築20年以上の木造アパートにムカデが出現!侵入経路と対策を徹底解説

ムカデが出ました。頭も体も足も黒く体長約10㎝。10年住んで初です。築20年以上の木造アパート2F角部屋。日当たり良好です。居住地は山が近くにありますが、山のすぐふもとではありません。アパートの周辺は、【玄関側】駐車場(砂利)に木が2~3本生えている。【外壁に面した側】駐輪場の脇に低い木。こちらは年中日陰。【ベランダ側】空き地。雑草が生い茂る。部屋に餌になるような虫は発生していません。ゴキブリは昨年越してきた隣人が連れてきたようで、最近見かけるようになりました。ホイホイで駆除しています。ムカデはどこから入ってきたと思われますか?あと侵入してきた理由ももし分かるようでしたら教えていただけたらと思います。回答よろしくお願いします。

10年ぶりのムカデ出現!その侵入経路と理由を徹底調査

築20年以上の木造アパート2階角部屋にお住まいの方から、体長約10cmの黒いムカデが出現したというご相談です。10年間住んで初めてのことで、驚きと不安を感じていることと思います。 日当たり良好で、部屋の中に餌となる虫はいないとのことですが、ゴキブリは隣家からの侵入で発生しているようです。 ムカデの侵入経路と理由を、周辺環境の情報も踏まえて詳しく見ていきましょう。

ムカデの侵入経路の可能性

ムカデは、隙間があればどこからでも侵入してきます。特に、築年数の経った木造住宅は、壁や床、窓枠などに隙間ができやすく、ムカデの侵入経路になりやすいです。

  • 窓枠やサッシの隙間: 古い建物の窓枠は、経年劣化により隙間が生じている可能性があります。特に、サッシと枠の間に隙間があれば、ムカデは容易に侵入できます。
  • 壁の亀裂や穴: 外壁に小さな亀裂や穴があれば、そこから侵入する可能性があります。特に、基礎部分や配管周りなどは注意が必要です。
  • 排水口: 排水口から侵入することもあります。排水管の接続部分などに隙間があれば、ムカデは容易に侵入できます。
  • 通気口: 換気のために設けられた通気口も、ムカデの侵入経路になり得ます。網戸がついていても、小さな隙間から侵入することがあります。
  • 玄関ドアの隙間: 玄関ドアの隙間からも侵入する可能性があります。ドアの下部や、ドアと枠の間に隙間があれば、注意が必要です。

今回のケースでは、特に以下の点が侵入経路として考えられます。

* ベランダ側の空き地: 雑草が生い茂る空き地は、ムカデの生息に適した環境です。空き地とベランダの間に隙間があれば、そこから侵入した可能性が高いです。
* 外壁に面した側の駐輪場: 日陰で湿気が多い駐輪場は、ムカデが好む環境です。低い木があることから、土壌の湿り気が高まっている可能性があります。壁と駐輪場の間に隙間があれば、侵入経路となりえます。

ムカデが侵入してきた理由

ムカデは、餌となる昆虫を求めて移動します。ゴキブリの発生は、ムカデにとって魅力的な環境と言えるでしょう。隣家からのゴキブリの侵入は、ムカデを誘引する要因の一つと考えられます。

さらに、ムカデは湿った場所を好みます。築年数の古い木造住宅は、湿気がこもりやすい傾向があります。特に、雨漏りや結露などによって湿気が高まっている場所では、ムカデの生息に適した環境となります。

また、周辺環境も考慮する必要があります。

* 駐車場の木: 木の根元は湿りやすく、ムカデの隠れ家になります。
* 空き地: 雑草が生い茂る空き地は、ムカデの隠れ家や餌場となります。

ムカデ対策:侵入を防ぎ、安心安全な住まいを確保

ムカデの侵入を防ぐためには、以下の対策が有効です。

1. 侵入経路の遮断

  • 窓枠やサッシの隙間を埋める: 隙間テープやパテなどで隙間を埋めてください。ホームセンターなどで簡単に購入できます。
  • 壁の亀裂や穴を補修する: 小さな亀裂や穴は、セメントやコーキング剤で補修しましょう。
  • 排水口の防虫対策: 排水口に排水口用の防虫ネットを設置しましょう。定期的に掃除することも重要です。
  • 通気口に網戸を設置する: 通気口に細かい網目の網戸を設置することで、ムカデの侵入を防ぐことができます。
  • 玄関ドアの隙間を埋める: ドアの下部などに隙間があれば、隙間テープなどで埋めてください。

2. 住環境の改善

  • 部屋の湿気を減らす: 除湿機を使用したり、換気をこまめに行ったりすることで、部屋の湿気を減らし、ムカデの生息に適さない環境を作ります。
  • ゴキブリ対策を徹底する: ゴキブリはムカデの餌となるため、ゴキブリ対策はムカデ対策にも繋がります。ゴキブリホイホイだけでなく、バルサンなどの燻煙剤も有効です。
  • ベランダや周辺の清掃: ベランダや周辺の雑草を刈り、ゴミを放置しないようにすることで、ムカデの隠れ家や餌場を減らすことができます。

3. 専門業者への相談

自分で対策してもムカデが出現する場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、建物の状況を的確に判断し、適切な対策を提案してくれます。

まとめ

ムカデの侵入は、住まいの安心感を大きく損なうものです。今回ご紹介した対策を参考に、ムカデの侵入を防ぎ、快適な生活を送ってください。 それでも不安が残る場合は、専門業者への相談も検討しましょう。

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