築12年アパートの玄関に残る生活臭の消臭方法

築12年のアパートに引っ越しましたが、前住人の匂いというか、生活臭?が玄関に残っていて不快です。(部屋はクロス替えとかしたせいか、そんなに気にならないです)消臭の良い方法は無いでしょうか。消臭剤は置いています。換気もするように心がけています。

築古アパートの生活臭、その原因と対策

築12年のアパート、新しい生活を始めるのに、前住人の生活臭が残っているのは残念ですね。部屋の中はリフォームされているのに、玄関に臭いが残っているのは、玄関ドアや床材、壁材などに臭いが染み込んでいる可能性が高いです。消臭剤や換気だけでは完全に消臭できないケースも少なくありません。

今回は、玄関の生活臭を効果的に消臭するための具体的な方法を、プロの視点も交えながらご紹介します。

1. 臭いの原因特定と徹底的な清掃

まず、臭いの原因を特定することが重要です。玄関の素材(床材、壁材、ドア)や、靴箱、傘立てなど、臭いの発生源になりうるものを一つずつ確認してみましょう。

  • 床:マットや靴の汚れ、こぼれた飲み物などが原因で臭いが発生している可能性があります。まずは、徹底的に掃除機をかけ、水拭きを行いましょう。頑固な汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤が効果的です。その後、しっかり乾燥させることが重要です。
  • 壁:タバコのヤニや汚れが原因の場合があります。メラミンスポンジでこすり洗いし、その後、消臭効果のある洗剤で拭き掃除をしましょう。
  • ドア:ドアノブやドア枠に汚れが蓄積されている可能性があります。アルコール除菌シートなどで丁寧に拭き掃除を行いましょう。
  • 靴箱、傘立て:これらの収納家具は、湿気がこもりやすく、臭いの原因になりやすいです。中を空にして、掃除機をかけ、除菌スプレーなどで消臭・除菌を行いましょう。その後、乾燥剤を入れて湿気を防ぎましょう。

2. 効果的な消臭剤の選び方と使い方

消臭剤は、種類によって効果が異なります。玄関の臭い対策には、以下の消臭剤がおすすめです。

  • スプレータイプ:手軽に使えるので、こまめな消臭に最適です。成分に注意し、抗菌・防カビ効果のあるものを選びましょう。
  • ゲルタイプ:長時間効果が持続します。玄関の目立たない場所に置いておきましょう。
  • 置き型タイプ:香りを楽しむこともできるタイプです。玄関の雰囲気に合わせて、好きな香りを選びましょう。ただし、香料が苦手な方もいるので、控えめな香りのものを選ぶのがおすすめです。
  • 炭:自然素材で、消臭効果が高いです。見た目も自然なので、玄関のインテリアにも馴染みます。

消臭剤を使用する際は、換気を十分に行い、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。

3. 換気と空気清浄機

換気は、臭いを除去する上で非常に重要です。玄関ドアを開け放って、定期的に換気をしましょう。特に、朝と夜など、気温差が大きい時間帯は効果的です。

空気清浄機を置くことも効果的です。空気清浄機には、脱臭機能が付いているものが多いので、生活臭の除去に役立ちます。

4. 専門業者への依頼

上記の対策を行っても臭いが残る場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、特殊な機械や薬剤を使って、より効果的に消臭を行うことができます。費用はかかりますが、確実に臭いを除去したい場合は、有効な手段です。

5. インテリアで臭いをマスキング

消臭と並行して、玄関のインテリアで臭いをマスキングするのも効果的です。

  • アロマディフューザー:お気に入りの香りを拡散させ、生活臭を目立たなくすることができます。柑橘系の香りや、ハーブ系の香りは、リラックス効果も期待できます。
  • 観葉植物:空気清浄効果のある観葉植物を置くことで、空気を浄化し、臭いを軽減することができます。また、緑は視覚的な効果で、気持ちもリフレッシュできます。
  • 芳香剤:消臭効果のある芳香剤を選ぶことで、臭いを抑えつつ、良い香りを演出できます。ただし、香りの強さは控えめにしましょう。

特にベージュ系のインテリアは、清潔感があり、リラックス効果も高いのでおすすめです。ベージュのマットや、ベージュの壁掛けなどを加えることで、より快適な空間を演出できます。

まとめ:多角的なアプローチで生活臭対策を

築12年のアパートの玄関の生活臭は、徹底的な清掃と適切な消臭剤、換気、そして必要であれば専門業者への依頼によって効果的に解消できます。 また、インテリアを活用して臭いをマスキングすることも、快適な空間づくりに役立ちます。 諦めずに、様々な方法を試してみて、気持ちの良い玄関を実現してください。

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