築24年、3階建て住宅の雨漏り原因究明と対策

先月、外壁塗装とコーキングの打ち直しをしました。三階建ての一戸建てです。本日、雨が降った際、三階で雨漏れで雫が落ちるような音がしたので探していたら、北側の1番奥の使っていな い部屋で雨漏れしていました…窓枠から二ヶ所です。お恥ずかしながら、三階はほぼ使用していなく、その窓枠からはキノコが…湿気も激しく壁紙も剥がれかけです。私はほぼ二階での生活で、外壁塗装の工事をする段階で雨漏れに気付けば良かったのですが、今更気付きました。しかし、コーキングも打ち直しているので、何故雨漏れしているのか不明です。屋根からでしょうか?我が家の屋根は、瓦とかではなく、建物自体が長方形で屋根部分は真っ平らです。業者さんに来ていただいて見てもらうのが1番なのですが、その前に少しでも自分達で見て回れたり、原因究明が出来ればと思いまして、質問させて頂きました。どなたかお詳しい方、宜しくお願いいたします。補足沢山のご回答、ありがとうございますm(__)m築24年です。先日、小雨が降りましたが雨漏れはしませんでした。かなりのザーザー降りでないと雨漏れしないみたいです…。写真を掲載しようと思いましたが補足からは出来ないんですね;ちなみに写真を撮ったとき気付いたのですが、窓枠付近の天上がカビ?みたいな少し黒く変色していました;

雨漏りの原因特定:まずは現状把握から

築24年の3階建て住宅で、外壁塗装とコーキングの打ち直し後にも関わらず、大雨の際に3階北側の窓枠から雨漏りが発生しているとのこと。 コーキングの打ち直し後も雨漏りするということは、コーキング以外の箇所に問題がある可能性が高いです。 キノコの発生や壁紙の剥がれ、天井のカビなどから、長期間にわたる湿気の影響が考えられます。 まずは、雨漏りの状況を詳細に把握しましょう。

1. 雨漏りの状況確認

* 雨漏りの場所:窓枠の2ヶ所とありますが、具体的にどの部分から漏れているのか、写真やスケッチで記録しましょう。
* 雨漏りの量:大雨の時のみ漏れるとのことですが、どの程度の量なのか(滴り落ちる程度か、流れ出る程度かなど)を記録します。
* 漏水経路:雨水が窓枠からどのように室内に侵入しているのか、経路をたどってみましょう。
* 周辺状況:窓枠周辺のシーリング状態、外壁の状態、窓の開閉状況などを確認します。
* 天井のカビ:カビの発生範囲、程度を記録し、写真撮影も重要です。これは雨漏りの範囲や程度を判断する上で重要な手がかりになります。

2. 雨漏りの可能性のある箇所

平屋屋根の住宅の場合、雨漏りの原因はいくつか考えられます。

* 窓枠の劣化:築24年経過しているため、窓枠の木材が腐食したり、シーリングが劣化している可能性があります。外壁塗装とコーキングの打ち直しは外壁の表面処理であり、窓枠内部の劣化までは対処できません。
* サッシの劣化:窓枠だけでなく、サッシ自体に隙間が生じている可能性も考えられます。特に、経年劣化によるゴムパッキンの劣化は雨漏りの原因になりやすいです。
* 屋根の排水経路:平らな屋根の場合、排水経路に問題があると、雨水が特定の場所に集中し、雨漏りを引き起こす可能性があります。排水溝の詰まりや、排水勾配の不足などが考えられます。
* 外壁の亀裂:外壁塗装時に発見できなかった小さな亀裂から雨水が浸入している可能性も否定できません。
* シーリングの施工不良:コーキングの打ち直しは行われたものの、施工不良や不適切な材料使用の可能性も考慮する必要があります。

専門家への相談:早めの対応が重要

ご自身で原因を特定しようと努力することは素晴らしいですが、雨漏りは放置すると建物に深刻なダメージを与えかねません。 特に、3階で使用していない部屋とはいえ、湿気による腐食やカビの繁殖は、建物の構造材にまで影響を及ぼす可能性があります。

1. 専門業者への依頼

雨漏り修理の専門業者に依頼し、原因を特定してもらうことが最善策です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

2. 専門業者への相談ポイント

* 雨漏りの状況を詳しく説明する(写真や動画があるとより正確な判断が可能です)。
* 築年数や過去の改修履歴を伝える。
* 気になる箇所を具体的に伝える。
* 見積もり内容を丁寧に確認する。

雨漏り対策:予防とメンテナンス

雨漏りを防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

1. 定期点検

* 少なくとも年に1回は、屋根、外壁、窓枠、サッシなどを点検しましょう。特に雨季の前後には念入りに点検することが重要です。
* 点検時に、小さな亀裂や劣化を発見したら、すぐに修理を行いましょう。小さな問題を放置すると、大きな問題に発展する可能性があります。

2. メンテナンス

* シーリングの定期的な打ち替え:シーリング材は経年劣化するため、定期的な打ち替えが必要です。一般的には5~10年が目安です。
* サッシのメンテナンス:サッシのゴムパッキンやレールなどを定期的に清掃・メンテナンスしましょう。
* 排水溝の清掃:屋根や外壁の排水溝は、定期的に清掃し、詰まりを防ぎましょう。

インテリアとの関連性:湿気対策と快適な空間づくり

雨漏りは建物の構造的な問題だけでなく、インテリアにも大きな影響を与えます。 湿気によるカビや腐食は、家具や建材を傷めるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。 雨漏り対策は、快適な住空間を保つためにも非常に重要です。

1. 湿気対策

* 除湿機を使用する:雨漏りしている部屋には、除湿機を設置し、湿気を除去しましょう。
* 換気をよくする:窓を開け放して、部屋の空気を入れ替えましょう。
* 吸湿材を使用する:除湿機と併用して、吸湿材を使用すると効果的です。
* 防カビ・防ダニ対策:カビやダニの繁殖を防ぐため、定期的に掃除を行い、防カビ・防ダニ剤を使用しましょう。

2. インテリア選び

湿気に強い素材の家具や建材を選ぶことが重要です。 例えば、木材の場合は、防腐処理された木材を使用しましょう。 また、通気性の良い家具を選ぶことも効果的です。

まとめ

雨漏りは放置すると大きな問題に発展する可能性があります。 早急に専門業者に相談し、原因を特定し、適切な修理を行うことが重要です。 そして、定期的な点検とメンテナンスによって、雨漏りを予防し、快適な住空間を保ちましょう。 インテリア選びにおいても、湿気対策を考慮した選択をすることで、より快適な生活を送ることができます。

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