築13年二世帯住宅のリフォーム見積もり:5775000円は妥当?

築13年になる二世帯住宅に住んでいます。(玄関1、浴室1、リビング2、キッチン2、寝室2)このたびリフォームをしようと思い新築で施工していただいたハウスメーカーのリフォーム会社に見積もりをとってもらいました が予算をオーバーしてしまい、さらなる値引きをお願いしたところ、これ以上は無理ですといわれました。保証期間中なので同じハウスメーカーでやってほしいので他社の見積もりはだしてありません。それなのでこの見積もりが妥当なのか、高いのか、安いのか?まったくわかりません。同じようなリフォームした方、またはお詳しい方、専門家の方等のアドバイスお願いいたします。以下に内容を記します。 屋根(薄型スレート)の塗装、外壁塗装(シーリング打ちかえ含む)、軒下、破風など細かい部分も塗装、外階段を付けて二階に小さい玄関を作る、二階の12畳の部屋(ドア2つあり)の 中央にクロゼット1と本棚を背中合わせに二つを設置し、足りない部分は壁を足し六畳を子供部屋とする。もう一つの六畳部分にシャワールームと二階玄関になるところにある洗面所を移動し脱衣所を兼ねる。またシャワールームの横に0.25畳の収納を付ける、残りの2.5畳は書斎にする、インナーサッシを四か所、子供部屋にエアコン一台、玄関はCFシートというのを貼り簡単にするそうです。意外だったのが外階段(らせん階段)と踊り場で約140万円もします。(搬入、設置費別) 以上の内容で値引き後 工事金額5500000円(税抜き) 5775000円(税込)です。 約80万円は値引いてくれています。 妥当なとこでしょうか? よろしくお願いいたします。補足ご回答ありがとうございます。やはり施工したハウスメーカーがいいですかね、しかし内装工事だけではありませんし、足場もこれだけのことをするのですから、もちろん設置します。質問の内容を良く読んでから回答していただけたらと思います。

リフォーム見積もりの妥当性を判断する方法

築13年の二世帯住宅のリフォーム、5775000円(税込)の見積もりについて、妥当性を判断する上で重要なポイントを解説します。ハウスメーカーからの見積もりで、他社比較ができない状況では、以下の点をチェックし、判断材料としてください。

1. 見積書の明細を確認する

見積書は、単なる金額だけでなく、それぞれの工事内容が詳細に記載されている必要があります。項目ごとに内訳が明確になっているかを確認しましょう。例えば、外壁塗装であれば、使用する塗料の種類や㎡単価、シーリング打ち替えの箇所数などが記載されているべきです。

特に、外階段(らせん階段)と踊り場が140万円と高額なため、詳細な内訳を確認することが重要です。材料費、施工費、搬入設置費などが個別に記載されているか、また、他社と比較できるような情報(例えば、階段の種類や材質)が記載されているかを確認しましょう。

2. 単価の妥当性をチェックする

各工事項目の単価が妥当かどうかを判断するために、インターネットなどで相場を調べることが有効です。リフォーム費用比較サイトや、専門業者への問い合わせを通じて、同様の工事内容の相場を把握しましょう。ただし、地域差や材料費の高騰なども考慮する必要があります。

3. 工事内容の必要性を再確認する

見積もりに含まれる全ての工事が本当に必要なのか、見直してみましょう。例えば、インナーサッシは断熱効果を高める効果がありますが、予算を抑えるために、優先順位を下げることも検討できます。また、子供部屋のエアコンは、既存のエアコンを移動できないか、検討する余地があります。

4. ハウスメーカーへの再交渉

他社見積もりがない状況では、ハウスメーカーに再度交渉することが重要です。見積書の内容を丁寧に説明してもらい、不明点や疑問点を解消しましょう。特に、外階段の費用が高額なため、その理由や、費用を抑えるための代替案などを提案してもらうことを検討してください。

5. 専門家への相談

どうしても判断に迷う場合は、建築士やリフォームアドバイザーなどの専門家に相談することをおすすめします。専門家は、見積書の内容を客観的に評価し、妥当性や改善点などをアドバイスしてくれます。複数の専門家の意見を聞くことで、より確実な判断ができます。

リフォーム費用を抑えるための工夫

予算オーバーを解消するために、いくつかの工夫を検討してみましょう。

1. 工事内容の簡素化

例えば、外壁塗装の色をシンプルなものにする、外階段のデザインを変更する、内装材をコストパフォーマンスの高いものに変更するなど、工事内容を簡素化することで費用を抑えることができます。

2. DIYの活用

一部の工事をDIYで行うことで、人件費を削減できます。例えば、クロス張替えやペンキ塗りなど、比較的容易な作業はDIYで対応できる可能性があります。ただし、安全に作業できるスキルと知識が必要であることを理解し、無理のない範囲でDIYに取り組みましょう。

3. 複数業者への見積もり依頼(可能であれば)

保証期間中という制約はありますが、もし可能であれば、ハウスメーカー以外のリフォーム会社にも見積もりを依頼してみましょう。複数の見積もりを比較することで、価格や工事内容の妥当性を客観的に判断できます。

ケーススタディ:類似リフォーム事例

仮に、外壁塗装、屋根塗装、内装リフォーム(6畳×2部屋)を想定した場合、地域や使用する材料によって費用は大きく変動しますが、一般的な相場として400万円~600万円程度と推測されます。今回の見積もり5775000円は、外階段やインナーサッシ、その他細かい工事などを含んでいるため、必ずしも高すぎる金額とは言えません。しかし、外階段の費用が140万円と高額であるため、この部分の見直しが必要となる可能性があります。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、今回のリフォームは、外壁塗装、屋根塗装といった一般的なメンテナンスに加え、二階への玄関新設、間取り変更など、大規模な改修が含まれています。そのため、5775000円という金額は、決して高すぎる金額ではありません。しかし、外階段の費用が妥当かどうかは、詳細な仕様を確認する必要があります。らせん階段は、一般的な直線階段よりも施工費用が高くなる傾向があります。

まとめ

今回のリフォーム見積もりは、工事内容が複雑で、高額な外階段が含まれているため、一概に高いとは言えません。しかし、見積書の明細を丁寧に確認し、各工事項目の単価や必要性を再確認することで、費用を抑える余地があるかもしれません。ハウスメーカーへの再交渉、専門家への相談、DIYの活用などを検討し、最適なリフォームプランを策定しましょう。

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