築年数の古い物件で発見したカビ問題への対処法|不動産会社への対応と予防策

引っ越し先の水回りのカビについて。引っ越し先は築年数などそこまで新しい物件ではないのである程度の汚れは気にしなかったのですが、荷物などの整理も落ち着き部屋の掃除をしていたら風呂場のパッキンやトイレの貯水タンクや便器の裏側などにカビが大量でした。まだ引っ越して2日目です。自分で落とせるようなカビは頑張って落としましたが、市販のカビキラーなどの洗剤ではどうしても落ちそうにないカビもこびりついてます。ここで質問なのですが、このような場合不動産屋に言えば何か対応してくれるのでしょうか??小さい子供もいるのでなるべく早目に対処したいのですが……

引っ越し直後のカビ発見!まずは冷静に対処しよう

新居への引っ越し、わくわくする気持ちとは裏腹に、水回りのカビの大量発生は大きなストレスですよね。特に小さなお子様がいるご家庭では、健康面への影響も心配になります。まずは落ち着いて、以下の手順で対応していきましょう。

1. カビの状況を写真で記録する

カビの発生状況を写真に記録しましょう。特に、カビの広がり具合や種類、場所などを詳細に撮影しておきます。これは、後々不動産会社との交渉に役立ちます。写真には日付と時間なども記録しておくとさらに効果的です。

2. 不動産会社への連絡

カビの状況を写真付きで不動産会社に連絡しましょう。状況説明は簡潔に、そして事実のみを伝えましょう。感情的な言葉は避け、「小さなお子さんにも影響があるため、早急な対応をお願いしたい」といったように、具体的な要望を伝えましょう。連絡方法は電話とメールの両方で行い、記録として残しておきましょう。

3. 不動産会社との対応について

不動産会社からの回答を待ちましょう。多くの場合、現状確認のために担当者が訪問し、カビの状況を直接確認します。その際、先ほど撮影した写真も提示しましょう。

不動産会社が対応してくれるケース

* 賃貸契約の内容によっては、原状回復義務の範囲内で対応してくれる可能性があります。築年数や契約内容によって対応が異なるため、契約書をよく確認しましょう。
* 借主の過失によるカビでない場合、修繕や清掃をしてもらえる可能性が高いです。例えば、換気不良や設備の老朽化が原因の場合は、大家または管理会社が責任を負う可能性があります。
* 専門業者による清掃や修理を依頼してくれる可能性があります。特に、自分で落とせないような頑固なカビの場合は、専門業者に依頼するのが効果的です。

不動産会社が対応してくれないケース

* 借主の過失が原因と判断された場合。例えば、換気を怠ったり、適切な清掃を行わなかったりした場合などは、対応してもらえない可能性があります。
* 契約書に明記されていない場合。契約書にカビの対応について明記されていない場合、対応してもらえない可能性があります。

4. 具体的な対応策を相談する

不動産会社との話し合いの際には、具体的な対応策を提案しましょう。例えば、「専門業者による清掃」、「カビ対策のコーティング」、「換気扇の交換」などです。お子様の健康を考慮し、迅速な対応を強く求めることも重要です。

カビの予防策:再発を防ぐためのポイント

カビの発生を防ぐためには、日頃から適切な換気と清掃が不可欠です。

換気

* こまめな換気:浴室やトイレの使用後は、必ず窓を開けて換気しましょう。換気扇も併用すると効果的です。
* 24時間換気システムの活用:24時間換気システムがある場合は、適切に機能しているか確認し、フィルターの清掃を行いましょう。
* 浴室乾燥機の活用:浴室乾燥機があれば、使用後に乾燥させることでカビの発生を防ぎます。

清掃

* 定期的な清掃:浴室やトイレは、毎日こまめに清掃しましょう。特に、水垢や汚れはカビの温床となるため、こまめな掃除が重要です。
* カビ取り剤の使用:市販のカビ取り剤を使用する際は、必ず使用方法をよく読んでから使用しましょう。ゴム手袋やマスクを着用し、換気を十分に行いましょう。
* パッキンの清掃:浴室のパッキンは、カビが繁殖しやすい場所です。歯ブラシなどでこすり洗いし、乾燥させましょう。
* 水垢の除去:水垢はカビの発生を助長します。定期的にクエン酸などで水垢を除去しましょう。

その他

* 湿度管理:湿度はカビの発生に大きく影響します。除湿機を使用したり、エアコンの除湿機能を活用したりするのも有効です。
* カビ対策コーティング:浴室やトイレにカビ対策コーティングを施すことで、カビの発生を抑えることができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、カビ問題は単なる清掃の問題ではなく、住環境全体の衛生管理と密接に関係しています。 築年数の古い物件では、換気システムの性能や建材の劣化なども影響することがあります。 不動産会社との交渉においては、専門家の意見を参考にすることで、より効果的な解決策を導き出すことができるでしょう。

まとめ

引っ越し直後のカビの発見はショックですが、冷静に対処することで解決に導くことができます。不動産会社への連絡、状況の記録、予防策の実施をしっかり行い、快適な住環境を取り戻しましょう。小さなお子様がいる家庭では、特に衛生管理に気を配ることが大切です。

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