築12年住宅の気になるニオイ…リビングに充満する腋臭のような臭いの原因と対策

部屋が腋臭のにおいがします。築12年ほどの持ち家ですがどこからともなく腋臭みたいなにおいがします。自分で原因だと思っていることは、西日がひどく壁に強い日差しが差し粘着物がにおっているか。母がいつも窓を開けっ放しにするので(換気のため)雨がふるとフローリングに水がつき、その部分のワックスが剥がれている事。父は腋臭がありますが、原因は父ではないと思います。原因と対策を教えてください。補足回答ありがとうございます。しかし、2階には部屋が二つありトイレ、収納部屋、二つの部屋の間を6畳ほどのリビングがありますが部屋からにおうのではなく二つの部屋の間を6畳ほどのリビングだけにおうのですが、カーテンや布系のものいっさいありません。あるのは冷蔵庫ぐらいです。原因が布類だとすればどうすれば臭いの素をけせますか?

リビングに充満する腋臭のような臭いの原因究明

築12年の住宅で、リビングから腋臭のような臭いがするというご相談ですね。ご家族の腋臭の可能性は低いと推測されていますが、まずは臭いの発生源を特定することが重要です。ご指摘の西日による壁の粘着物質、雨によるフローリングのワックス剥がれ、そして布製品がないリビングという状況を踏まえ、可能性を絞り込んでいきましょう。

可能性1:壁材や建材からの臭い

西日が当たる壁の粘着物質が原因の可能性があります。長年の日射によって、壁材自体や、壁紙の接着剤、あるいは以前貼られていたポスターやシールなどの残留物から臭いが発生している可能性があります。特に、築12年となると、建材の経年劣化による臭いも考えられます。

* **対策:**

  • 臭いの発生源特定:西日が当たる壁を重点的にチェック。変色や剥がれ、異臭の発生源がないか確認します。目視で確認できない場合は、専門業者に相談し、建材の検査を依頼するのも有効です。
  • 臭い対策:発生源が特定できれば、その部分の補修や交換を行います。壁の清掃や、消臭効果のある塗料を使用するのも有効です。重曹や炭などの消臭剤を置いてみるのも良いでしょう。
  • 専門家への相談:原因が特定できない場合は、建築会社や不動産会社、または害虫駆除業者などに相談し、原因究明と対策を依頼しましょう。彼らは専門的な知識と経験を持っており、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

可能性2:フローリングからの臭い

雨水が浸入し、ワックスが剥がれたフローリングも臭いの原因として考えられます。ワックスが剥がれた部分にカビが発生し、それが臭いの原因になっている可能性があります。また、木材自体が湿気を帯び、臭いを発している可能性も否定できません。

* **対策:**

  • ワックスの補修:ワックスが剥がれた部分を丁寧に清掃し、新しいワックスを塗布します。この際、防カビ効果のあるワックスを使用すると効果的です。 ワックスの種類は、水性ワックスや油性ワックスなどがあり、フローリングの種類に合ったものを選びましょう。
  • カビの除去:カビが発生している場合は、カビ取り剤を使用して丁寧に除去します。その後、乾燥させ、ワックスを塗り直しましょう。カビの除去には換気が重要です。作業中はマスクを着用し、十分に換気を行ってください。
  • 床下換気:床下の湿気が原因の場合、床下換気を改善する必要があります。床下点検口から状況を確認し、必要に応じて換気扇の設置や換気口の清掃を行います。

可能性3:冷蔵庫からの臭い

冷蔵庫は、食品の臭いを吸収し、放出する可能性があります。冷蔵庫の清掃不良や、故障による臭い漏れも考えられます。

* **対策:**

  • 冷蔵庫の清掃:冷蔵庫内部を徹底的に清掃します。こまめな清掃が重要です。冷蔵庫の臭い対策には、重曹や炭などの消臭剤が効果的です。
  • 冷蔵庫の点検:冷蔵庫の故障が原因の場合、修理または交換が必要になります。異音や冷却不良など、異常があればすぐに点検しましょう。

可能性4:その他

上記以外にも、配管からの臭い漏れ、建材の接着剤、ペットの臭いなど、様々な原因が考えられます。

臭い対策の実践と継続

原因特定後、適切な対策を実施することが重要です。 しかし、一度臭いが発生してしまうと、完全に消臭するには時間がかかる場合があります。継続的な対策が不可欠です。

* **換気:** こまめな換気は、臭いの拡散を防ぎ、新しい空気を入れ替える上で非常に重要です。特に、湿気がこもりやすいリビングでは、窓を開けて自然換気を行うか、換気扇を効果的に使用しましょう。
* **消臭剤:** 重曹、炭、消臭スプレーなど、様々な消臭剤があります。効果的な消臭剤を選び、適切な場所に配置しましょう。ただし、消臭剤によっては、香りが強すぎるものや、人体に有害なものもあるので、注意が必要です。
* **清掃:** 定期的な清掃は、臭いの発生を防ぐ上で非常に有効です。床や壁、家具などをこまめに清掃しましょう。
* **空気清浄機:** 空気清浄機を使用することで、室内の空気を浄化し、臭いを軽減することができます。特に、花粉やハウスダストなど、他のアレルギー物質も除去できる空気清浄機を選ぶと良いでしょう。

専門家の活用

原因が特定できない場合や、自分で解決できない場合は、専門家の力を借りましょう。建築会社、不動産会社、害虫駆除業者、またはインテリアコーディネーターなどに相談することで、的確なアドバイスや解決策を得ることができます。

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