築20年以上和室8畳の床リフォーム:畳 vs フローリング、費用と最適な選択

築20年以上、和室8畳の床のリフォームの値段と使用について 子供部屋として使っている和室の畳が大分劣化しておりまして、現在コルクマットを使用して3年経とうとしています。コルクマットにも限界が来ており、床をどうしたらよいのか迷っていました。絨毯を敷くのはダニや子供の消しゴムカスが気になるので躊躇しており、敷くだけのフローリングもピンと来ません。それでどうせなら新規畳で取り替えるか、和室使用のフローリングにリフォームするか迷っています。 ただ、新規畳も結構値段がするようですし、日当たりの良い部屋なので、余り年数が持つ気がしません。この場合、お勧めはフローリングに変えることでしょうか? 値段的には安く済んだほうが良いのですが・・・。コストパフォーマンスで考えると、どうでしょう? もしくは他に何か良いアドバイスがあればお願いいたします。(大掛かりなセルフリフォームは考えておりません。)

築20年以上の和室リフォーム:畳とフローリングの比較

築20年以上経過した和室8畳の床リフォームをご検討中とのこと、現状のコルクマットにも限界を感じ、畳の交換かフローリングへのリフォームでお悩みですね。お子様部屋として使用されているとのことですので、清潔感と耐久性、そして費用対効果を考慮した選択が重要になります。

畳のリフォーム:費用と耐久性

畳の表替え、半畳替え、そして畳そのものの交換など、選択肢は様々です。表替えは最も費用が安く済みますが、畳床の状態によっては交換が必要になる場合もあります。日当たりの良い部屋とのことですので、畳の寿命は短くなる可能性があります。紫外線による日焼けや乾燥で畳が傷みやすく、3~5年で表替えが必要になるケースもあります。

  • 表替え:最も安価ですが、畳床の状態によっては交換が必要になる可能性があります。
  • 半畳替え:一部の畳を交換する方式で、費用は表替えより高くなります。
  • 畳交換:畳床も含めて全て交換する方式で、最も高価ですが、耐久性も高くなります。

費用は、畳の種類や施工業者によって大きく異なりますが、表替えで1畳あたり5,000円~10,000円、交換で1畳あたり15,000円~30,000円程度が相場です。8畳の場合、表替えで40,000円~80,000円、交換で120,000円~240,000円といった費用を見込む必要があります。

フローリングリフォーム:費用とメリット

フローリングリフォームは、畳を撤去し、新しいフローリングを施工する工事です。費用は畳の交換よりも高額になる傾向がありますが、耐久性やメンテナンスの容易さ、デザイン性の多様さといったメリットがあります。

  • 耐久性:適切な施工とメンテナンスを行うことで、長期間にわたって使用できます。
  • 清掃性:掃除機や拭き掃除が容易で、ダニやゴミの繁殖を防ぎやすいです。
  • デザイン性:様々なデザイン、素材、色から選ぶことができます。
  • 防音性:遮音性の高いフローリング材を選ぶことで、防音効果を高めることができます。

費用は、使用するフローリング材の種類や下地処理の必要性、施工面積などによって大きく変動しますが、8畳の場合、材料費と施工費を合わせて30万円~50万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

コストパフォーマンスと最適な選択

費用面を重視するならば、畳の表替えが最も安価です。しかし、日当たりの良い部屋で、頻繁な表替えが必要になることを考えると、長期的にはコストパフォーマンスが低い可能性があります。

一方、フローリングリフォームは初期費用が高額ですが、耐久性が高く、メンテナンスも容易なため、長期的なコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。お子様部屋として使用されることを考えると、清掃性や耐久性、そして安全性も考慮するとフローリングの方が適していると言えるでしょう。

その他のおすすめとアドバイス

大掛かりなセルフリフォームは避けたいとのことですが、既存の畳の上にフローリングを施工する「重ね張り」という方法も検討できます。これは、既存の畳を撤去せずに、その上に直接フローリングを施工する方法で、費用を抑えることができます。ただし、床の高さが上がることや、既存の畳の状態によっては施工できない場合もあるため、事前に専門業者に相談することが重要です。

また、フローリングの種類も様々です。無垢材は自然な風合いと高い耐久性を持ちますが、価格が高めです。合板フローリングは価格が比較的安価で、メンテナンスも容易です。複合フローリングは、無垢材と合板の良い点を組み合わせた素材で、耐久性と価格のバランスが良いです。

さらに、防音性や断熱性を考慮したフローリング材を選ぶことも重要です。小さなお子様がいらっしゃる場合は、防音性に優れたフローリング材を選ぶことで、騒音問題を軽減できます。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田先生に意見を伺いました。「お子様部屋として使用するなら、フローリングがおすすめです。清掃性が高く、アレルギー対策にも有効です。ただし、フローリングの種類によって、足触りや温かさ、耐久性が異なりますので、ご家族のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが重要です。」

まとめ

築20年以上の和室8畳のリフォームにおいて、畳とフローリング、どちらを選択するかは、費用、耐久性、メンテナンス性、そしてデザイン性を総合的に考慮する必要があります。日当たりの良い部屋で、お子様部屋として使用されることを考えると、長期的なコストパフォーマンスと生活の快適性を考慮し、フローリングへのリフォームが最適な選択肢と言えるでしょう。重ね張りやフローリングの種類、防音性なども考慮し、専門業者に相談しながら、最適なプランを選んでください。

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