築年数の古いアパート退去時の注意点|壁や床の修繕について

アパートを引っ越すにあたって… H3年 に建てられたアパートに住んでおりこの度引っ越す事となりました。 築年数も古く、状態に合わせて古くなった場所からその都度リフォームをしているようで 部屋部屋ごとにドアや壁の色が違うアパートです。 私が入った時から壁の一部が別の壁紙で貼られていたり、他にも穴を埋めた様な後がありました。 また、床もアイロンで焦げた後のような物も残っていて、入居の際に物件状況確認書に、アイロンの焦げ跡は記載しましたが、壁や穴は修理した事になっているものだと思い記載しませんでした。 後から考えると、悪徳な大家さんだと、あなたが修理しましたね? となりますよね?>_< もしも言われたら、記載してないから何も言えないのでしょうか…。 ちなみに、ドアの滑りも悪く、お風呂のドアもあかなかったりと入居後に何度か見直しを頼んだくらいのアパートです…

築古アパート退去時のトラブルを防ぐために

築年数の古いアパートからの退去は、様々な問題が発生する可能性があります。特に、入居時に現状を正確に把握し、記録しておくことが非常に重要です。今回のケースのように、入居時から存在していた傷や汚れを記録していない場合、退去時にトラブルに発展する可能性があります。大家さんが「あなたが破損させた」と主張した場合、反論するのが難しくなるためです。

物件状況確認書の重要性

入居時の物件状況確認書は、退去時の精算において非常に重要な証拠となります。写真や動画と併せて、物件の状態を詳細に記録しておくことが大切です。特に、壁や床の傷、ドアの不具合など、目に見える状態は、写真や動画で記録し、確認書にも詳細に記載しましょう。

  • 写真・動画の撮影:壁の傷、床の汚れ、ドアの不具合など、全ての状態を記録しましょう。複数枚撮影し、日付と時間情報が記録されていることを確認してください。
  • 詳細な記載:確認書には、傷や汚れの位置、大きさ、程度を具体的に記載します。「キズあり」ではなく、「壁面北側、高さ120cmの位置に長さ5cm、幅2cmのへこみあり」といったように詳細に記述しましょう。
  • 複数箇所の確認:確認書は、大家さんだけでなく、できれば証人となる第三者にも確認してもらいましょう。

入居時の状態を記録する際のポイント

入居時に物件の状態を記録する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 全ての部屋を確認する:リビング、キッチン、浴室、トイレなど、全ての部屋の状態を確認し、記録します。
  • 細かい部分にも注意する:壁の小さな傷、床の汚れ、ドアの不具合など、小さな点も見逃さないように注意しましょう。
  • 不明な点は質問する:入居前に、物件の状態について不明な点があれば、大家さんに質問し、確認書に記載しましょう。

退去時のトラブル回避策

今回のケースでは、壁の補修跡や穴、アイロンの焦げ跡などが問題となる可能性があります。入居時に物件状況確認書に記載しなかった点が、大きなデメリットとなります。しかし、完全に不利というわけではありません。

大家さんとの交渉

大家さんと話し合い、入居時からあった状態であることを説明することが重要です。写真や動画などの証拠を提示し、冷静に状況を説明しましょう。

  • 冷静な態度で対応する:感情的に怒ったり、言い争ったりせず、冷静に事実を説明しましょう。
  • 証拠を提示する:入居時の写真や動画、物件状況確認書などを提示し、自分の主張を裏付けましょう。
  • 専門家の意見を求める:必要であれば、不動産会社や弁護士などの専門家の意見を聞き、対応を検討しましょう。

専門家への相談

もし、大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、不動産会社や弁護士などの専門家に相談しましょう。専門家は、法律的な観点からアドバイスをしてくれます。

具体的な事例

例えば、過去に同様のトラブルで、裁判になったケースがあります。その裁判では、入居時の状態を写真で記録していた入居者が勝訴しています。この事例からも、写真や動画などの証拠の重要性がわかります。

まとめ:予防策と解決策

築古物件でのトラブルを避けるためには、入居時の物件状況の記録が最も重要です。写真や動画、詳細な記載を伴う物件状況確認書は、退去時のトラブルを回避するための強力な武器となります。

もし、既にトラブルが発生している場合は、冷静に状況を説明し、証拠を提示しながら大家さんと交渉しましょう。それでも解決しない場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。

今回のケースでは、壁や床の修繕費用を請求される可能性がありますが、入居時の状態をきちんと記録していれば、不当な請求を防ぐことができます。

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