築2ヶ月でカビ発生?!住宅の結露問題と解決策

突然のリクエストすいません。建築に詳しそうなので相談にのって下さい。結露について教えて下さい。我が家は大人2人子供2人寝室で寝ています。暖房器具無しです。朝、窓を見ると結露がひどく平日は共働きの為窓をあけることなくでかけます。24時間換気は開けっ放しです。何日か窓を開けていなかった為、引き渡し2ヶ月ぐらいなのに窓枠にカビが生えていました。あと、リビングダイニングに夜洗濯物を部屋干しすると勝手口が結露します。暖房器具は蓄熱暖房です。2×4でアイシネンの断熱です。サッシは樹脂サッシです。義兄宅は和室に大人2人子供1人で寝ていますが、結露が全くないそうです。うちと同じ共働きなので普段は窓を開けないと言っていました。ただ暖房器具はエアコンだそうです。つけっぱなしかどうかはわかりません。ちなみに在来の吹き付け断熱です。サッシは樹脂サッシです。義弟宅は大人2人でエアコンを付けて寝ていますが、結露がないそうです。空いてる子供部屋に夜部屋干しをするそうですが結露が全くないそうです。こちらも共働きで普段は窓を開けないと言っていました。在来で建てています。サッシは樹脂ではありません。どうして我が家だけ結露が発生するのでしょうか?構造的欠陥でもあるのでしょうか?よろしくお願いいたします。補足我が家はペア硝子です。寝室の暖房は一切付けていません。兄宅は夜間の部屋干しはしていません。寝室の暖房は付けていないそうです。弟宅は夜間の部屋干しをしているのにその部屋の結露はありません。寝室はエアコンで寝るときに切るそうです。結露は築年数でも変わるものなんですか?知り合いに聞いたら2ヶ月で結露はちょっとおかしいとの事でした。

結露の原因を徹底解剖!あなたの家の状況を分析します

築2ヶ月で窓枠にカビが発生しているとのこと、非常に深刻な状況です。ご心配されている通り、構造的な問題が潜んでいる可能性も否定できません。まずは、結露の原因を詳しく見ていきましょう。結露は、空気中の水蒸気が冷たい物体に触れて水滴になる現象です。住宅においては、主に以下の要因が絡み合っています。

1. 室内外の温度差

最も大きな原因は、室内と室外の温度差です。特に冬場は、外気温が低いほど、窓ガラスなどの表面温度が下がり、結露が発生しやすくなります。

2. 室内湿度

洗濯物乾燥や調理、呼吸などによって、室内湿度が高くなると、結露しやすくなります。特に、寝室で大人2人、子供2人と4人が寝ている場合、呼吸による水蒸気発生量は無視できません。

3. 建物の断熱性能

断熱性能が低いと、室内の熱が外に逃げてしまい、窓ガラスなどの表面温度が下がり、結露が発生しやすくなります。2×4工法にアイシネン断熱材を使用しているとのことですが、施工不良や断熱材の不足などが考えられます。

4. 換気状況

換気が不十分だと、室内に水蒸気がこもり、結露しやすくなります。24時間換気システムは作動しているとのことですが、適切な換気量を確保できているか、換気口が塞がれていないかを確認する必要があります。

5. 窓の種類と性能

窓の種類や性能によっても結露の発生頻度が変わります。ペアガラスは単層ガラスに比べて結露しにくいですが、ペアガラスの性能や取り付け状態によっては、結露が発生する場合もあります。

あなたの家の結露問題、何が原因?具体的なチェックポイント

ご自宅と義兄・義弟宅を比較すると、断熱性能、換気状況、そして生活習慣の違いが考えられます。

1. 断熱性能の比較

* あなたの家:2×4工法、アイシネン断熱材、樹脂サッシ、ペアガラス。
* 義兄宅:在来工法、吹き付け断熱、樹脂サッシ。
* 義弟宅:在来工法、サッシは樹脂ではない。

アイシネンは高性能断熱材ですが、施工不良によって断熱性能が十分に発揮されていない可能性があります。また、義弟宅は樹脂サッシではないため、断熱性能は低いと考えられますが、結露がないことから、断熱材の施工状況や換気状況、生活習慣が大きく影響していると考えられます。

2. 換気状況の比較

24時間換気システムは作動しているとのことですが、換気量が適切かどうか、換気口が塞がれていないかを確認する必要があります。換気扇のフィルターの汚れや、換気口の閉塞なども原因となる可能性があります。

3. 生活習慣の比較

* 寝室の暖房:あなたの家は使用していないのに対し、義弟宅はエアコンを使用している。
* 部屋干し:あなたの家はリビングダイニングで行っているのに対し、義弟宅は空いている子供部屋で行っている。

寝室の暖房を使用しないことで、室温が下がり、結露が発生しやすくなっている可能性があります。また、リビングダイニングで部屋干しを行うことで、室内の湿度が上がり、勝手口の結露につながっていると考えられます。

結露対策:具体的な解決策と専門家への相談

2ヶ月でカビが発生している状況は異常です。早急に以下の対策を実施し、必要であれば専門家にご相談ください。

1. 換気状況の改善

* 24時間換気システムのフィルター清掃、換気口の確認。
* 窓を開けて自然換気を定期的に行う。
* 除湿機の導入を検討する。

2. 部屋干しの工夫

* 部屋干し専用の除湿機を使用する。
* 室内干し用の乾燥ラックを使用する。
* 可能であれば、外で洗濯物を干す。
* リビングダイニングではなく、別の部屋で部屋干しをする。

3. 断熱性能の確認

* 建物の断熱状況を専門業者に点検してもらう。
* アイシネンの施工状況を確認する。
* 窓の気密性をチェックする。

4. 暖房の使用

* 寝室に暖房器具を導入し、室温を上げる。
* 弱めの暖房を長時間つけることで、結露を抑制する効果が期待できます。

5. 専門家への相談

建築会社や住宅診断業者に相談し、原因究明と適切な対策を講じることを強くお勧めします。構造的な問題がある場合は、保証期間内であれば、建築会社に修理を依頼できます。

結露は築年数だけでなく、様々な要因が複雑に絡み合っています

結露は築年数だけでなく、断熱性能、換気状況、生活習慣など、様々な要因が複雑に絡み合って発生します。あなたの家の場合は、複数の要因が重なって深刻な結露問題を引き起こしている可能性が高いです。早急に原因究明と対策を行い、健康被害や住宅の劣化を防ぐことが重要です。

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