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ムカデの侵入経路と対策
築17年の住宅、特に1階角部屋はムカデの侵入リスクが高いです。ムカデは湿気を好み、小さな隙間から侵入します。畳の隙間から侵入するケースも多いです。畳を剥がして隙間を埋めるのは、ムカデの侵入経路を断つためです。
畳の隙間を埋める理由
畳の周囲や畳と畳の間に隙間があると、ムカデは容易に家の中へ侵入できます。隙間を埋めることで、物理的にムカデの侵入を防ぐ効果が期待できます。 使用する材料としては、コーキング剤やパテが有効です。特に、コーキング剤は隙間を完全に塞ぎ、ムカデの侵入を防ぐ効果が高いです。 パテは、より自然な仕上がりを求める場合に適しています。ただし、パテはコーキング剤に比べて耐久性が劣る可能性があるため、定期的な点検と必要に応じて補修が必要です。
その他の侵入経路と対策
畳以外にも、ムカデは以下のような場所から侵入します。
- 窓枠の隙間:窓枠と壁の間に隙間があれば、コーキング剤で塞ぎましょう。防虫網の設置も有効です。
- 排水溝:排水溝のトラップが機能していないと、ムカデが侵入する可能性があります。定期的にトラップの清掃を行い、必要に応じて交換しましょう。
- 外壁の亀裂:外壁に亀裂があれば、ムカデが侵入する可能性があります。専門業者に点検・補修を依頼しましょう。
- 基礎部分の隙間:家の基礎部分に隙間があれば、そこから侵入してきます。隙間を埋める、または防虫シートを貼るなどの対策が必要です。
- 通気口:通気口に網戸を設置するなどして、ムカデの侵入を防ぎましょう。
赤ちゃんがいる家庭でも使えるムカデ対策
7ヶ月の赤ちゃんがいる家庭では、殺虫剤の使用には注意が必要です。赤ちゃんが誤って口に入れてしまわないよう、安全性を第一に考えましょう。
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赤ちゃんに安全なムカデ対策
- 物理的な防除:ムカデの侵入経路を塞ぐことが最も安全です。上記で説明した方法を実践しましょう。
- 忌避剤の使用:ムカデが嫌がる成分を含む忌避剤を使用しましょう。柑橘系の香りやハッカ油などが効果的です。ただし、赤ちゃんが触れない場所に設置し、誤って口に入れないよう注意が必要です。 市販の天然成分配合の忌避剤を選ぶことをお勧めします。
- 定期的な清掃:部屋を清潔に保つことで、ムカデの発生を抑制できます。特に、湿気がこもりやすい場所はこまめに掃除しましょう。
- ムカデの駆除業者への依頼:どうしても不安な場合は、専門の駆除業者に相談しましょう。赤ちゃんがいることを伝え、安全な駆除方法を提案してもらえます。
赤ちゃんがいても使える殺虫剤・防虫剤
赤ちゃんがいる家庭で使用できる殺虫剤・防虫剤は、成分表示をよく確認することが重要です。 ピレスロイド系などの成分は、赤ちゃんへの影響が懸念されるため、避けた方が無難です。 天然成分配合の製品を選ぶか、あるいは、エアゾールタイプではなく、スプレータイプのものを選び、赤ちゃんが近づけないように注意しながら使用しましょう。 使用後は必ず換気を十分に行いましょう。
専門家のアドバイス
害虫駆除のプロである専門業者に相談することも有効です。彼らは、状況に応じた適切な対策を提案し、安全にムカデを駆除してくれます。 特に、家全体での対策が必要な場合や、自分で対処できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することも重要です。
まとめ
ムカデの侵入を防ぐためには、侵入経路を遮断することが最も効果的です。 畳の隙間だけでなく、窓枠、排水溝、外壁など、あらゆる隙間を丁寧にチェックし、コーキング剤やパテなどで塞ぎましょう。 赤ちゃんがいる家庭では、安全性を最優先し、天然成分配合の忌避剤を使用したり、専門業者に相談したりするのも良い方法です。 ムカデの出現は不安ですが、適切な対策を行うことで、安心して生活できる環境を作ることができます。