭うことはあるのでしょうか?? 風呂場室内全体が臭いため、いまいち特定できません。 2体臭のような若干甘みのある臭いなので、壁紙の接着材?(アルデヒド系)とも考えたのですが、 実際にこれがアルデヒドの臭いですと解説されて嗅いだことがないので不明です。 3これは2を酸っぱくした臭いです。 実施したこと 1風呂場全清掃 2エタノール散布、ファブリーズ散布 3は2と同じ。消臭剤4つ置く。 結果は全て効果なし。 最悪のケース(孤独死等)も考えてはいたのですが、それが私の言っているような現状になることもあるのかも不明です。 不動産会社に連絡は間違いなくしますが、対処できなければ現状では住めません。 詳しい方、何が考えられますでしょうか?よろしくお願いします。 また現状回復出来ず退去する場合、一切のお金は戻らない(泣き寝入り)のでしょうか?? 「参考」 不動産会社との流れ。 5月末に予約した退去待ち物件でした。前入居者は6月半ばに退去、6月末に私が入居契約しました。 下見はしており、私の記憶では多少臭いとは思いましたが喚起や掃除でほぼなくなるだろうという程度でした。 下見の段階では壁紙工事はほぼ終わっていて、床はまだ新しいシートを張っていなかったです。 初の共同住宅でしたので見落としがちだったと思います。 尚、希望地区は震災の影響で共同住宅の空きがなく、たまたま退去待ちのところを紹介されました。 築24年鉄筋コンクリート造です。補足臭いはやはり壁紙の接着剤のようです。 その臭いが、風呂の天井にある出入り口の隙間などから少しずつ漏れてました。 天井の抜ける壁を抜いたところ、部屋の壁と同じ臭いが広がってました… 不快な甘さの臭いなのでアルデヒド系です。 ちなみに不動産屋はそれを見抜けず、排水溝ジェルを置いていきました… 部屋には市販されていない臭い取りジェルを(笑) いい加減ですね。 この臭い換気をしつつでも、どれくらい続くのでしょうか?

マンションの悪臭:原因の特定と対策

築24年のマンションで、入居後に深刻な悪臭問題に直面しているとのこと、大変お困りのことと思います。 壁紙と床の張り替え後も臭いが残るということは、原因がそれ以前の建物構造や、工事の不備にある可能性が高いです。 ご指摘の通り、壁紙の接着剤(特にアルデヒド系)や、下地処理の不備、前入居者の生活臭などが考えられます。 お風呂の臭いについては、排水管の詰まりや、配管の老朽化による腐敗臭も疑われます。 水蓋が目視できるからといって、臭いがしないとは限りません。配管内部に汚れが蓄積している可能性があります。

悪臭の原因を特定するためのステップ

1. 専門業者への依頼:まず、最も重要なのは、専門の臭気調査業者に依頼することです。 彼らは特殊な機器を使って臭いの原因物質を特定し、その発生源を特定することができます。 費用はかかりますが、原因不明のまま対策を続けるよりも、費用対効果が高いでしょう。

2. 臭いの詳細な記録:臭いの種類、強さ、場所、時間帯などを詳細に記録しましょう。 例えば、「午前中は弱いが、午後は強くなる」「湿度の高い日に臭いが強まる」といった情報も重要です。 写真や動画で記録することも有効です。

3. 不動産会社への報告:専門業者に調査を依頼する旨を不動産会社に伝え、調査結果に基づいて適切な対応を求めましょう。 現状を正確に伝え、写真や動画などの証拠を提示することで、よりスムーズな対応が期待できます。

4. 換気と空気清浄機:専門業者への依頼と並行して、換気と空気清浄機による対策を行いましょう。 窓を開けて換気するだけでなく、換気扇を適切に使用し、空気の循環を促すことが重要です。 高性能な空気清浄機を使用することで、臭いを軽減できる可能性があります。

具体的な悪臭対策と解決策

* 壁紙の接着剤:アルデヒド系の接着剤は、揮発性の高い物質を含んでおり、長期間にわたって臭いが残ることがあります。 換気だけでは完全に除去できない場合が多く、専門業者による対策が必要となる可能性があります。 場合によっては、壁紙の張替えが必要となるかもしれません。

* 排水管:お風呂の臭いは、排水管の詰まりや老朽化が原因の可能性があります。 高圧洗浄など、専門業者による排水管の清掃が有効です。 また、排水管の通気口の確認も重要です。

* カビ:湿気が多い場所では、カビが発生し、独特の臭いを発することがあります。 お風呂場だけでなく、壁や押し入れなども確認し、必要であればカビ対策を行いましょう。 市販のカビ取り剤を使用する場合は、必ず換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して安全に作業を行ってください。

* 前入居者の生活臭:前入居者の生活臭が残っている可能性もあります。 特に、ペットを飼っていた場合や、喫煙をしていた場合は、臭いが残留しやすいです。 専門業者による消臭作業が必要となる場合があります。

退去時の注意点

現状回復が不可能な場合、全額返金されない可能性があります。 しかし、入居前に存在していた瑕疵(欠陥)が原因で居住に支障がある場合、借主は損害賠償請求できる可能性があります。 専門業者による調査結果を証拠として、不動産会社と交渉する必要があります。 弁護士に相談することも検討しましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

築年数の古いマンションでは、経年劣化による臭いの発生が避けられません。 特に、排水管や壁内部の配管は、目に見えない部分なので、定期的な点検やメンテナンスが重要です。 今回のケースでは、壁紙の接着剤や排水管の老朽化が疑われますが、専門家の調査なしに自己判断で対策を行うのは危険です。 間違った対策を行うことで、かえって状況が悪化したり、健康被害を招く可能性もあります。 必ず専門業者に相談し、適切なアドバイスを受けてください。

まとめ

マンションの悪臭問題は、原因特定が困難な場合が多いです。 しかし、専門業者に依頼し、詳細な調査を行うことで、原因を特定し、適切な対策を行うことが可能です。 不動産会社との交渉においても、専門家の調査結果を証拠として提示することで、より有利に進めることができます。 諦めずに、適切な対応を検討してください。 悪臭が原因で居住に支障がある場合は、退去も視野に入れ、弁護士など専門家への相談も検討しましょう。 今回の経験を活かし、今後の物件選びでは、下見をより慎重に行い、臭いなどの問題点がないか確認することが重要です。

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