築15年鉄骨造の遮音性と騒音問題：引っ越し検討前に知っておきたいこと

築15年の鉄骨造の遮音性について。上階や隣室の騒音で引っ越しを検討しています。現在築30年ちょっとのRC造に住んでいますが上階の子どもの走り回る音や、落下音、窓の開閉音、隣室の夜中から朝方まで続くドスドス歩く音、落下音、音楽の重低音、どんちゃん騒ぎの声に悩まされています。何故か配管が剥き出しの造りで上からの風呂トイレキッチンの水周り音が酷いのです。隣室からは洗濯機を使う水音やトイレを流した時の水音の轟音等、色々と酷いアパートです…。先日築15年3階建て鉄骨造のアパートの1階を不動産屋と見に行きました。内見時はお昼頃行ったんですが、10分程の滞在時間でしたので一応静かでした。 1フロアなので隣は居ないタイプでしたが上階からの騒音が心配で踏ん切りが付きません。最終的には住人の質にかかって来るのは分かります…。だだ遮音性に優れていると言われる今住んでるRC造がこんな騒音まみれじゃ鉄骨造なんてとんでもないのかなとか悩みに悩んでいます。それとも今のRC造は古いから騒音が酷いのか築15年の鉄骨造なら少しはマシなのか…とか考えてしまいます。その検討中の鉄骨造アパートは今の所より広さもあるので家賃が1万位上上がってしまい、失敗出来ない上お金にも余裕がありません…。鉄骨造にお住まいの方はどうかアドバイスやご意見下さい。本当にまいってしまい毎日憂鬱で安心出来るはずの自分の部屋が辛くて仕方ないです。条件がペット可なので中々合うのが見つからず悩んでいます。

Contents

1 築15年鉄骨造アパートの遮音性：RC造との比較
2 鉄骨造アパートを選ぶ際のポイント：騒音対策に重点を置いて
3 騒音対策：自分自身でできること
4 専門家の意見：建築音響の専門家に相談
5 まとめ：慎重な判断と情報収集が重要

築15年鉄骨造アパートの遮音性：RC造との比較

現在お住まいの築30年超のRC造アパートで深刻な騒音問題に悩まされているとのこと、大変お辛い状況ですね。 RC造は鉄骨造に比べて遮音性に優れていると一般的に言われますが、築年数や建物の構造、施工の精度によって、その効果は大きく異なります。古いRC造の場合、経年劣化による建材の劣化や、当初からの施工不良などが原因で、遮音性が低下している可能性があります。あなたの現状がまさにそのケースと言えるでしょう。

一方、鉄骨造はRC造に比べて遮音性が劣るとされることが多いですが、これも建物の構造や施工の質に大きく依存します。築15年であれば、比較的新しい部類に入るため、適切な遮音対策が施されていれば、必ずしも騒音問題に悩まされるわけではありません。ただし、RC造と比較すると、特に床からの衝撃音（上階からの足音など）に対しては、遮音性能が低い傾向にあります。

鉄骨造アパートを選ぶ際のポイント：騒音対策に重点を置いて

築15年の鉄骨造アパートへの引っ越しを検討されているとのことですが、騒音問題を回避するためには、以下の点を注意深く確認する必要があります。

1. 内見時の時間帯と方法

内見は昼間だけでなく、夜間や早朝にも行うことをおすすめします。昼間は静かでも、夜になると騒音が顕著になるケースは少なくありません。また、単に室内にいるだけでなく、廊下を歩いたり、階段を上り下りしたりすることで、建物の音の伝わり方を体感することも重要です。

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2. 建物の構造と遮音仕様の確認

不動産会社に、以下の点を具体的に質問しましょう。

床の構造：コンクリートスラブの厚さ、防振ゴムの使用の有無など
壁の構造：二重壁構造の有無、断熱材の種類など
窓の種類：防音サッシの有無、複層ガラスの使用など
配管の状況：配管の露出状況、防音対策の有無など

特に、床の構造は重要です。コンクリートスラブが厚く、防振ゴムなどの遮音材が使用されている方が、衝撃音に対する効果が高まります。配管の露出状況も、水回り音の大きさに影響しますので、確認が必要です。

3. 周辺環境の調査

アパート周辺の環境も確認しましょう。騒がしい道路に面している、または騒音源となる施設が近くにある場合は、騒音問題が発生する可能性が高まります。 実際に現地で数時間過ごしてみるのも有効です。

4. 過去の入居者の声

不動産会社に、過去の入居者からの苦情や騒音に関する情報がないか確認してみましょう。ただし、この情報は必ずしも正確とは限らないため、他の情報と合わせて総合的に判断する必要があります。

騒音対策：自分自身でできること

引っ越し後も、騒音問題に悩まされないように、自分自身でできる対策も検討しましょう。

防音カーテンやカーペット：外部からの騒音や、室内の音を軽減する効果があります。
家具の配置：壁際に家具を配置することで、騒音の反射を防ぐ効果があります。
遮音マット：床に敷くことで、衝撃音を軽減する効果があります。

これらの対策は、完璧な解決策ではありませんが、騒音レベルをある程度軽減するのに役立ちます。

専門家の意見：建築音響の専門家に相談

騒音問題に悩まされている場合は、建築音響の専門家に相談することも有効です。専門家は、建物の構造や騒音の原因を分析し、適切な対策を提案してくれます。費用はかかりますが、将来的な安心を買うという意味でも検討する価値はあります。

まとめ：慎重な判断と情報収集が重要

鉄骨造アパートへの引っ越しは、騒音問題の観点から慎重に検討する必要があります。内見時の時間帯や方法、建物の構造、周辺環境などをしっかりと確認し、必要であれば専門家に相談するなど、十分な情報収集を行いましょう。現在のRC造アパートでの苦い経験を活かし、後悔のない選択をしてください。ペット可で、かつ静かな住まいが見つかることを心から願っています。