築16年RC造1Rマンションでの騒音問題と対策:隣室への音漏れを防ぐ方法

築16年のRC造りの1Rに住んでいます。学生マンションです。彼氏が泊まりにくることがよくありますが、昨日は3時くらいまでTVゲームをしていたせいか特別騒いだ感覚はなかったのですが、隣の隣のお部屋から初めて苦情がきてしまいました。反省は十分していますが、昨日のようなケースは稀で普段は話し声にも気をつけています。しかし、彼氏は普段から話し声が大きめなので実はいつも音が漏れていて我慢の限界で苦情が来てしまったのでは、と不安です。学生ですので少し甘めかもしれませんが12時以降を深夜と仮定した場合、どれくらいの音量で話したりTVをつけたらいいのでしょうか?みなさんは話し声やTVの音の漏れは何時ごろまでなら許容とお考えになりますか?補足確かに静かではなかったですが隣の隣のお部屋までの騒音になるほどだったのかが不思議です。TVの音量は正確にはわかりませんが15以下にはしてありましたし奇声はあげていません。もし隣の隣までダダ漏れだとしたら両隣の部屋の方からも苦情が来るはずじゃ…と思うとどう音が漏れてるのか不思議です。ちなみにわたしの感覚だと隣室より上階からの音の方が気になります。

RC造マンションでも音漏れはする!その原因と対策

RC造は、鉄筋コンクリート造の略で、一般的に木造よりも遮音性が高いとされています。しかし、完全に音が漏れないわけではありません。特に築年数の経過とともに、建物の劣化や共用部分の老朽化によって、遮音性能が低下することもあります。今回のケースのように、隣の隣まで音が聞こえるということは、いくつかの要因が考えられます。

音の伝わり方とRC造マンションの特徴

音は、空気中を伝わる「空気伝搬音」と、建材を振動して伝わる「固体伝搬音」があります。RC造マンションでは、固体伝搬音が問題となるケースが多いです。例えば、床や壁を叩く音、足音、家具の移動音などは、建材を伝わって隣の部屋に伝わります。また、話し声やテレビの音も、空気伝搬音だけでなく、壁や床を振動させることで固体伝搬音として伝わることがあります。

築16年という経過年数も考慮すると、建物の経年劣化による遮音性能の低下も考えられます。経年劣化によって、コンクリートのひび割れや、壁と床の接合部分の緩みが生じ、音の伝わりやすさが増している可能性があります。

音漏れ原因の特定

今回のケースでは、隣の隣まで音が聞こえたとのことですが、これはいくつかの要因が重なった可能性があります。

  • 彼氏さんの声の大きさ:普段から話し声が大きいとのことですので、これが大きな要因の一つと考えられます。
  • TVゲームの音:TVゲーム特有の低音や効果音は、壁や床を振動させやすく、音漏れしやすい傾向があります。
  • 時間帯:深夜3時という時間帯は、周囲の音が静まっているため、小さな音でも大きく聞こえてしまいます。
  • 建物の構造:築16年経過していること、1Rという間取りの特性、隣接する部屋との構造上の関係など、建物の構造自体が音漏れしやすい要因になっている可能性があります。
  • 音の共鳴:部屋の形状や家具の配置によっては、音が共鳴して、より大きく聞こえることがあります。

音漏れ対策:具体的な方法

音漏れを防ぐためには、空気伝搬音と固体伝搬音の両方に対応する必要があります。

空気伝搬音対策

  • 音量を下げる:これは最も基本的な対策です。テレビの音量を下げる、話し声を抑えるなど、意識的に音量をコントロールしましょう。特に深夜は、通常時よりもさらに音量を下げる必要があります。
  • 防音カーテンやカーペット:窓や壁に防音カーテンを取り付けたり、床に防音カーペットを敷いたりすることで、空気伝搬音を軽減できます。厚手のカーテンや、防音効果の高い素材を選ぶことが重要です。特に、窓からの音漏れは意外に大きいため、防音カーテンは効果的です。
  • 家具の配置:ソファや本棚などの家具を壁際に配置することで、音が直接壁に伝わるのを防ぎます。また、吸音効果のある素材の家具を選ぶことも効果的です。

固体伝搬音対策

  • 防振マット:テレビやオーディオ機器の下に防振マットを敷くことで、振動による音漏れを軽減できます。
  • 床への対策:床にカーペットやラグを敷くことで、足音などの振動を吸収します。厚手のものほど効果があります。また、防音マットを敷くことも効果的です。
  • 壁への対策:壁に吸音材を貼ることで、音の反射を防ぎ、音漏れを軽減できます。ただし、賃貸マンションの場合、壁に穴を開けたり、物を貼ったりすることが禁止されている場合がありますので、事前に確認が必要です。吸音パネルなど、賃貸でも使える製品もあります。

深夜の音量基準と近隣住民への配慮

一般的に、深夜(12時~6時)は、騒音に対する許容範囲が狭くなります。具体的な音量基準は、自治体やマンションの規約によって異なりますが、話し声は「会話程度の音量」、テレビの音量は「小さめ」を目安にするのが良いでしょう。

近隣住民との良好な関係を築くために

騒音問題は、近隣住民との関係に悪影響を及ぼす可能性があります。苦情が来た際には、真摯に謝罪し、再発防止に努めることが大切です。また、日頃から近隣住民への配慮を心がけることで、良好な関係を築くことができます。

  • 挨拶を欠かさない:普段から挨拶をすることで、お互いの顔見知りとなり、トラブル発生時の対応もスムーズになります。
  • 事前に相談する:彼氏が泊まる際など、騒音が出そうな場合は、事前に近隣住民に一声かけることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
  • 管理会社への相談:騒音問題が解決しない場合は、マンションの管理会社に相談しましょう。管理会社は、騒音問題の専門家ではありませんが、適切なアドバイスや仲介をしてくれる可能性があります。

専門家の意見:騒音問題解決のためのアドバイス

騒音問題に詳しい専門家(建築音響の専門家など)に相談することで、より的確な対策を講じることができます。専門家は、建物の構造や音の伝わり方を分析し、適切な対策を提案してくれます。

まとめ:グレーのインテリアで落ち着きのある空間を

今回の騒音問題は、RC造マンションであっても、音漏れが起こる可能性があることを示しています。日頃から近隣住民への配慮を心がけ、適切な対策を講じることで、快適な生活を送ることができます。グレーのインテリアは、落ち着いた雰囲気を作り出し、騒音問題を意識させない空間づくりにも役立ちます。

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