築20年、狭小住宅の地震対策と家族の安心

詳しく答えて頂いて有難う御座います。昔は祖母も居たので五人、現在は祖母は他界しており、兄弟は出て居て、私の両親と私、子供の四人です。一階に和室と台所、二階に二部屋とベランダですが、結構狭いです…築年数も20年で済ま無いと言われました。耐震工事はしていないとも言われました。家がすごく狭いので荷物は頭上に棚を木の板で止めて、その上にそのまま乗っけてる状態で、大きな地震が来たら落ちてくると思います。私と子供の部屋は寝る位置の頭上には何もない状態ですが、両親の部屋は全面?に板の上やタンスの上にカラーボックスを乗せて、ヘルメットやら、重たそうな本を乗せて居ます。固定してないし、大きな地震来たら落ちてくるよ?何とか出来無いの?って父に聞いたら落ちてこない!来るかも分からない地震に騒ぐな!と少しイラっとしたように言われ心配です…耐震工事もしてない、建て替えや耐震工事の予定も無い、寝室の頭上、足元にも落ちて来そうな物ばかりで不安です。子供も小さいのも有るし、精神的な病気から他人に会うのが億劫で外に仕事に行っても長続き出来ない状態で稼ぎがほとんど無いです…ハンドメイドでオークションに出したりして居ますが、そんなにすぐに大金は稼げ無いのですが、ちょっとずつは貯金してます。何とか南海トラフの地震までに建て替えが出来たらと思うのですが、建て替えるならバリアフリーで三階建てが良いなとか欲が有ります…けど耐震工事だけで100万出して、家が壊れないか心配です…乱文ですみません…阪神大震災の時は長屋に住んで居て、その時は震度4だったんですけど、長屋が壊れなかったからなのか、この家も壊れないと勘違いしていたら怖いです。ですが両親は話を聞いてくれません。子供を育ててるから神経質になってるだけ。と言われました。南海トラフの地震は大阪で5強、6強とかです。その怖さを私は知りませんが、何故か嫌な予感がするんです。避難場所の確認や避難時の荷物など、話をしても、ふーんとしか言われず、こんなに呑気で生き残れるのかと不安です…補足二階の部屋は六畳程の洋室に押入れ、八畳程の和室に押入れ、クローゼット、床間です。家の真ん中に階段が有って、上がった両隣に部屋、六畳の洋室の横にベランダです。本当に狭いです…浴室の外の木枠?は羽蟻に食べられていて気持ち悪い状態になっていて、本当に壊れると思います…シングル家庭なので甘えでも有りますが、孫の為にも長生きして欲しいので災害から守りたいです…親を説得して欲しい位です…

現状と課題

ご家族の状況、住宅の状況、そして何より南海トラフ地震への不安を伺い、非常に心配な状況だと感じます。築20年の狭小住宅、耐震補強工事未実施、そして収納スペースの不足による不安定な収納状態は、地震発生時の危険性を高めています。さらに、ご自身の精神的な状況や経済的な不安も重なり、非常にストレスを抱えていることが分かります。 ご両親とのコミュニケーションの難しさも大きな課題です。

具体的な問題点

* 築20年、耐震補強工事未実施の住宅:地震に対する耐震性が低い可能性が高いです。
* 狭小住宅:収納スペース不足により、物が不安定に置かれ、地震時に落下する危険性があります。
* 収納物の固定不足:頭上に置かれた棚やカラーボックス、タンスの上の物が固定されていないため、地震で落下する危険性が高いです。
* 羽蟻被害:浴室の木枠に羽蟻被害があることは、住宅の老朽化を示唆し、地震時の被害を拡大させる可能性があります。
* ご両親とのコミュニケーション:ご両親は地震への危険性を認識しておらず、対策を取ることに消極的です。
* 経済的な不安:ご自身の経済状況が不安定なため、住宅の改修や建て替えにすぐに着手することが難しい状況です。

地震対策:今すぐできること

まずは、すぐにできる対策から始めましょう。大きな地震が来る前に、できる限りの対策を行うことが重要です。

1. 収納物の固定

これは最も緊急性の高い対策です。 頭上や不安定な場所に置かれた物を、地震で落下しないように固定しましょう。

  • 転倒防止用の突っ張り棒:本棚やカラーボックスを壁に固定します。100均でも購入できます。
  • 粘着マットや滑り止めシート:タンスや家具の脚に貼り付け、滑りを防ぎます。
  • 家具転倒防止ベルト:家具と壁を固定するベルトです。ホームセンターなどで購入できます。
  • 収納の見直し:本当に必要な物だけを残し、不要な物は処分しましょう。物を減らすことで、地震時の危険性を低減できます。

これらの対策は、費用を抑えつつ、効果的に地震対策を行うことができます。

2. 避難経路の確保

地震発生時は、迅速な避難が不可欠です。避難経路に物が散乱していたり、家具が倒れていたりすると、避難を妨げます。

  • 通路の確保:通路に物が置かれていないか確認し、必要に応じて移動させましょう。
  • 家具の配置:家具の配置を見直し、避難経路を確保しましょう。
  • 避難場所の確認:最寄りの避難場所を確認し、家族で共有しましょう。
  • 避難袋の準備:避難に必要な物資を準備し、分かりやすい場所に置いておきましょう。

3. ご両親とのコミュニケーション

ご両親を説得するには、感情的な訴えではなく、具体的な危険性と対策を丁寧に説明することが重要です。

  • 専門家の意見:耐震診断士や建築士などの専門家の意見を参考に、住宅の危険性を具体的に説明しましょう。
  • 具体的な事例:過去の地震被害の事例や、地震による家具の転倒による事故の事例などを示すことで、危険性を認識させましょう。
  • 具体的な対策:具体的な対策とその費用、効果などを提示することで、ご両親の理解を得やすくなります。
  • 安心できる空間づくり:地震対策を進めることで、家族全員が安心して暮らせる空間を作ることが重要です。

長期的な対策:耐震補強工事と建て替え

すぐにできる対策に加え、長期的な対策として耐震補強工事や建て替えも検討しましょう。

1. 耐震補強工事

耐震補強工事は、住宅の耐震性を高めるための工事です。費用は高額ですが、住宅の寿命を延ばし、地震による被害を軽減する効果があります。

  • 耐震診断:まずは、専門業者に耐震診断を依頼し、住宅の耐震性を評価してもらいましょう。
  • 補強方法:診断結果に基づき、適切な補強方法を検討します。費用や工期なども考慮する必要があります。
  • 補助金制度:自治体によっては、耐震補強工事に対する補助金制度があります。自治体に問い合わせてみましょう。

2. 建て替え

建て替えは、高額な費用がかかりますが、バリアフリー設計や広さ、耐震性など、理想の住宅を実現できます。

  • 資金計画:建て替えに必要な費用を算出し、資金計画を立てましょう。住宅ローンや補助金制度なども検討しましょう。
  • 設計:理想の住宅を設計します。バリアフリー設計、収納スペース、耐震性などを考慮しましょう。
  • 建築業者:信頼できる建築業者を選びましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

まとめ

地震対策は、ご家族の安全を守る上で非常に重要です。まずは、すぐにできる対策から始め、長期的な対策についても検討しましょう。ご両親とのコミュニケーションを大切にしながら、安心して暮らせる住まいを実現するために、一歩ずつ進んでいきましょう。 専門家への相談も有効です。建築士や耐震診断士、ファイナンシャルプランナーなどに相談することで、より具体的な対策を立てることができます。

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