築22年賃貸マンションの壁から漂う異臭…原因と対策、賃貸における注意点

築22年の賃貸マンションです。壁から腋臭のようなにおいがするため、業者を呼んでとりあえず壁紙をはがしてもらいました。 業者が見に来た時は、匂いもそこまできつくなく正直そんなに臭いませんと言われたのですが 日によって臭い方が違うのでとにかく原因をということでここまでこぎ着けたのですが。 壁紙のにおいならば、2日もすれば臭わなくなると思うのですが 未だに、臭います。 ボードの裏にカビが発生しているのではないかと素人ながらに思っています。 両隣に家があるため、カビは考えにくいと言われましたが どうしても臭うのです。 トイレのかべ、洗面所の壁の臭いとは明らかに違うのです。 家に置いていた布製の鞄が外に持っていくと、カビ臭くなってしまいます。 壁紙をはがしても匂いが止まらなければ、ボードを一部開けてみますと言っていましたが そこに何か原因があった場合、どう対処するのでしょうか 賃貸なのでどうなるのでしょう こんな経験ある方、ご意見お願いします。補足参考になるご意見ありがとうございます。 管理会社のリフォーム担当は一部分壁に穴をあけて探すと言っていたので何とか解決できるといいのですが。 ちなみに、壁は確かGLと言っていました。

築22年賃貸マンションの壁から漂う異臭の原因究明

築22年の賃貸マンションで、壁から腋臭のような臭いがする、という深刻な問題を抱えているとのこと、大変お困りのことと思います。壁紙を剥がしても臭いが残る、鞄にも臭いが移るなど、状況から見て、単なる壁紙の問題ではなく、壁内部に原因がある可能性が高いと考えられます。

臭いの原因の可能性

まず考えられるのは、ご指摘の通り壁内部のカビです。GLボードの裏側などに、湿気によってカビが発生し、それが臭いの原因となっている可能性があります。隣家との間隔が狭くても、結露や漏水などによって、壁内部にカビが発生することは十分に考えられます。

次に考えられるのは、下地材の腐敗です。長年経過した建材は、経年劣化によって腐敗し、独特の臭いを発することがあります。特に、湿気がこもりやすい場所では、腐敗が進行しやすくなります。

さらに、排水管の漏水も可能性としてあります。壁内部に排水管が通っている場合、その管から漏水が発生し、壁材を腐敗させ、臭いの原因となることがあります。

そして、施工不良も考えられます。建築時の施工不良によって、壁内部に異物が残っていたり、通気が不十分であったりすることが、臭いの原因になっている可能性があります。

鞄に臭いが移る理由

鞄に臭いが移るということは、臭いの原因物質が揮発性が高いことを示唆しています。カビであれば、胞子が空気中に拡散し、鞄に付着することで臭いが移る可能性があります。

壁内部の調査と対策

管理会社が壁の一部を開けて調査するとのことですが、その際にどのような状況が考えられるか、そして、それぞれの状況における対処法を説明します。

壁内部の調査

調査では、まずGLボードの状態を確認します。GLボードとは、石膏ボードの一種で、湿気やカビに弱い性質があります。ボードにカビが生えていたり、腐敗していたりする場合は、その部分を交換する必要があります。

さらに、断熱材の状態も確認します。断熱材にカビが生えていたり、湿気が溜まっている場合は、断熱材の交換や乾燥が必要です。

そして、配管の状態も確認します。配管に漏水があれば、修理が必要です。

賃貸における対処法

賃貸物件の場合、修理費用は大家さんまたは管理会社が負担するのが一般的です。ただし、借主の過失によって損傷が生じた場合は、借主が費用を負担する場合があります。今回のケースでは、借主の過失とは考えにくいので、大家さんまたは管理会社に修理費用を負担してもらうよう交渉しましょう。

具体的な対応手順

1. **管理会社への連絡:** 現状を改めて報告し、調査と修理を依頼します。写真や動画で状況を記録しておくと、交渉がスムーズに進みます。
2. **調査結果の確認:** 調査結果を丁寧に確認し、原因と修理方法について説明を受けましょう。不明な点は積極的に質問しましょう。
3. **修理方法の決定:** 修理方法について、管理会社と合意します。修理期間や生活への影響についても確認しておきましょう。
4. **修理費用負担の確認:** 修理費用は大家さんまたは管理会社が負担する旨を確認しましょう。書面で確認しておくと安心です。
5. **修理後の確認:** 修理が完了したら、臭いが完全に消えているかを確認します。もし臭いが残る場合は、再度管理会社に連絡しましょう。

専門家の意見

このような問題は、建築士や不動産管理の専門家に相談することで、より的確なアドバイスを得ることができます。専門家は、原因の特定から適切な対策、そして賃貸契約における権利義務まで、幅広い知識と経験に基づいて対応してくれます。

臭い対策の応急処置

修理が完了するまでの間、臭いを軽減するための応急処置として、以下の方法を試すことができます。

* **換気:** 部屋の窓を開けて、十分に換気を行う。
* **消臭剤:** 市販の消臭剤を使用する。カビ取り効果のある消臭剤も効果的です。ただし、原因を特定するまでは、根本的な解決にはなりません。
* **空気清浄機:** 空気清浄機を使用することで、臭いの拡散を防ぎ、空気の質を改善できます。
* **脱臭剤:** 活性炭などの脱臭剤を使用する。

まとめ

築22年の賃貸マンションの壁からの異臭問題は、深刻な問題ですが、適切な調査と対応によって解決できる可能性が高いです。管理会社と連携し、原因究明と修理を進めていきましょう。専門家の意見を参考にしながら、安心して暮らせる環境を取り戻してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)