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築17年マンションのフローリングリフォーム:上張りか張替えか?
築17年のマンションのリビングとキッチンが一体となった空間のフローリングリフォームをご検討中とのこと、3社から見積もりを取られたとのことですが、迷われているのは「上張り」と「張替え」のどちらが良いかということですね。 A社は上張りを推奨、B社は上張りのデメリットも指摘、C社は特に意見なく上張り見積もり…と、業者によって意見が分かれているため、判断に迷うのも当然です。 結論から言うと、状況によっては上張りが適切な場合もありますが、今回は張替えを強くお勧めします。その理由を詳しく解説していきます。
上張りのメリットとデメリット
まず、上張りのメリットとデメリットを整理しましょう。
上張りのメリット
* 費用を抑えられる可能性が高い:既存のフローリングを剥がす手間が省けるため、人件費や廃材処理費用が削減できます。質問者様のケースでは、10万円程度の差額があるとのことです。
* 工期が短い:既存のフローリングを剥がす工程がないため、張替えよりも工期が短縮されます。
* 防音効果の向上:既存のフローリングの上に重ねて施工するため、防音効果が向上する可能性があります。特に4階建てマンションでは、下階への騒音対策として有効です。
上張りのデメリット
* 床の厚さが増す:既存のフローリングの上に新しいフローリングを重ねるため、床の厚さが増します。ドアの開閉に支障が出たり、段差が生じる可能性があります。
* 床鳴りやフワフワ感が発生する可能性:下地処理が不十分な場合、床鳴りやフワフワ感が発生することがあります。B社が指摘した通り、これは長年住んでいると気にならなくなる場合もありますが、最初から快適な状態を望むのであればデメリットとなります。
* 水漏れ時の修理が困難:キッチンとリビングが一体になっている場合、キッチンからの水漏れリスクは無視できません。上張りの場合、水漏れが発生した際に、部分的に剥がして修理する必要がありますが、元のフローリングの復元が困難になる可能性があります。また、修理後の見た目の統一性も難しくなります。
* 重ね張りによる段差:隣の部屋との段差を解消するために上張りを選ばれたとのことですが、上張りによって逆に段差が大きくなる可能性も考慮する必要があります。
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張替えのメリットとデメリット
次に、張替えのメリットとデメリットを見ていきましょう。
張替えのメリット
* 床の水平が確保される:既存のフローリングを剥がして新しいフローリングを施工するため、床の水平が確保され、フワフワ感や床鳴りが発生しにくくなります。
* 水漏れ時の修理が容易:水漏れが発生した場合、部分的に修理する際に、元の状態に戻しやすいです。
* 下地補強が可能:既存の床の状態を確認し、必要に応じて下地補強を行うことができます。これは、築年数の経ったマンションでは非常に重要です。
* 仕上がりが綺麗:新しいフローリングを全面的に施工するため、仕上がりが綺麗で、統一感のある空間になります。
張替えのデメリット
* 費用が高い:既存のフローリングを剥がす手間がかかるため、上張りよりも費用が高くなります。
* 工期が長い:既存のフローリングを剥がす工程があるため、上張りよりも工期が長くなります。
専門家の視点:状況を考慮した最適な選択
今回のケースでは、キッチンとリビングが一体になっていること、築17年であること、そして水漏れリスクがあることを考慮すると、張替えの方が長期的な視点で見るとメリットが大きいです。
上張りの安価さや短工期に魅力を感じますが、将来的なリスク(水漏れ修理の困難さ、床鳴りなど)を考えると、初期投資は高くなっても、張替えによる安心感と快適性を優先する方が賢明です。
具体的なアドバイス
* C社に見積もりを依頼する:まだ見積もりが出ていないC社に、張替えの見積もりを依頼してみましょう。比較検討することで、最適な選択がしやすくなります。
* 複数業者に見積もりを依頼する:今回の経験を踏まえ、今後は複数業者に見積もりを依頼し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することが重要です。
* 下地状態の確認:業者に既存の床の下地状態を確認してもらいましょう。下地補強が必要な場合、費用や工期に影響します。
* 保証内容を確認する:業者から提示された見積もりには、保証内容が記載されているはずです。保証期間や保証範囲をよく確認し、比較検討しましょう。
* 素材選び:耐水性のあるフローリング材を選択することで、水漏れリスクを軽減できます。
まとめ
築17年のマンションのリビング・キッチンリフォームでは、初期費用は高くなりますが、張替えを選択することを強くお勧めします。 費用面だけで判断せず、将来的なリスクや快適性を考慮した上で、最適な選択をしてください。