築17年の一戸建てを二世帯住宅に増築!費用とリフォーム業者選びのポイント

主人の実家を増築して二世帯住宅にしようと思っています。 実家は築17年。積水ハウスです。家の中はまだとてもきれいです。 土地は90坪、建物は47坪。 1階はそのままにして、階段部分はふさぐ予定。 2階は現在主寝室、ウォークインクローゼット、子供部屋2室、トイレがあります。 2階に新たに玄関、洗面所、お風呂、LDKを増築し、完全分離型の二世帯にと考えています。 まだこのくらいしか話がすすんでおらず、リフォーム業者さがしもこれからです。 参考までにどのくらいの金額がかかるか知りたいです。 知っている方、いらっしゃいましたら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。

二世帯住宅増築の費用:様々な要素が影響

築17年の積水ハウスの住宅を二世帯住宅に増築する際の費用は、様々な要素によって大きく変動します。単純に坪単価を掛け算して算出することは難しく、個別の見積もりが必要不可欠です。 しかし、大まかな費用感を知ることは計画を進める上で重要です。以下、費用に影響する主な要素を解説します。

増築規模と仕様

今回の計画では、2階に玄関、洗面所、浴室、LDKを増築するとのことですが、それぞれの広さや仕様によって費用は大きく変わります。例えば、高級感のあるシステムキッチンやユニットバスを採用すれば、費用は高くなります。逆に、コストを抑えた標準的な設備を選べば費用を抑えることができます。 また、LDKの広さ、天井高、窓の種類なども費用に影響します。

構造上の制約と工事難易度

既存の建物との接続部分の構造補強が必要になる場合や、配管や電気工事の変更が必要な場合、費用は高くなる傾向があります。築17年ですので、建物の老朽化状況や耐震性なども考慮する必要があります。 積水ハウスの住宅であれば、構造図を入手し、専門業者に見てもらうことで、より正確な費用見積もりを得ることができます。

外装・内装の仕上げ

外壁材、屋根材、内装材の選択も費用に大きく影響します。高価な素材を使用すれば費用は高くなりますが、デザイン性や耐久性も向上します。 既存の建物との調和も考慮し、素材選びを行う必要があります。 例えば、ベージュ系の落ち着いた色合いの外壁材を選択することで、既存の建物との統一感を出しつつ、上品な印象を与えることができます。

その他費用

上記以外にも、設計費用、申請費用、解体費用、地盤調査費用、諸経費などが発生します。これらの費用も事前に把握しておく必要があります。

二世帯住宅増築にかかる費用の目安

様々な要素が絡み合うため、正確な費用を提示することはできませんが、一般的な二世帯住宅増築の費用は、坪単価50万円~100万円程度と言われています。今回の増築規模を仮に20坪とすると、1000万円~2000万円といった費用が想定されます。しかし、これはあくまで目安であり、実際にはもっと高くなる可能性もあります。

費用を抑えるための工夫

費用を抑えるためには、以下の点を考慮してみましょう。

  • シンプルで機能的なデザインにする:無駄な装飾を省き、シンプルなデザインにすることで、材料費や工数を削減できます。
  • 標準的な設備を採用する:高級感のある設備ではなく、標準的な設備を採用することで費用を抑えられます。
  • DIY可能な部分を行う:塗装や壁紙貼りなど、DIY可能な部分は自分で行うことで費用を削減できます。
  • 複数の業者から見積もりを取る:複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、最適な業者を選び、費用を抑えることができます。

リフォーム業者選びのポイント

費用だけでなく、信頼できるリフォーム業者を選ぶことも非常に重要です。

実績と経験

二世帯住宅増築の実績が豊富で、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。ホームページや口コミサイトなどで、業者の実績や評判を事前に確認しましょう。

対応力とコミュニケーション

設計段階から完成まで、しっかりとコミュニケーションを取れる業者を選びましょう。疑問点や要望をスムーズに伝えられる業者かどうかを確認することが大切です。

保証体制

工事完了後の保証体制がしっかりしている業者を選ぶことが重要です。万が一、不具合が発生した場合でも、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。

専門家への相談

二世帯住宅増築は、複雑な手続きや専門的な知識が必要となる場合もあります。建築士や不動産会社などの専門家に相談することで、よりスムーズに計画を進めることができます。

まとめ

二世帯住宅増築は、費用や手続きなど、多くの課題があります。しかし、適切な計画と準備、そして信頼できる業者選びによって、快適な二世帯住宅を実現できます。 この記事が、皆様の二世帯住宅増築計画の一助となれば幸いです。

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