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家の中に動物がいる!まず確認すべきこと
築23年の物件で、しかも屋根裏に開口部がある状態では、ネズミやハクビシン、アライグマ、野良猫など様々な動物が侵入している可能性があります。 まずは、動物の種類を特定することが重要です。 鳴き声や足音だけでは特定が難しい場合も多いので、以下の点を注意深く観察してみましょう。
1. 動物の種類の特定
* 足音: 小さくて素早い足音はネズミの可能性が高いです。 大きくて重たい足音はアライグマやハクビシンかもしれません。猫の場合は、走り回る音に加え、爪とぎの音も聞こえる可能性があります。
* 鳴き声: 猫は「ミャー」だけでなく、「キュー」や「ニャー」など様々な鳴き声を発します。 ネズミは「キーキー」といった甲高い鳴き声を発することが多いです。アライグマやハクビシンは、夜間に「キーキー」や「クークー」といった鳴き声を発することがあります。
* 糞: 動物の糞は種類によって形状や大きさが異なります。 写真に撮って、専門家に確認してもらうのも有効です。
* 足跡: 床や埃っぽい場所に足跡が残っていないか確認してみましょう。
2. 動物の侵入経路の特定
動物は、小さな隙間や穴から侵入します。 屋根裏の開口部以外にも、壁の亀裂、床下の隙間、換気扇など、侵入経路になりそうな場所をくまなくチェックしましょう。 特に、リフォーム中断中に放置されていた期間に、新たな隙間ができていないか確認することが重要です。
動物駆除の相談先
動物の種類が特定できたら、適切な相談先を選びましょう。
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1. 動物の種類と相談先
* 猫: 野良猫の場合は、地域猫活動をしている団体や動物愛護団体に相談するのが良いでしょう。 捕獲器を使って捕獲し、適切な場所に移動させるなどの対応をしてくれます。 子猫がいる場合は、母猫と子猫を一緒に保護する必要があります。
* ネズミ、ゴキブリなどの害虫: 市町村の環境衛生課や、専門の害虫駆除業者に相談しましょう。
* アライグマ、ハクビシンなど特定外来生物: 専門業者に駆除を依頼する必要があります。 自治体によっては、捕獲に補助金が出る場合がありますので、確認してみましょう。
* その他: 動物の種類が特定できない場合は、動物病院や、市町村の環境衛生課などに相談してみましょう。
2. 具体的な相談方法
* 市町村の環境衛生課: 電話で相談し、状況を説明しましょう。 動物の種類や侵入経路、駆除方法についてアドバイスをもらえます。
* 動物愛護団体: ウェブサイトや電話で相談できます。 地域猫活動をしている団体であれば、野良猫の捕獲や移動について相談できます。
* 害虫駆除業者: インターネットで検索したり、電話帳で探したりして、業者を選びましょう。 見積もりを取ってから依頼しましょう。
* 専門業者: アライグマやハクビシンなど特定外来生物の駆除は、専門業者に依頼する必要があります。
DIYでの駆除は危険!専門家に依頼しよう
動物を自分で駆除しようとすると、動物を傷つけたり、逆に自分自身を危険にさらしたりする可能性があります。 特に、アライグマやハクビシンは、狂犬病などの感染症を媒介する可能性があるため、素人が安易に駆除を試みるのは危険です。
専門業者に依頼するメリット
* 安全: 専門業者は、安全に動物を捕獲・駆除するための知識と技術を持っています。
* 確実: 動物を確実に駆除し、再侵入を防ぐための対策を講じます。
* 安心: 専門業者に依頼することで、安心して引っ越し準備を進めることができます。
屋根裏の開口部を塞ぐリフォーム
動物の侵入を防ぐためには、屋根裏の開口部を塞ぐことが重要です。 リフォームを中断している間に動物が侵入したということは、開口部がそのままになっていることが原因と考えられます。 リフォーム業者に相談し、開口部を適切に塞いでもらうようにしましょう。 この際、通気性を確保するための換気口などを設置する必要があります。
まとめ:安心安全なマイホームを実現するために
築年数の古い住宅では、動物の侵入リスクが高まります。 動物の侵入に気づいたら、すぐに適切な相談先を見つけ、専門家の力を借りましょう。 安全に、そして確実に問題を解決することで、安心してマイホームでの生活を始められるようにしましょう。 今回の経験を活かし、今後のリフォームにおいても、動物の侵入を防ぐ対策をしっかりと行うことが重要です。