築1973年3DK県営住宅の臭い対策:カビと湿気による悪臭撃退ガイド

築1973年の3DKの県営住宅の部屋の臭いに困っています。 間取りを述べます。 廊下側(玄関側)にバスルームがあります。 バスルームといえど全面がガタガタのコンクリートです。換気扇無し。 常に黒カビだらけです。対処出来ません。 小窓のみありますがガスメーターの検診ボックスに繋がってます。 トイレも窓はありませんし換気扇無し。 キッチンから玄関に掛けては床の間で一昨年床の張り替えをして貰いました。 ベランダ側のリビングは畳部屋です。数年前に入れ替えして貰いましたが 半年もしないうちにボロに剝がれてきています。 他、ベランダ側にもう1部屋。メインに本とCDが壁一面にあります。 CD盤にまで斑点のカビが発生します。本はカビ臭いですし 部屋に出してある洋服にしろ全ての物が臭いです。 押入れの中にカビはありません。スノコを利用して気遣ってます。 廊下側の部屋は窓側から50センチ離れた場所に机を置いてもカビました。 この部屋に置いてある箪笥の中の洋服は臭いません。 また、全ての部屋の壁もただのコンクリート。天井は土壁です。 諸事情で、この部屋は只今荷物だけの状態で別に住んでいます。 荷物を取りに行きますとこの臭いがたまらなく嫌で 勿論荷物に染み付いてますから、気分が悪くて仕方ありません。 数週間前までベランダ側の部屋の小窓を数センチ開けたままにしていましたが それを完全に閉じた所、数日前に行きましたら臭いが薄く感じました。 たまたまその日が晴れていたからかもしれませんし 今までは冬の湿気が原因で悪化していたのかもしれません。 決定的な理由もわかりませんが、なにより臭いをどうにかしたいのです。 住宅改修は無理です。電気も使えません。 ただ住んでいませんから室内から湿気を発生する原因はありません。 本もCDも衣類も大量にあります。ひとつひとつ干すのも難しい状態です。 是非ご指導よろしくお願いします。補足仕事と近所の嫌がらせで心身を壊し只今自宅療養と医師判断の身で当面(数年)は変わり無く、家事すら出来なくて知人の宅にお世話になっていますが、多少の回復の折はこの県営住宅へ戻る他、家賃面での配慮を考えると無理です。完治は一生無理な障害の為、他物件を探すのもやはり公的住宅。探していますが一先ずはこの場での悪臭対策をと思っています。

築古住宅の臭い問題:原因と対策

築1973年の県営住宅におけるカビ臭は、建物の老朽化と換気不良、そして湿気が主な原因と考えられます。コンクリート壁、土壁、換気扇のないバスルームとトイレは、湿気がこもりやすく、カビの繁殖に最適な環境です。さらに、小窓しかない、または窓のない部屋は、空気の循環が悪く、臭気がこもりやすい状態になっています。

1. カビの発生源特定と除去

まず、臭いの原因となっているカビの発生源を特定することが重要です。

  • バスルーム:コンクリートの壁や床のカビは、漂白剤やカビ取り剤で除去するのが効果的です。ただし、換気扇がないため、作業後は窓を開けて十分に換気してください。安全のため、ゴム手袋とマスクを着用しましょう。
  • トイレ:バスルームと同様に、カビ取り剤を使用し、徹底的に清掃します。換気が重要なので、可能な限り窓を開け、乾燥させましょう。
  • 畳:畳の剥がれは、湿気による劣化が原因の可能性が高いです。残念ながら、現状では張り替えが難しいとのことなので、定期的に除湿剤を使用し、乾燥を心がけましょう。カビが発生している場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
  • 本とCD:カビが生えた本やCDは、処分することを検討しましょう。カビは胞子を飛ばすため、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。どうしても処分できない場合は、直射日光を避け、風通しの良い場所で乾燥させ、防カビ剤を使用しましょう。
  • 壁と天井:コンクリート壁と土壁は、カビの繁殖しやすい場所です。カビ取り剤の使用は難しい場合があるので、専門業者に相談し、適切な対策を検討しましょう。 特に土壁は、湿気を吸い込みやすいので、除湿対策が重要です。

2. 湿気対策:換気と除湿

湿気対策は、カビ臭対策において最も重要です。

  • 換気:小窓しかない部屋でも、天気の良い日は窓を開けて換気をしましょう。風通しが悪い場合は、扇風機などを利用して空気の流れを作ると効果的です。 可能であれば、空気清浄機を導入することも検討してみましょう。
  • 除湿:除湿機を使用するのが最も効果的ですが、電気の使用ができないとのことなので、以下の方法を試してみましょう。
    • 乾燥剤:市販の乾燥剤を各部屋に複数個設置します。特に湿気の多いバスルームとトイレに重点的に配置しましょう。
    • 炭:木炭は優れた吸湿効果があります。大きめの容器に木炭を入れ、各部屋に配置しましょう。定期的に天日干しをして乾燥させ、再生利用できます。
    • 新聞紙:新聞紙を束ねて部屋に置いておくと、湿気を吸収する効果があります。古くなった新聞紙を活用しましょう。
  • 通気性の良い収納:押入れにスノコを使用しているのは良い方法です。衣類などの収納にも通気性の良い収納ケースやハンガーを使用しましょう。湿気を吸いやすい素材のものは避けましょう。

3. 臭い対策:消臭剤と空気の入れ替え

カビ臭を取り除くためには、消臭対策も重要です。

  • 消臭剤:市販の消臭剤を使用しましょう。スプレータイプや置き型タイプなど、様々な種類があるので、好みに合わせて選んでください。特に、カビ臭に効果的な成分配合のものを選びましょう。
  • 重曹:重曹は、消臭効果の高い天然素材です。浅い容器に重曹を入れ、各部屋に置いておくと、臭いを吸収します。定期的に交換しましょう。
  • コーヒー豆:コーヒー豆にも消臭効果があります。焙煎したてのコーヒー豆を容器に入れておくと、良い香りが部屋に広がり、カビ臭を軽減する効果が期待できます。
  • 定期的な清掃:定期的な清掃は、臭いを防ぐ上で非常に重要です。掃除機や雑巾などで、こまめに掃除を行いましょう。特に、埃やゴミは臭いの原因となるため、徹底的に掃除することが大切です。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。カビの専門業者や害虫駆除業者など、様々な業者があるので、状況に合わせて適切な業者を選びましょう。

まとめ:継続的な対策が重要

築古住宅の臭い対策は、一朝一夕に解決できるものではありません。継続的な換気、除湿、清掃、そして消臭を繰り返すことで、徐々に改善していくはずです。 状況に応じて、専門家のアドバイスを受けることも検討してください。心身ともに辛い状況の中、大変だと思いますが、少しずつ改善していきましょう。

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