築年数の経った土壁・砂壁のお部屋のリノベーション|100均アイテムでできる下部補修とインテリアコーディネート

うちの部屋の壁は昔ながらの土壁?砂壁?です。触るとぽろぽろ粉?砂?が落ちて来ます。下の方だけ何か貼って工夫したいのですが、100均に何かいいのありませんか?! 説明下手くそですみません…

築年数の経った土壁・砂壁の現状と課題

古いお住まいの魅力の一つである土壁や砂壁ですが、経年劣化によって粉や砂が落ちてくるのは、安全面や美観の面から見て大きな問題です。特に、お子様やペットがいるご家庭では、誤って口に入れてしまう危険性も考えられます。また、見た目の悪さも気になりますよね。しかし、全面的なリフォームは費用や手間がかかります。そこで、今回は100均アイテムを活用した、下部だけの補修とインテリアコーディネートについてご提案します。

100均アイテムを活用した下部補修方法

全面的なリフォームは避けたいけれど、現状を放置するわけにもいかない…そんなお悩みをお持ちの方にとって、100均は頼もしい味方です。様々なDIYアイテムが手軽に手に入り、費用を抑えながら効果的な補修が可能です。

1. 壁面の清掃と下地処理

まずは、剥がれ落ちそうな部分を丁寧にブラシなどで取り除き、壁面をきれいに清掃します。その後、吸着力を高めるために、プライマーを塗布することをおすすめします。100均には、木材用のプライマーは少ないですが、壁紙用の下地剤が販売されている場合があります。 もしなければ、薄めた水性ペンキを使うのも有効です。完全に乾燥させてから次の工程に進みましょう。

2. 100均アイテムを使った補修材

100均で入手できる様々なアイテムを駆使して、壁の下部を補修しましょう。

  • 木材の板: 幅の狭い板を複数枚繋げて、腰壁のように設置するのも良いでしょう。塗装やステッカーでアレンジすれば、よりおしゃれな空間を演出できます。しっかりとした固定には、強力両面テープや木工用ボンドを使用しましょう。
  • レンガ調シート: 手軽に貼れるレンガ調シートは、土壁の雰囲気を損なうことなく、おしゃれなアクセントになります。剥がれやすい土壁には、強力両面テープや専用の接着剤の使用がおすすめです。シートを貼る前に、壁面を綺麗に掃除し、下地処理をしっかり行いましょう。
  • 壁紙: 様々な柄や色の壁紙が100均で販売されています。好みのデザインを選んで、下部だけを貼り替えるのも良い方法です。ただし、土壁に直接貼ると剥がれやすいので、下地処理は必須です。下地剤やマスキングテープを併用すると、より綺麗に仕上がります。
  • クッションシート: お子様やペットがいるご家庭では、クッション性のあるシートがおすすめです。衝撃を吸収し、安全性を高める効果があります。また、デザイン性の高いものも多く、インテリアのアクセントにもなります。

3. 補修後の仕上げとインテリアコーディネート

補修材を貼った後は、全体的なバランスを見て、インテリアコーディネートを考えましょう。例えば、ベージュの土壁に白いレンガ調シートを貼れば、清潔感と温かみを両立できます。また、植物や照明などを効果的に配置することで、より魅力的な空間を演出できます。

専門家の視点:土壁・砂壁の補修における注意点

土壁や砂壁の補修は、DIYで手軽に行うことができますが、いくつかの注意点があります。

* 専門業者への相談: 状態が深刻な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門家は、適切な補修方法や材料を選定し、安全かつ効果的な施工を行います。
* 下地処理の重要性: 下地処理を怠ると、補修材が剥がれやすくなってしまいます。しっかりと清掃し、必要に応じて下地剤を塗布しましょう。
* 素材の選定: 通気性を考慮した素材を選ぶことが重要です。土壁は呼吸をする壁なので、通気性を阻害するような素材を使用すると、カビや結露の原因になる可能性があります。

具体的な事例:ベージュの土壁と白のレンガシート

例えば、ベージュの土壁のお部屋に、白いレンガ調シートを腰壁のように貼ることを考えてみましょう。

* 手順: まず、壁面を清掃し、下地剤を塗布します。その後、レンガシートを一枚ずつ丁寧に貼り付けていきます。はみ出した部分はカッターで切り取ります。
* 効果: 白いレンガシートは、ベージュの土壁とのコントラストが美しく、お部屋に清潔感とモダンな雰囲気を与えます。また、シートの素材によっては、汚れがつきにくく、お手入れも簡単です。
* アレンジ: レンガシートの上部に、小さな棚を設置して、観葉植物や雑貨を飾るのもおすすめです。

まとめ:100均アイテムと工夫で快適な空間を

100均アイテムを活用することで、費用を抑えながら、土壁・砂壁の下部を効果的に補修し、安全で快適な空間を創り出すことができます。 ただし、状態によっては専門家のアドバイスが必要となる場合もあります。 まずは、現状を把握し、適切な方法を選択することが大切です。 今回ご紹介した方法を参考に、あなたのお部屋を素敵な空間に変身させてください。

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