築10年マンションの窓から聞こえる「コンコン音」の原因とDIY対策

窓からコンコン音がします。直す方法ありませんか。築10年のマンションの北部屋窓から風が強い日、特に寒い日に、きしむようなコンコン?音が出て気になって寝れません。音が出ないようにする方法あれば教えてください。できれば自分で直したいので。窓はトステムです。

窓から聞こえる「コンコン音」の原因究明

築10年のマンション、特に北側の部屋の窓から風が強い日や寒い日に「コンコン」という音が聞こえるとのこと。これは、窓枠とサッシ、あるいはサッシとガラスの間に隙間が生じ、風が吹き込むことで発生する「風による共鳴音」や「建具の緩みによる摩擦音」が考えられます。 トステム製の窓とのことですが、経年劣化による建具の歪み、シーリング材の劣化、調整部分の緩みなどが原因として挙げられます。 具体的には以下の可能性があります。

  • サッシと窓枠の隙間: 経年劣化により、サッシと窓枠の間に隙間ができ、風が入り込み、共鳴音や摩擦音を発生させている可能性があります。
  • ガラスとサッシの隙間: 窓ガラスとサッシの間に隙間が生じ、風が入り込むことで音が発生している可能性があります。これは、ガラスがわずかにずれている、あるいはシーリング材が劣化している場合に起こりやすいです。
  • 建具の緩み: 窓の開閉部分の金具や調整部品が緩んでいると、風が吹いた際に振動し、コンコンという音が発生することがあります。特に、寒い時期は建材が収縮するため、緩みが顕著になる場合があります。
  • シーリング材の劣化: 窓枠と壁の接合部分のシーリング材が劣化し、隙間が生じている可能性があります。この隙間から風が入り込み、音が発生する原因となります。

DIYでできる「コンコン音」対策

ご自身で修理したいとのことですので、まずは原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。 以下の手順で、問題解決を試みてください。ただし、高所作業や専門的な知識・技術が必要な場合は、無理せず専門業者に依頼することをお勧めします。

1. 原因の特定

まず、音がどこから発生しているのかを特定しましょう。 風の強い日に、窓を軽く押さえたり、サッシの各部を触ったりしながら、音が変化するかどうかを確認します。 音の発生源が特定できれば、適切な対策を講じやすくなります。

2. 隙間を埋める

  • 窓枠とサッシの隙間: 隙間テープや防音テープなどを用いて、隙間を埋めてみましょう。ホームセンターなどで手軽に購入できます。テープを貼る前に、窓枠とサッシの汚れをきれいに拭き取ることが重要です。 隙間が大きい場合は、発泡ウレタンなどの充填材を使用するのも有効です。
  • ガラスとサッシの隙間: この隙間は、自分で対処するのは難しい場合があります。 もし、シーリング材の劣化が原因であれば、専門業者に依頼する方が安全です。 しかし、小さな隙間であれば、同様に隙間テープなどで一時的に対処できます。

3. 建具の調整

窓の開閉部分の金具や調整部品が緩んでいる場合は、ドライバーなどで締め直してみましょう。 ただし、無理に締めすぎると破損する可能性があるので、注意が必要です。 調整が難しい場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 トステムの窓には、通常調整用のネジがありますので、取扱説明書を確認するか、トステムのホームページで情報を探してみてください。

4. シーリング材の補修

窓枠と壁の接合部分のシーリング材が劣化している場合は、新しいシーリング材で補修する必要があります。 シーリング材の種類は、使用する場所や状況によって適切なものを選ぶ必要があります。 初めての場合は、ホームセンターなどでアドバイスを受けることをお勧めします。 また、高所作業になる場合は安全に十分注意し、無理な場合は専門業者に依頼しましょう。

5. 防音対策

上記の対策を行っても音が完全に消えない場合は、窓に防音シートや防音カーテンを取り付けることで、音を軽減できます。 これらの製品は、ホームセンターやインテリアショップなどで販売されています。 防音効果を高めるためには、厚手のカーテンを選ぶことが重要です。

専門家への相談

DIYで解決できない場合、または不安な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 トステムの窓であれば、トステムのサービスセンターに相談することも可能です。 専門家は、的確な原因特定と適切な修理方法を提案してくれます。 費用はかかりますが、安全で確実な解決策を得られるでしょう。

インテリアとの調和

窓からの音の問題を解決したら、せっかくの窓辺を快適な空間に変えましょう。 北側の部屋は、光が入りづらい分、インテリアの色選びが重要です。 ブラウンの家具やカーテンは、温かみのある空間を演出します。 また、明るい色の壁や床材と組み合わせることで、より広く明るく感じさせることができます。 「いろのくに」のブラウン特集で、様々なブラウンインテリアのアイデアをご覧ください。

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