築20年マンションの湿気とカビ対策:健康被害を防ぐための徹底ガイド

3ヶ月前に、とあるマンション(3階建ての、鉄骨構造、1階の部屋)に、越してきました。築20年くらいで、結構古いです。湿気やホコリのが溜まりやすく、部屋にすぐカビが生えます。前住んでいたマンションの9階の部屋では、カビなんて無縁でした。なので、こんなにカビが生える物なのかと驚きだし、カビに対してもあまり知識が無いので、どうしたらいいかわかりません。それで、本題ですが、2ヶ月前くらいから、喉の痛みが続いています。風邪ではなさそうで、多分、カビやホコリのせいだと思っています。ルームメイトもいますが、その人は、喉の痛みに加え、よくわかりませんが頭の血管が締め付けられてる感じがある、と言っています。カビって、脳にも入っていくと聞いたので怖くてたまりません。誰か詳しい方回答お願いしますm(__)m

築20年マンションとカビ問題:原因と対策

築20年のマンション、特に1階のお部屋は、湿気やカビの問題を抱えやすい環境です。高層階に比べて地盤からの湿気が上がってきやすく、鉄骨構造の場合、結露も発生しやすい傾向があります。 以前のお住まいが9階だったことから、カビ問題の深刻さを痛感されていることと思います。 喉の痛みや頭痛といった症状も、カビによる健康被害の可能性があります。まずは、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。

カビ発生の原因を特定する

カビが発生する主な原因は、以下の通りです。

  • 高い湿度:湿度はカビの繁殖に最適な環境です。特に梅雨時期や、換気が不十分な場合、湿気がこもりやすくなります。
  • 結露:窓や壁などに結露が発生すると、カビの温床となります。鉄骨造のマンションは、特に結露しやすい傾向があります。
  • 通風の悪さ:換気が悪いと、湿気やホコリが溜まり、カビが発生しやすくなります。
  • 清掃不足:定期的な清掃を行わないと、ホコリや汚れがカビの栄養源となります。
  • 建物の老朽化:築年数の経過とともに、建物の防水性能が低下し、湿気が侵入しやすくなります。

具体的なカビ対策

カビ対策は、以下の3つのステップで進めていきましょう。

1. 湿気対策

  • 換気:こまめな換気が最も重要です。窓を開けて自然換気を行うか、換気扇を効果的に使用しましょう。特に、浴室やキッチンは換気を徹底してください。24時間換気システムがあれば、適切に稼働させてください。
  • 除湿:除湿機を使用することで、室内の湿度を下げることができます。梅雨時期や、特に湿気の多い時期は、除湿機をフル稼働させることをおすすめします。エアコンの除湿機能も有効活用しましょう。
  • 乾燥剤:クローゼットや押し入れなどに乾燥剤を置くことで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。
  • 湿気対策グッズの活用:珪藻土マット、調湿剤入り壁紙など、湿気を吸収する効果のあるインテリアグッズも活用してみましょう。

2. カビの除去と清掃

  • カビを発見したら、すぐに除去:カビを発見したら、放置せずにすぐに除去しましょう。重曹水や市販のカビ取り剤を使用し、丁寧に拭き取ります。頑固なカビは、専門業者に依頼するのも一つの方法です。
  • 定期的な清掃:定期的に掃除機をかけ、ホコリや汚れを取り除きましょう。特に、窓枠や壁の隅などは、カビが発生しやすい場所なので、念入りに清掃してください。掃除機だけでなく、マイクロファイバークロスなどを使用し、丁寧に拭き掃除を行うことも効果的です。
  • 家具の配置:家具を壁にぴったり付けず、空気の通り道を確保しましょう。家具の裏側にもカビが発生しやすいので、定期的に確認し、清掃しましょう。

3. 専門家への相談

  • 状況が改善しない場合:上記の方法を試しても改善が見られない場合は、専門業者に相談しましょう。原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。特に、健康被害が懸念される場合は、早めの相談が重要です。
  • 建築士や不動産会社への相談:建物の構造的な問題が原因でカビが発生している可能性もあります。建築士や不動産会社に相談し、専門家の意見を聞きましょう。

健康被害への対策

カビは、アレルギー症状や呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。喉の痛みや頭痛などの症状が出ている場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

医療機関への受診

  • 症状を詳しく説明:医師に、症状だけでなく、住環境についても詳しく説明しましょう。カビによる健康被害の可能性を伝えることで、適切な検査や治療を受けることができます。
  • ルームメイトも受診を勧める:ルームメイトも同様の症状を訴えているため、受診を勧めることをお勧めします。早めの対応が重要です。

空気清浄機の使用

空気清浄機は、室内の空気を浄化し、カビの胞子やホコリを除去するのに役立ちます。HEPAフィルター搭載の空気清浄機を選ぶと、より効果的にカビの胞子を除去できます。

インテリアとカビ対策の両立

カビ対策をしながら、快適なインテリアを実現するためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 通気性の良い素材:家具やカーテンなど、通気性の良い素材を選びましょう。天然素材は、湿気を吸収し、カビの発生を防ぐ効果があります。
  • 撥水加工のアイテム:撥水加工が施されたカーテンやソファカバーなどを使用することで、湿気が染み込みにくくなります。
  • シンプルで掃除しやすいインテリア:複雑なデザインの家具や装飾品は、掃除が難しく、カビが発生しやすいため、シンプルで掃除しやすいインテリアを選びましょう。グレーなどの落ち着いた色合いのインテリアは、汚れが目立ちにくく、清潔感を保ちやすいです。

まとめ

築20年のマンションでのカビ問題は、適切な対策を行うことで改善できます。湿気対策、清掃、そして必要に応じて専門家への相談を組み合わせることで、健康被害を防ぎ、快適な住環境を実現しましょう。 グレーを基調としたインテリアは、清潔感があり、カビ対策にも適しています。 健康面への不安も理解できますので、まずは医療機関への受診を強くお勧めします。

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