築18年軽量鉄骨のアパートに住んでいます。私は1階にいるのですが、アコースティックギターを弾いています。去年の5月、網戸にして弾いていたら、苦情がきました。それ以降は窓は閉めて弾いてから苦情はこなくなりました。2階の部屋の戸を開け閉めする音、ドライヤーの音が気にならない程度聞こえて、ベッドのきしむ音はまあ、ちょいちょい聞こえるのですが、会話は全く聞こえません。アコースティックギターの音は聞こえているのでしょうか？ 補足 部屋の構造は1Kで部屋には押し入れとクローゼットがあって、収納を含めない８帖で隣の部屋とは若干のスペースが生まれているとは思います。
Contents
アコースティックギターの音の伝わり方と騒音問題
ご質問ありがとうございます。築18年の軽量鉄骨アパートで、アコースティックギターの演奏による騒音問題でお困りのとのこと、お気持ちお察しいたします。窓を閉めると苦情が来なくなることから、アコースティックギターの音は隣室に届いている可能性が高いです。 軽量鉄骨造は、コンクリート造に比べて遮音性が低い傾向があります。特に、窓は音の伝わりやすい部分なので、網戸の状態では音が比較的容易に隣室に伝わるでしょう。
アパートの構造と音の伝達
アパートの構造、特に壁や床の材質、そして隣室との間にある空間の有無は、音の伝達に大きく影響します。8畳の1Kで、収納を除いても隣室との間に若干のスペースがあるとのことですが、このスペースが音の遮断にどれほど効果があるかは、スペースの広さや壁の材質によって異なります。軽量鉄骨造の場合、壁の厚さや材質によっては、ギターの音だけでなく、生活音も伝わりやすい可能性があります。
アコースティックギターの音の特性
アコースティックギターの音は、高音域から低音域まで幅広い周波数を含んでいます。特に、高音域は遮音性が低い壁や窓を容易に通過します。窓を閉めることで、この高音域の音が遮断され、苦情がなくなったということは、ギターの音は確実に隣室に届いていたと考えられます。
騒音対策：具体的な実践方法
では、アコースティックギター演奏を楽しみながら、近隣住民とのトラブルを避けるための具体的な対策をいくつかご提案します。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
1. 楽器演奏に適した防音対策
- 防音カーテンの設置：厚手の防音カーテンは、窓からの音漏れを効果的に軽減します。遮音性能の高いものを選び、窓全体を覆うように設置しましょう。市販されている防音カーテンには、遮音等級が表示されているものもありますので、確認して購入することをお勧めします。
- 防音マットの敷設：床に防音マットを敷くことで、ギターの振動による音の伝達を抑制できます。厚手のマットを選び、演奏スペース全体を覆うように敷きましょう。
- 吸音材の設置：壁や天井に吸音材を設置することで、室内の反響音を減らし、音漏れを抑制できます。市販の吸音パネルや、自作の吸音材（例えば、厚手の布やウレタンフォームなど）を使用できます。
- 窓の二重化：窓に防音効果のあるフィルムを貼ったり、二重窓にすることで、音漏れを大幅に軽減できます。費用はかかりますが、効果は絶大です。
2. 演奏時間と音量の調整
- 演奏時間帯の配慮：早朝や深夜は避け、昼間などの騒音に対する許容度が高い時間帯に演奏しましょう。近隣住民の生活リズムを考慮することが大切です。
- 音量の調整：アコースティックギターの音量は、演奏する場所や時間帯によって調整しましょう。ヘッドホンを使用するのも有効な手段です。
3. 近隣住民とのコミュニケーション
- 挨拶と説明：近隣住民に挨拶し、ギターを演奏していることを伝え、騒音問題への配慮を説明しましょう。直接話すことで、誤解を防ぎ、良好な関係を築くことができます。
- 苦情への対応：苦情があった場合は、真摯に受け止め、改善策を検討しましょう。演奏時間や音量を調整するなど、具体的な対応を示すことが大切です。
専門家への相談
防音対策に迷う場合は、専門業者に相談することをお勧めします。防音工事のプロは、建物の構造や音の特性を考慮した適切な対策を提案してくれます。
まとめ
アコースティックギターの演奏は、適切な防音対策と近隣住民への配慮によって、トラブルを回避することができます。今回ご紹介した対策を参考に、快適な演奏環境と良好な隣人関係を築いてください。
