築14年賃貸マンションの設備交換について:エアコン、浄水器、ウォシュレット

築14年の賃貸マンションに住んでいます。引っ越して6年半たちます。備え付けのエアコンを取り替えてもらうことは可能でしょうか? エアコンは特に異常はないのですが、吹き出し口の羽の向きを変えるとたまに水がふってきます。が、古い型なので取り替えてほしいなと思いこちらで質問させていただきました。また、浄水器、ウォシュレットですが、私が入居した時点ではなかったのですが、以降にご入居されたかたのお部屋はとりつけてあります。その際、エアコンも新しいのに交換されています。管理会社に我が家も同等にしてほしいと相談はできるのでしょうか?

築14年賃貸マンションの設備交換:エアコン編

築14年の賃貸マンションにお住まいとのこと、6年半もの間、同じエアコンを使用されているんですね。吹き出し口の羽根の向きを変える際に水が飛んでくるというのは、エアコン内部の排水経路に問題がある可能性があります。古い機種だと、排水経路の詰まりや劣化による水漏れも起こりやすいため、早めの対応がおすすめです。

エアコンの交換を希望する場合、管理会社に相談することが重要です。 賃貸契約書や重要事項説明書をよく確認し、設備の修繕や交換に関する条項を確認しましょう。多くの場合、「通常の使用による損耗」と判断される範囲であれば、管理会社が負担してくれる可能性があります。しかし、「故意または過失による破損」の場合は、借主の負担になる可能性が高いです。

今回のケースでは、エアコンの老朽化による不具合と判断される可能性が高いですが、管理会社によっては、交換ではなく修理を提案してくるかもしれません。その場合は、修理後の状態や、今後の故障リスクなどを考慮し、交換を改めて強く要望してみましょう。

エアコン交換交渉のポイント

* 具体的な不具合を明確に伝える:「吹き出し口から水が飛ぶ」だけでなく、「羽根の向きを〇〇にすると水が飛ぶ」「頻度は〇〇回程度」「いつ頃から発生したか」など、具体的な情報を伝えましょう。
* 写真や動画を証拠として提示:水漏れの様子を写真や動画に記録しておくと、管理会社への交渉がスムーズに進みます。
* 新しいエアコンへの交換を提案:古いエアコンの性能や省エネ性などを比較し、新しいエアコンへの交換を提案することで、管理会社を説得できる可能性があります。
* 類似事例の提示:他の入居者の方が新しいエアコンに交換してもらっている事例があれば、それを提示することで、公平性を訴えることができます。
* 交渉の記録を残す:メールや手紙で交渉を行う場合は、やり取りの記録を必ず残しておきましょう。

築14年賃貸マンションの設備交換:浄水器とウォシュレット編

後から入居した方が浄水器とウォシュレットが設置されているとのこと、これは管理会社の方針変更や、物件のリノベーション、あるいは設備のグレードアップによる可能性があります。

管理会社に同等の設備設置を要望することは可能です。 ただし、「他の入居者への公平性」を考慮し、交渉する必要があります。 管理会社は、全ての入居者に同じ設備を提供する義務はありません。しかし、後から入居した方への設備提供を鑑みれば、既存の入居者にも同様の設備を提供するよう交渉する余地はあります。

浄水器とウォシュレット設置交渉のポイント

* 公平性を訴える:「後から入居した方にも同等の設備が提供されている」ことを明確に伝え、公平な対応を求めましょう。
* 入居時の契約内容を確認:契約書に設備に関する記載があれば、それを根拠に交渉できます。
* 費用負担について明確にする:設置費用や維持費用の負担について、管理会社と事前に確認しましょう。
* 代替案を提示:浄水器やウォシュレットの設置が難しい場合は、代替案(例えば、水質検査の結果に基づいた対応など)を提示することで、交渉を進めやすくなります。
* 冷静かつ丁寧に交渉する:感情的に訴えるのではなく、冷静かつ丁寧に交渉することが重要です。

専門家(不動産管理会社)の視点

不動産管理会社に長年携わってきた経験から、これらの設備交換に関する相談は頻繁に寄せられます。 管理会社は、建物の維持管理と入居者の快適性を両立させる必要があります。 そのため、設備交換の判断は、建物の状態、費用対効果、他の入居者への影響などを総合的に考慮して行われます。

古い設備の交換は、修繕費用の増加につながるため、管理会社は慎重な判断を迫られます。しかし、入居者の快適性向上は、入居率や居住満足度にも大きく影響するため、無視できない要素です。 特に、老朽化による故障リスクが高い設備については、交換を検討する可能性は高くなります。

交渉においては、「冷静で丁寧な対応」が重要です。 感情的な訴えは、かえって交渉を難しくする可能性があります。 具体的な状況を説明し、証拠となる資料を提示することで、管理会社を納得させることが重要です。

まとめ

築14年の賃貸マンションにおけるエアコン、浄水器、ウォシュレットの交換について、管理会社との交渉は可能です。 ただし、契約内容や管理会社の判断を尊重しつつ、具体的な状況を明確に伝え、公平性を訴えることが重要です。 写真や動画などの証拠、そして冷静で丁寧なコミュニケーションを心がけ、交渉を進めていきましょう。

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