築20年住宅の窓からの騒音トラブル:西側窓の振動音の原因と対策

サッシについて質問です。築20年位の二階建て住宅ですが、最近外壁の改装工事をしました。その工事後から、二階の西側の窓の騒音で眠れません。工事以前は何も音がしなかったはずなのですが、強風(ビューと部屋の中から風の音が聞こえる位)で上の窓枠辺りからヴゥーンと振動する音が聞こえます。最近になりヴゥーガガガッと激しい音に変わってきました。工事した人に再度見てもらい、窓枠が傾いていてセメントを詰めたとか何とかでしたが何も変わりません。工事中家の壁がポロポロ落ちてきたりぬいぐるみが落ちて来るほど衝撃があったこともあり不安になりました(;^_^A サッシについて詳しい方おられたら原因として考えられることを教えていただきたいです(>人<)

外壁工事後の窓からの騒音:原因究明と解決策

築20年の二階建て住宅で、外壁工事後に西側の窓から騒音が発生するようになったとのこと。強風時に窓枠から「ヴゥーン」という振動音が聞こえ、それが「ヴゥーガガガ」という激しい音に変化したとのことです。工事中、壁が崩落するほどの衝撃があったことも不安材料となっています。 この問題の原因を特定し、解決策を探るために、考えられる原因を一つずつ検証していきます。

考えられる原因1:サッシの劣化と風の影響

築20年という年月を経たサッシは、経年劣化により、気密性や防水性が低下している可能性があります。特に西側の窓は、直射日光による熱の影響を受けやすく、サッシの枠やガラスの歪み、パッキンの劣化などが進行している可能性が高いです。強風によって、劣化が進んだサッシに風が入り込み、共鳴現象を起こして「ヴゥーン」という振動音が発生していると考えられます。「ヴゥーガガガ」という激しい音への変化は、サッシの破損や部品の緩みが進行したことを示唆している可能性があります。

対策:

  • サッシの点検と修理:専門業者にサッシ全体の点検を依頼し、劣化している部分(パッキン、枠の歪み、ガラスの破損など)を特定します。必要に応じて、パッキンの交換、枠の調整、ガラスの交換などの修理を行います。特に、窓枠の傾きについては、セメント充填だけでは根本的な解決にならない可能性があります。専門家による適切な補修が必要です。
  • 防風対策:窓に防風テープや防音シートなどを貼ることで、風の侵入を軽減し、騒音を抑制することができます。ただし、これは一時的な対策であり、根本的な解決にはなりません。
  • サッシの交換:劣化が著しい場合は、サッシ全体の交換を検討する必要があります。高気密・高断熱のサッシに交換することで、騒音問題だけでなく、断熱性や気密性の向上も期待できます。

考えられる原因2:外壁工事の影響

外壁工事によって、窓枠周辺の構造に影響が出た可能性があります。工事中の衝撃によって、窓枠が歪んだり、サッシと壁の接合部に隙間が生じたりしたことが考えられます。特に、壁が崩落するほどの衝撃があったとのことなので、この可能性は非常に高いです。

対策:

  • 窓枠周辺の点検:専門業者に窓枠周辺の構造を点検してもらい、歪み、隙間、緩みなどがないかを確認します。必要に応じて、補修工事を行います。特に、窓枠と壁の接合部には、適切なシーリング材を使用する必要があります。
  • 工事業者への責任追及:工事中の衝撃によって被害が発生した場合は、工事業者に責任を問うことができます。工事契約書の内容を確認し、必要に応じて弁護士に相談しましょう。

考えられる原因3:その他の可能性

上記以外にも、以下の可能性が考えられます。

  • 建物の老朽化:築20年経過しているため、建物の構造自体に老朽化が進んでいる可能性があります。特に、窓枠周辺の構造材の劣化が原因で、騒音が発生している可能性があります。
  • 周辺環境の変化:近隣に新しい建物が建設されたり、道路の改修が行われたりすることで、風の流れが変化し、騒音が発生するようになった可能性があります。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、外壁工事中の衝撃による窓枠の損傷が最も疑わしいです。壁が崩落するほどの衝撃は、窓枠にも大きな負担がかかったことを示唆しています。セメント充填だけでは、歪んだ窓枠を元に戻すことはできません。専門業者による精密な調査と適切な補修工事が不可欠です。また、工事業者には、工事中の損害に対する責任を問うべきです。

解決へのステップ

1. **専門業者への依頼:** サッシ、窓枠、外壁の専門業者に点検を依頼し、原因を特定します。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
2. **原因特定と対策計画:** 点検結果に基づき、具体的な対策計画を立てます。修理、交換、補修など、費用対効果を考慮した最適な方法を選択します。
3. **工事業者との交渉:** 工事中の衝撃が原因だと判明した場合、工事業者と交渉し、修理費用などの負担について話し合います。必要に応じて、弁護士に相談することも検討しましょう。
4. **騒音対策の実施:** 対策工事が完了したら、騒音レベルを確認します。問題が解決しない場合は、再度専門業者に相談しましょう。

まとめ

西側の窓からの騒音問題は、サッシの劣化、外壁工事の影響、建物の老朽化など、様々な原因が考えられます。まずは専門業者に点検を依頼し、原因を特定することが重要です。原因が特定できれば、適切な対策を講じることで、騒音問題を解決できる可能性が高いです。 工事業者との交渉も必要となる場合があるので、証拠をしっかり残しておくことも重要です。

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