築2年、三井ホームで起きたクロス膨れとミミズばれ、そしてボード落下…その原因と解決策

三井ホーム、築二年です。クロスのふくらみやミミズばれの症状が繰り返し出てきます。 パテで何度も補修をしてくださいますが、その時はよくてもまたでてきます。うちの家はダイニングの天井もボードが落ちてきて(1cm程)、結局パテで補修でしたが、クロスのつなぎ目が線状に出てきたりとめちゃくちゃになってしまいました。結局ボードの張替です。怖い話です。今になって後悔ばかり…、まず、建設中は、図面と違うところにコンセントがあるとプレゼントすると言われたり、外壁の(結構大きい)塗装忘れの部分を足場があったからと、コンセントの付け忘れや、傷があると傷直し屋がいますからと、キッチンの断熱キッチンパネルにひびが入ると割れやすい部分だからと(←他業者に何件に見てもらってもらうとかなりの衝撃がないと割れる物ではないと)、逆にどれぐらいの力で割れるか実験してくださいと言いました。三井ホームで建てられる方はよくよくご検討してください。私はご近所から工事のたびに「かわいそうね~」と言われるようになったので工事の時は裏口から入ってもらうように気を使っています。話はそれましたが、木材は動いていると聞きました。ミミズばれが直せないほど動くものでしょうか? 三井ホーム関係者やプロの方もこちらをご覧になると思います。ご意見をいただきたいと思います。私は二年間悩み続けています。

築2年で発生したクロス膨れ、ミミズばれ、ボード落下の原因

築2年という比較的新しい住宅で、クロス膨れ、ミミズばれ、そしてボード落下といった深刻な問題が発生しているとのこと、大変お辛い状況だとお察しします。 これらの症状は、単独で発生するケースは少なく、複数の原因が複合的に作用している可能性が高いです。以下、考えられる原因と、それぞれに対する専門家の見解を交えて解説します。

1. 木材の動き(収縮・膨張)

木材は、湿度や温度の変化によって収縮と膨張を繰り返します。特に日本の気候は湿度変化が激しいため、この影響を受けやすいです。 木材の動きが原因で、クロスに負担がかかり、ミミズばれや膨れが発生することが考えられます。 特に、施工時の乾燥状態や木材の種類、乾燥方法によっては、後から大きな動きが生じる可能性があります。

2. 下地処理の不備

クロスを貼る前の下地処理が不十分だと、クロスに不具合が生じやすくなります。下地となる石膏ボードの施工不良(継ぎ目の処理不足、ボード自体の品質問題など)、パテ処理の不足や乾燥不良などが考えられます。 パテで何度も補修してもすぐに症状が再発するとのことですので、下地処理に問題があった可能性が高いと言えるでしょう。

3. 施工不良

クロス貼りの施工自体に問題があった可能性も否定できません。クロスの貼り方、糊の量、乾燥方法など、様々な要因が考えられます。 また、ボード落下は、ボードの固定不良や、下地材との接着不良が原因の可能性があります。

4. 外部要因

建物の構造や周辺環境も影響する可能性があります。例えば、地盤の沈下、雨漏り、シロアリ被害などが原因で、建物の構造に歪みが生じ、クロスに影響を与えるケースもあります。

ミミズばれは木材の動きで直せないほど動くものなのか?

木材の動きは確かにありますが、ミミズばれが直せないほど大きく動くことは、通常は考えにくいです。 何度もパテで補修しても症状が再発するということは、木材の動きだけが原因ではない可能性が高いです。 前述した下地処理や施工不良といった問題が、木材のわずかな動きを拡大させていると考えるのが妥当でしょう。

具体的な解決策と今後の対応

現状の状況を踏まえ、以下の対応策をご検討ください。

1. 専門家による原因究明

まず、建築士や住宅診断士などの専門家に依頼し、原因を正確に特定することが重要です。 現状の写真や動画を提示し、詳細な状況を説明することで、的確な診断を受けることができます。 複数の専門家に意見を求めることも有効です。

2. 施工会社への連絡と対応

三井ホームに現状を伝え、適切な対応を求める必要があります。住宅瑕疵担保責任保険が適用される可能性もありますので、保険会社にも連絡を取りましょう。 過去の施工状況を改めて確認してもらうことで、施工不良があった場合、責任範囲を明確化できます。

3. 補修方法の検討

原因が特定された後、適切な補修方法を検討します。 単なるパテによる補修では再発する可能性が高いので、下地処理からのやり直しが必要となるケースが多いです。 場合によっては、クロスだけでなく、石膏ボードの張替えが必要となることもあります。

4. 予防策

今後の再発防止のため、以下の点に注意しましょう。

  • 定期的な点検:定期的に建物の状態をチェックし、早期に不具合を発見することで、被害を最小限に抑えることができます。
  • 室内の湿度管理:適切な換気を行い、室内の湿度を一定に保つことで、木材の動きによる影響を軽減できます。除湿機や加湿器などを活用するのも有効です。
  • 温度管理:急激な温度変化は木材に負担をかけるため、温度変化の少ない環境を維持することが重要です。

まとめ

クロス膨れやミミズばれ、ボード落下といった問題は、放置すると深刻な事態を招く可能性があります。 早急に専門家による原因究明を行い、適切な対応を取ることで、安心安全な住まいを取り戻せるよう願っています。 三井ホームとの丁寧な交渉、そして専門家のアドバイスを参考に、問題解決に向けて積極的に行動することをお勧めします。 ご近所の方々への配慮も大切ですが、まずはご自身の家の問題解決を最優先してください。

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