築10年住宅の窓リフォーム後、雨漏り発生…業者の対応に納得できない!

窓のリフォームについて。築10年、子供部屋(二階)の窓を引き違いの窓に交換する工事をしました。10月に工事を終え、今月(四月)に入り、台風で、横殴りの雨風が降った日に、窓から雨が吹き込んで、部屋がぬれてしまい、業者に問い合わせたところ、サッシの工事に関係なく、壁にクラックが入っているから、そこから、雨が吹き込んだといわれ、コーキング材を直接ヒビの上から塗っただけです。後日ホースで散水して検査して、水が入らないことが確認できたら、それで納得してください、と言われ、なんだか腑に落ちない気分でいます。10年住んでいて、前の窓の時は、まったくそのような症状はありませんでしたし、わたしどもとしては、工事をしたときに、誤ってヒビが入り、それが原因でこうなったのでは?と、問い詰めても、これは前からヒビがありましたと、言われてしまいました。では、なぜ最初にヒビがあることを工事前に言わないのか?と返すと、今度は、ヒビに気が付かなかったといわれました。まるで、うちの家のつくり?質?がわるいかのように思えてなりません。たしかに、家とは毎日雨、風、日差しに直接当たり、住んでいれば劣化してくるのもわかります。でもタイミングよく、なぜ工事した後にこうなるのか、納得がいかないのです。相手方は、落ち度がないと、強気なかんじです。濡れてしまった壁、絨毯、子供の私物も、特に弁償してくれる様子もないようですし、工事しなければよかったと後悔しています。ちなみに以前の窓は、飾り窓で、端がくるくると回して少しだけ開く窓でした。あきらめるしかないのでしょうか?

窓リフォーム後の雨漏りトラブル…原因究明と適切な対応策

築10年の住宅で窓リフォームを行い、その後雨漏りが発生したとのこと、大変お困りのことと思います。業者側の対応にも納得できない点が多く、ご心労も察します。 今回のケースは、既存の壁のクラックが原因とされていますが、リフォーム工事との因果関係を明確にする必要があります。 単にコーキングで済ませるのではなく、より詳細な調査と適切な対応が求められます。

雨漏りの原因究明:専門家の意見を聞きましょう

まず、業者側の主張「壁に前からクラックがあった」を裏付ける証拠はありますか? 写真や工事前の状況報告書などがあれば確認しましょう。もしなければ、第三者機関による調査を検討することをお勧めします。 建築士や住宅診断士などの専門家に依頼し、雨漏りの原因を客観的に判断してもらうことが重要です。 専門家は、壁のクラックの程度、発生時期、雨漏りとの関連性などを詳細に調査し、報告書を作成してくれます。この報告書は、今後の業者との交渉において強力な武器となります。

リフォーム工事と雨漏りの関連性の可能性

工事中に壁に損傷を与えた可能性も否定できません。特に、窓枠を取り付ける際に、壁に何らかの衝撃を与えてしまった可能性があります。 以前の窓が飾り窓だったことから、新しい引き違い窓への交換工事で、壁への負荷が変化した可能性も考えられます。 専門家による調査では、これらの点についても検証されるはずです。

業者との交渉:具体的な対応策

業者側は現状では責任を認めようとしていませんが、専門家の調査結果を基に、改めて交渉を行う必要があります。 以下の点を主張しましょう。

  • 専門家による調査結果の提示:調査結果に基づき、雨漏りの原因がリフォーム工事と関連している可能性を示します。
  • 損害賠償の請求:濡れた壁、絨毯、子供の私物の損害について、賠償を請求します。具体的な修理費用や買い替え費用を算出し、請求書を作成しましょう。写真や見積書などの証拠を揃えておくことが重要です。
  • 適切な修繕工事の依頼:コーキングだけでは不十分な場合、適切な修繕工事を行うよう要求します。 単なるコーキングではなく、クラックの補修、防水処理など、より根本的な解決策を求めましょう。
  • 書面での合意:交渉の結果を、書面で明確に合意しましょう。 口約束では後々トラブルになる可能性があります。

予防策:今後の雨漏り対策

今回の経験を踏まえ、今後の雨漏り対策として、以下の点に注意しましょう。

  • 定期的な建物点検:築年数が経つにつれて、建物の劣化は避けられません。定期的に建物の状態をチェックし、小さなクラックなども早期に発見することが重要です。 専門業者に依頼するのも一つの方法です。
  • 窓周りのシーリングの点検:窓枠と壁の接合部は、雨漏りのリスクが高い箇所です。定期的にシーリングの状態を確認し、劣化が見られたら早めに補修しましょう。
  • 高品質な建材・施工業者選び:リフォーム工事を行う際には、信頼できる業者を選び、高品質な建材を使用することが重要です。 複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。 口コミや評判なども参考にすると良いでしょう。

事例:類似事例と解決策

類似事例として、窓リフォーム後に雨漏りが発生し、裁判になったケースがあります。 このケースでは、裁判所は業者の施工不良を認め、損害賠償を命じています。 重要なのは、証拠の確保です。 写真、動画、専門家の意見書など、証拠となるものをしっかりと保管しておきましょう。

専門家の視点:建築士のアドバイス

建築士の視点から見ると、今回のケースは、リフォーム工事と雨漏りの因果関係を明確にすることが重要です。 業者の主張通り、既存のクラックが原因である可能性もありますが、工事中の作業ミスによってクラックが拡大、もしくは新たなクラックが発生した可能性も否定できません。 そのため、第三者機関による客観的な調査が不可欠です。 また、雨漏りによる損害についても、具体的な証拠を提示することで、業者との交渉を有利に進めることができます。

まとめ:諦めずに適切な対応を

今回の雨漏りトラブルは、非常に残念な出来事ですが、諦める必要はありません。 専門家の力を借り、適切な対応を取ることで、解決への道筋が見えてくるはずです。 業者との交渉は、感情的にならず、冷静に、証拠を基に進めていきましょう。 今回の経験を活かし、今後の住宅管理にも役立ててください。

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