築15年一軒家の和室DIY!30mm畳からのフローリング施工方法徹底解説

DIY 畳(30mm)からフローリング 施工方法について 築15年の一軒家に住んでいます。 和室をフローリングにDIYしようと思い、畳を剥がすと、 下地(合板)があります。 問題は畳の厚さが30mmしかありません! この場合の施工法は下記のどれがいいでしょうか? ① フローリング材(12mm) 合板(15mm) ② フローリング材(12mm) スタイロフォーム(15mm) ③ フローリング材(12mm) 根太(15mm)を敷き、間にスタイロフォーム(15mm) ④、⑤、⑥ ① ② ③のパターンで、フローリング材の下に2.3mmのベニア板を挟む 部屋には、重いピアノは置きません。子供用のタンス程度のものは置きます。 自分なりに調べましたが、いろいろ選択肢があり悩んでます。 みなさまのお知恵を拝借できればと思います。 よろしくお願いします。

30mm畳からのフローリングDIY:最適な施工方法の選定

築15年の住宅で、30mm厚の畳からフローリングへのDIYリフォームをご検討とのこと。畳の下に合板があるとのことですので、既存の下地を有効活用した施工方法を検討する必要があります。ご提示いただいた選択肢を元に、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説し、最適な方法をご提案します。

選択肢と詳細な解説

まず、ご提示いただいた4つの選択肢を詳細に見ていきましょう。それぞれのメリット・デメリットを比較することで、最適な方法が見えてきます。

① フローリング材(12mm)+合板(15mm)

* メリット:比較的シンプルな方法で、材料費も抑えられます。既存の合板の上に新しい合板を張り、その上にフローリングを施工するため、比較的簡単に作業できます。
* デメリット:床の高さが上がりすぎる可能性があります。30mmの畳を撤去し、15mmの合板を追加すると、合計45mmの高さになります。既存の建具との兼ね合いを考慮する必要があります。また、既存の合板の強度や状態によっては、追加の合板が十分な強度を確保できない可能性があります。

② フローリング材(12mm)+スタイロフォーム(15mm)

* メリット:断熱性・防音性を向上させることができます。スタイロフォームは軽量で断熱性に優れているため、床の断熱性を高めたい場合に適しています。また、軽量であるため、既存の下地への負担も軽減できます。
* デメリット:強度が不足する可能性があります。スタイロフォームは断熱材であり、強度が低いのが特徴です。重い家具を置く場合は、床が沈む可能性があります。また、湿気の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

③ フローリング材(12mm)+根太(15mm)+スタイロフォーム(15mm)

* メリット:強度と断熱性を両立できます。根太を施工することで、床の強度を確保できます。スタイロフォームを併用することで、断熱性も向上します。
* デメリット:施工が複雑で、難易度が高いです。根太を施工するには、正確な寸法測定と施工技術が必要です。また、材料費も高くなります。

④〜⑥ フローリング材の下に2.3mmのベニア板を挟むパターン

ベニア板を追加することで、既存の下地との接着性を高め、フローリングの施工性を向上させる効果があります。どの選択肢にも有効な方法ですが、特に既存の下地が傷んでいる場合や、フローリング材との相性に不安がある場合に有効です。

専門家の視点:最適な方法の提案

上記の選択肢を考慮すると、お子様用のタンス程度の家具しか置かないとのことですので、② フローリング材(12mm)+スタイロフォーム(15mm) が最も現実的かつ費用対効果の高い方法と考えられます。

ただし、スタイロフォームの強度不足を補うために、以下の点を考慮する必要があります。

* スタイロフォームの厚さ:15mmでは不安定な場合があります。状況に応じて20mm以上の厚さに変更することを検討しましょう。
* 下地処理:既存の合板の表面を清掃し、必要に応じて下地処理剤を塗布することで、接着性を高めます。
* 接着剤:スタイロフォームと合板、フローリング材とスタイロフォームの接着には、適切な接着剤を使用することが重要です。
* 補強材:必要に応じて、合板や根太を部分的に使用して補強することで、より強度を高めることができます。

具体的なDIY手順

1. 畳の撤去:畳を丁寧に剥がします。既存の合板の状態を確認し、傷みや汚れがあれば補修します。
2. 下地処理:既存の合板の清掃と、必要に応じて下地処理剤の塗布を行います。
3. スタイロフォームの施工:スタイロフォームを適切なサイズにカットし、既存の合板の上にしっかりと接着剤で固定します。
4. フローリングの施工:フローリング材をスタイロフォームの上に、適切な接着剤を使用して施工します。
5. 仕上げ:巾木などを取り付け、仕上げを行います。

注意点

* 湿気対策:スタイロフォームは湿気に弱いので、換気の良い状態を保つことが重要です。
* 防虫対策:防虫剤を使用するなど、虫の発生を防ぐ対策をしましょう。
* 安全対策:DIY作業中は、安全に配慮して作業を行いましょう。

まとめ:和室DIYを成功させるために

30mmの薄い畳からフローリングへのDIYリフォームは、既存の下地を有効活用することが重要です。今回ご紹介した方法を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な施工方法を選択し、安全に作業を進めてください。 不明な点があれば、専門業者に相談することも検討しましょう。 DIYは楽しいですが、安全第一で作業を進めることを心がけてください。

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