築19年住宅の外壁塗装後、雨漏りが発生!塗装業者の責任は?補償の可能性を探る

塗装工事をした後、雨漏りするようになりました。塗装業者に補償して貰うことは可能でしょうか? 長文になりますが、どなたか相談に乗っていただければ幸いです。 昨年、自宅外壁の塗装工事を行いました。 その後、台風や大雨の際、ある部屋の窓枠上部からぽたぽたと雨漏りするようになってしまいました。 塗装業者は「木造の家の為、家自体の老朽化が原因だろう」「自分たちの責任ではない」と言っていました。自宅は築19年なので、確かに新しい家ではありませんが、塗装をするまでは雨漏りなんてしたことがありませんでした。 お世話になっているインテリア業者さんに見ていただいたところ、「窓枠と壁の間に隙間があって、ここから水が漏れるんだろう」とのことで、コーティングを施していただきました。 しかし、それでもまだ雨漏りがあります。 またインテリア業者さんに相談してみると、「特に台風時は横殴りの雨が窓を叩く感じになるので、ある程度は仕方がない。窓の周り10センチくらいの隙間をすべて埋めればなんとかなるかもしれないが、見た目も悪いし金もかかる」と言われました。 窓の上には短い屋根がありますが、やはり風が強い時は窓枠の上部にも雨が当たっているのだろう、と。 先日の台風の時にも雨漏りが酷く、一晩中ぽたぽたいっていました。 諦めるしかないのかと嘆きながら、翌朝(雨が止んで1時間後くらい、湿度は高く、気温も低めでした)おもむろに窓の前に設置している物干し竿を見てみたところ、竿もそこに日頃からかけてある布も、全く濡れた形跡がなく、乾いた状態でした。 そこでふと、これは屋根が雨から物干し竿や窓の上部を雨から守ってくれていた、ということじゃないのか?と不思議に思いました。 まさか物干し竿や布だけ避けて、それよりも高い位置にある窓枠にだけ雨が当たるなんてことはないのでは? ということは、外壁工事のために壁の滑りが良くなったか、外壁に降り注いで流れた雨が窓枠の上部に集中するようになってしまったのでは?と…。 そんな感じで一度気になりだしたら、やはり塗装が原因じゃないのかとしか思えなくなってしまいました。 本当に塗装業者が原因の場合は、何とか補償をしてもらいたいと思っています。 こういった場合、どのようにすれば良いでしょうか? 余所よりも高い金をとるが、その代わり20年の品質保証と言っていたのに、問い合わせても渋ったりうちのせいじゃないという返事ばかりで、こちらは素人だからと言いくるめられてしまいます。 ご存知の方、よろしくお願いいたします。補足皆様、貴重なご意見ありがとうございます。 状況がいまいちわかりにくい書き方で申し訳ありません。ちょっとカメラが使えない状況なので、簡単な図で失礼します。 http://goo.gl/T5Ua8 インテリア業者は元々工務店に勤めていた方とのことです。 専門業者の方も調べてみます。 引き続きアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

外壁塗装後の雨漏り:原因究明と塗装業者への対応

築19年の住宅で外壁塗装工事後、雨漏りが発生したとのこと。塗装業者に責任がないと主張されているようですが、状況から見て、塗装工事と雨漏りの関連性を疑うのも妥当です。 特に、塗装前に雨漏りがなかった点が重要です。 本記事では、雨漏りの原因究明、塗装業者への対応、そして今後の対策について解説します。

雨漏りの原因特定:可能性と調査方法

雨漏りの原因は様々ですが、今回のケースでは以下の可能性が考えられます。

1. 塗装工事によるシーリング不良

外壁塗装では、窓枠やサッシとの接合部をシーリング材で防水処理します。塗装工事の際に、このシーリング処理が不適切に行われた場合、雨水が浸入する可能性があります。特に、古い建物では、下地処理が不十分なまま塗装が行われると、シーリング材の密着性が低下し、雨漏りの原因となることがあります。

2. 塗装による壁面の撥水性変化

塗装によって壁面の撥水性が変化し、雨水が壁面を伝って窓枠上部に集中するようになった可能性があります。 以前は、雨水が壁面をスムーズに流れていたものが、塗装によって壁面が水をはじくようになり、窓枠に水が溜まるようになったというケースも考えられます。 質問者様のご指摘の通り、外壁の滑りが良くなったことで、雨水が特定の箇所に集中している可能性が高いです。

3. 窓枠周辺の劣化

築19年ということもあり、窓枠周辺の木材が腐食したり、隙間が生じている可能性があります。塗装工事とは直接関係ない場合もありますが、塗装工事の際に発見できたにも関わらず、適切な処置が行われなかった可能性も否定できません。

原因究明のための調査

専門業者に依頼して、以下の調査を行うことをお勧めします。

  • 目視検査: 雨漏りの発生箇所を詳細に確認し、シーリングの状況、窓枠周辺の劣化状況などを調べます。
  • 防水検査: 特殊な機器を用いて、壁面や窓枠周辺の防水性をチェックします。雨漏りの原因を特定する上で非常に有効です。
  • 赤外線サーモグラフィー検査: 壁内部の温度差を検知することで、雨水の浸入箇所を特定します。目視では確認できない内部の状況を把握できます。

塗装業者への対応:補償請求の手続き

調査の結果、塗装工事の不備が雨漏りの原因と判明した場合、塗装業者に補償を請求できます。

1. 書面での請求

まず、雨漏りの状況と調査結果をまとめた書面を塗装業者に送付します。 具体的な損害額(修理費用、清掃費用など)を明記し、補償を求める旨を明確に記載しましょう。 写真や動画などの証拠資料も添付すると効果的です。

2. 証拠の確保

雨漏りの状況を写真や動画で記録しておきましょう。 また、塗装工事の契約書、領収書などの書類も保管しておいてください。 これらは、補償請求を行う際に重要な証拠となります。

3. 弁護士への相談

塗装業者との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、専門的な知識と経験に基づいて、適切な対応をアドバイスしてくれます。

今後の対策:雨漏り防止とインテリアの選択

雨漏りを完全に防ぐためには、原因箇所の適切な修理が不可欠です。 同時に、インテリアの選択においても、雨漏りリスクを考慮することが重要です。

1. 窓枠のシーリング補修

窓枠と壁の隙間を埋めるシーリング材の補修は必須です。 高品質なシーリング材を選び、適切な施工を行うことで、雨水の浸入を防ぎます。 専門業者に依頼することをお勧めします。

2. 外壁の防水性向上

外壁の防水性を高めるためのコーティングなどを検討しましょう。 定期的なメンテナンスも重要です。

3. インテリアの選び方

雨漏りしやすい場所には、水に強い素材の家具やインテリアを選ぶことが重要です。 例えば、木製家具は水に弱いため、避けた方が無難です。 代わりに、撥水加工が施された家具や、水拭きできる素材の家具を選ぶと安心です。

専門家の意見:建築士・防水工事士の視点

建築士や防水工事士に相談することで、より専門的なアドバイスを得ることができます。 彼らは、雨漏りの原因を的確に特定し、適切な修理方法を提案してくれます。 特に、今回のケースのように、塗装工事と雨漏りの因果関係が不明確な場合は、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。

まとめ

外壁塗装後の雨漏りは、塗装業者の責任の可能性が高いケースもあります。 まずは、専門業者に依頼して原因を特定し、その結果に基づいて塗装業者に補償を請求しましょう。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 雨漏り防止対策と適切なインテリア選びも、快適な住環境を維持するために重要です。

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