築15年、部屋の気になる音…家鳴り?それとも?原因と対策を徹底解説

築15年くらいの家で、昔から私の部屋だけバキバキ、パキッパチンというような音がします。家なりでしょうか??ラップ音でしょうか??角の部屋は家なりしやすいのでしょうか??ずっと鳴ってるので凄く耳障りです(ノ_-) 朝~昼に多いです。夜は何も聞こえません。

気になる音の原因を探る:家鳴り、ラップ音、そしてその他の可能性

築15年のお住まい、特定の部屋で「バキバキ、パキッパチン」という音がするとのこと、ご心配ですね。まず、可能性として考えられるのは以下の3点です。

1. 家鳴り

家鳴りは、建物の構造材(木材や合板など)の伸縮や摩擦によって発生する音です。温度や湿度の変化、地震、風の影響などで建材が動き、摩擦が生じることで音が発生します。特に、角部屋は外壁に面する面積が広く、温度変化の影響を受けやすいため、家鳴りが起こりやすい傾向があります。朝~昼間に音が多く、夜には聞こえないという点も、日中の温度変化が影響している可能性を示唆しています。

家鳴りの特徴:

* 音の大きさや頻度は、温度や湿度、時間帯によって変化する。
* 特定の場所(壁、床、天井など)から音がすることが多い。
* 音の種類は、きしみ音、バキバキ音、コツコツ音など様々。
* 軽微な場合は、特に問題ない場合もあるが、ひどい場合は建物の構造に問題がある可能性も。

2. ラップ音

ラップ音は、超常現象の一種とされる不可解な音で、原因が特定できないことが特徴です。しかし、多くの場合、家鳴りやその他の物理的な原因によって説明できることがほとんどです。今回のケースでは、音が特定の部屋で発生し、時間帯によって変化するという点から、ラップ音の可能性は低いと考えられます。

ラップ音の特徴:

* 原因が特定できない不可解な音。
* 叩くような音、こすりつけるような音など、様々な種類がある。
* 特定の時間帯や場所に出現するとは限らない。

3. その他の可能性

家鳴りやラップ音以外に、以下の可能性も考えられます。

* 建材の劣化:築15年であれば、建材の劣化によって音が発生している可能性があります。特に、木材の乾燥や腐朽、合板の剥がれなど。
* 配管の音:給排水管や空調設備の配管からの音も考えられます。配管の接続部分の緩み、配管の振動などが原因となる場合があります。
* 家具や家電の音:家具や家電の振動が共鳴して音が発生している可能性もあります。
* 隣家からの音:隣家からの音が伝わって聞こえている可能性も否定できません。

原因特定のためのステップバイステップガイド

まずは、音の発生源を特定することが重要です。以下の手順で調査してみましょう。

1. 音の発生場所の特定

* 音が聞こえる時に、部屋の中をゆっくりと移動し、音の大きさが変化する場所を探します。
* 壁や床、天井などに耳を当てて、音の発生源を探ります。
* 音が大きくなる場所を特定したら、その周辺の状況を詳しく観察します。

2. 音の発生タイミングの確認

* 音が聞こえる時間帯を記録します。
* 天気や気温、湿度などの状況も記録します。
* 音の発生頻度やパターンを記録します。

3. 周辺環境のチェック

* 部屋の家具や家電の配置を確認します。
* 配管の状況を確認します。
* 隣家からの音の可能性も考慮します。

4. 専門家への相談

上記の調査で原因が特定できない場合は、建築業者や不動産業者、専門の診断業者などに相談することをお勧めします。専門家は、建物の構造や状態を詳しく調べ、原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。

具体的な対策例

原因が特定できたら、適切な対策を講じましょう。

家鳴りの場合

* 緩衝材の設置:音の発生源となる箇所に、ゴムやフェルトなどの緩衝材を設置することで、建材の摩擦を軽減し、音を小さくすることができます。
* 補強工事:家鳴りがひどい場合は、建物の構造を補強する工事が必要になる場合があります。専門業者に相談しましょう。
* 防音材の施工:壁や天井に防音材を施工することで、音を遮断することができます。

配管の音の場合

* 配管の固定:配管が緩んでいたり、振動していたりする場合は、配管をしっかりと固定することで音を軽減することができます。
* 配管の保温材の追加:配管に保温材を追加することで、配管の温度変化による振動を抑制できます。

家具や家電の音の場合

* 家具や家電の配置変更:家具や家電の配置を変更することで、振動が軽減される場合があります。
* 防振ゴムの使用:家具や家電の下に防振ゴムを設置することで、振動を吸収することができます。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、築15年の住宅で「バキバキ、パキッパチン」という音がするとのことですが、まずはご自身が発見した音の発生場所を正確に特定することが重要です。 その上で、音の発生頻度や時間帯、天候との関連性などを記録することで、原因究明の糸口が掴めます。 もし、ご自身で原因の特定が困難な場合は、建築士や住宅診断士に相談することをお勧めします。彼らは、建物の構造や状態を専門的に判断し、適切な対策を提案してくれます。 安易な自己解決はかえって状況を悪化させる可能性もありますので、専門家の意見を聞きながら、安全かつ効果的な対策を検討しましょう。

まとめ

築15年のお住まいで発生する「バキバキ、パキッパチン」という音は、家鳴り、配管の音、建材の劣化など様々な原因が考えられます。まずは、音の発生源を特定し、時間帯や天候との関連性を記録することで、原因究明の糸口をつかむことができます。それでも原因がわからない場合は、専門家への相談を検討しましょう。適切な対策を行うことで、快適な住環境を取り戻せるはずです。

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