築20年木造アパートの防カビ・防虫対策徹底ガイド

カビと虫が大量発生 2DKの木造建築、築20年くらいのアパート。 住んで半年です。 一人暮らしであまり掃除は得意ではなく苦痛ですが、なんとかまあまあのきれいさを保ってきました。 この前、約1ヶ月の里帰りから帰ってくると、まず壁にかけていたジャンパーにカビが生えているのを発見。 また、二つの押し入れのうち、扉を閉めていたほうの壁と中のものにカビが。 中のものは鞄や、画材、空き箱などいろいろいれていました。 色が黒いものは、うっすら灰色の斑点が確認できたので捨てました。 色が白いものはとくになにも見えなかったのでとっておきましたが、見えないだけでやられているような気がします。 靴箱もやられて、古い汚い靴はビッシリカビが生えてました。 また、木製のドア、本棚のラックにもちょこちょこ… もう1つ、風呂場の近くに木製ラックをおいて、歯ブラシやカミソリ、掃除用品やドライヤーをおいているのですが、そこに白い小さな小さな、よくよく見ないとわからない虫が大量発生していたのです。 しかも、それはおいてあるもの1つ1つにビッシリ群がっているのです。 慌てて全て水洗いし、アルコール除菌し、ラックにもアルコールを振りかけましたが、まだちょこちょこ出てきます。 途方に暮れてしまいます。 家を出る時は、換気扇だけまわしてあとは対策なし… これからはタンスのドアは開けて、部屋のドアもあけて、乾燥剤を置こうと思います。 虫のほうはどうすればよいか…多少汚くしていた所ですが、そんな所は数多くあるわけで、神経が参ってしまいます。 ノイローゼみたくアルコール除菌が手離せません。 どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。

カビと虫の大発生!その原因と対策

築20年の木造アパートでカビと虫が発生しているとのこと、大変お困りのことと思います。まずは落ち着いて、具体的な原因と対策を一緒に考えていきましょう。 長期間の不在による湿気、通風の悪さ、そして収納物の管理がカビと虫の発生を招いた可能性が高いです。 ご自身の掃除への苦手意識も、状況を悪化させてしまった要因の一つかもしれません。しかし、ご安心ください。適切な対策を行うことで、状況は改善できます。

カビ発生の原因と対策

カビは湿気と有機物を栄養源として繁殖します。今回のケースでは、以下の要因が考えられます。

  • 長期間の換気不足:1ヶ月間の不在で、部屋全体の湿度が上がり、カビの繁殖に最適な環境が作られました。
  • 通風の悪さ:押し入れや靴箱など、通気性の悪い場所にカビが発生しやすいです。特に扉を閉めていた押し入れは、湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすい環境でした。
  • 収納物の管理:鞄や画材、空き箱など、通気性の悪いものや、すでにカビていた可能性のあるものを収納していたことも原因の一つです。古い靴などもカビの温床になりやすいです。
  • 建物の老朽化:築20年の木造建築は、壁の断熱性や気密性が低く、結露が発生しやすいため、カビの発生リスクが高くなります。

具体的なカビ対策

  • 徹底的な清掃:カビを発見した箇所は、カビ取り剤を使用して丁寧に清掃しましょう。特に、壁や押し入れの奥など、普段掃除しにくい箇所は念入りに清掃することが重要です。 カビ取り剤を使用する際は、必ず換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して、肌への刺激を防ぎましょう。 ひどい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
  • 換気:こまめな換気はカビ対策の基本です。特に、梅雨時期や雨上がりは、窓を開けて換気を心がけましょう。 換気扇も効果的に活用しましょう。 サーキュレーターなどを活用して、部屋全体の空気を循環させるのも効果的です。
  • 除湿:除湿機を使用したり、乾燥剤を置くことで、室内の湿度を下げ、カビの発生を防ぎます。 特に、押し入れやクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿剤や乾燥剤を置くことをお勧めします。
  • 収納方法の見直し:通気性の良い収納ケースを使用したり、収納する前に物を乾燥させたりすることで、カビの発生を防ぎます。 衣類などは、収納前にしっかり乾燥させ、防虫剤と併用すると効果的です。
  • 定期的な清掃:カビの発生を防ぐためには、定期的な清掃が不可欠です。週に一度は、掃除機をかけたり、拭き掃除をするなど、こまめな清掃を心がけましょう。

虫の大発生の原因と対策

白い小さな虫は、おそらく衣類などの繊維を食べる害虫(衣類害虫)です。 ヒメカツオブシムシやイガなど可能性があります。 湿気のある場所に発生しやすいので、カビ対策と同様に、湿気対策が重要になります。

具体的な虫対策

  • 徹底的な清掃:虫の発生源となるゴミや汚れを徹底的に除去しましょう。 ラックだけでなく、周辺の床や壁なども清掃し、虫の隠れ家を取り除くことが重要です。掃除機で吸い取り、その後、アルコール除菌スプレーで殺菌・消毒しましょう。
  • 乾燥:湿気を好む虫なので、乾燥させることが重要です。 除湿機を使用したり、乾燥剤を置いたりすることで、虫の発生を防ぎます。 収納する衣類なども、よく乾燥させてから収納しましょう。
  • 防虫剤:防虫剤を使用することで、虫の発生を防ぎます。 天然成分の防虫剤を使用するのも良いでしょう。 ただし、小さなお子さんやペットがいる場合は、安全性を確認してから使用しましょう。
  • 定期的な点検:定期的に、収納物や家具をチェックし、虫の発生がないか確認しましょう。 早期発見することで、被害を最小限に抑えることができます。
  • 専門家への相談:状況が改善しない場合は、害虫駆除業者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対策を行うことができます。

まとめ:継続的な対策が重要

カビと虫の発生は、一度に完全に解決するのではなく、継続的な対策が重要です。 今回ご紹介した対策を参考に、日頃からこまめな清掃と換気を心がけ、湿気を溜めないように注意することで、快適な住環境を保ちましょう。 掃除が苦手とのことですが、少しずつでも良いので、継続することで、徐々に慣れていくはずです。 必要であれば、掃除代行サービスなどを利用するのも良いでしょう。 大切なのは、清潔な環境を保つことで、心身ともに健康な生活を送ることです。 もし、精神的に辛い場合は、専門機関への相談も検討してください。

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