築古住宅のアレルギー対策:湿度80%の部屋で赤ちゃんを守る方法

湿度80パーセント…私は子供が生まれるのをきっかけに、6月から同居をはじめました。今子供は6ヶ月で今の所アレルギー等の症状は出ていませんが私がアトピー体質でこれからが心配です。そして今一番心配なのは部屋について。前回も同様な質問したのですが、築30年以上で壁はヒビだらけ。特に私達の部屋はお風呂の向かいの部屋で、床の下に水が流れ込んでいるのか床もいつ抜けるか?と言う感じ。湿度計を買ってみたら、朝は70%湿度あるし雨の日は80%だったり…晴れの日に換気して最低まで下げても50%くらいです。窓も恐らく壁も結露しまくりなようですね。加湿器いらずの部屋ですが、逆にカビやダニが心配でなりません。今年中に家を壊し新築にする予定でしたが今月から旦那が転職してしまったので2、3年は駄目かもしれず…無駄な抵抗かもしれませんが、この汚い家で少しでも綺麗な空気環境を保つよい方法ありませんか?雨の日などは換気も出来ずやきもきしています(泣)ちなみに部屋はフローリングなのですがボロボロ汚いフローリングなのでカーペットを二重に敷いています。壁紙は布の紙です。

築古住宅の空気環境改善:カビ・ダニ対策と湿度管理

築30年以上、壁にヒビ、床下の水漏れ、そして湿度80%という過酷な環境で、赤ちゃんのアレルギー対策に頭を悩ませているとのこと、大変お辛いですね。新築は2~3年後とのことですが、それまでの間、できる限りの対策を講じて、お子様とご自身の健康を守りましょう。

1. 湿度の徹底管理:換気と除湿の工夫

湿度80%はカビやダニにとってまさに楽園です。まず、換気を徹底しましょう。晴天時は窓を開け放ち、風通しをよくすることが重要です。しかし、雨天時は換気が難しいですよね。そこで、以下の対策が有効です。

  • 除湿機の使用:コンプレッサー式除湿機は、高い除湿能力で湿度を効果的に下げることができます。梅雨時期や雨天時だけでなく、普段から使用することで、湿度をコントロールし、カビやダニの繁殖を抑えられます。容量は部屋の広さに合わせて選びましょう。
  • 窓の結露対策:窓に結露が発生しているということは、窓枠からの冷気が原因の可能性があります。窓枠に断熱シートを貼ったり、窓際にカーテンやブラインドを設置することで、結露を軽減できます。 結露した窓はこまめに拭き取り、カビの発生を防ぎましょう。
  • 吸湿材の活用:除湿機と併用して、クローゼットや押し入れなどに除湿剤や除湿シートを置くことで、空気中の湿気を吸収し、湿度上昇を防ぎます。特にカーペットの下に敷くことで、床下の湿気を吸い取る効果も期待できます。

2. カビ・ダニ対策:徹底的な清掃と対策グッズ

現状のフローリングとカーペットは、カビやダニの温床になっている可能性が高いです。

  • カーペットの撤去:可能であれば、二重に敷かれたカーペットを撤去し、フローリングを徹底的に掃除しましょう。掃除機だけでなく、雑巾で拭き掃除を行い、汚れやダニを可能な限り除去します。その後、防ダニ・抗菌効果のあるワックスを塗布するのも効果的です。
  • 定期的な清掃:フローリングは、週に1~2回、掃除機をかけ、月に1回は拭き掃除を行いましょう。布製の壁紙も、定期的に掃除機をかけ、汚れを落としましょう。掃除機は、ダニ対策に効果的なHEPAフィルター付きのものがおすすめです。
  • 布団乾燥機の活用:布団乾燥機は、布団だけでなく、カーペットやぬいぐるみなどの除菌にも役立ちます。定期的に使用することで、ダニの繁殖を防ぎます。
  • 防ダニ・抗菌スプレー:カーペットや布製品に、防ダニ・抗菌効果のあるスプレーを使用することで、ダニの繁殖を抑えることができます。ただし、赤ちゃんがいる場合は、成分表示をよく確認し、安全性の高い製品を選びましょう。

3. 空気清浄機:空気中のアレルゲン除去

空気清浄機は、空気中のハウスダスト、花粉、ダニのフンや死骸などのアレルゲンを除去するのに効果的です。HEPAフィルター搭載の空気清浄機を選び、定期的にフィルターを交換しましょう。

4. 専門家の相談:状況把握と的確なアドバイス

現状の状況は、素人判断では限界があります。専門家の意見を聞くことをお勧めします。

  • 不動産会社:築古住宅の改修や補修に関するアドバイスを得られます。床下の水漏れについても相談しましょう。
  • 建築士:住宅の構造や湿気対策について、専門的な知識に基づいたアドバイスを受けられます。
  • アレルギー専門医:お子様の状態や、今後のアレルギー対策について相談しましょう。必要に応じて、検査や治療を受けることも検討しましょう。

5. インテリア選び:アレルギーに配慮した素材

将来的に新築する際、アレルギーに配慮した素材選びも重要です。

  • 床材:フローリングは、無垢材や、抗菌・防ダニ加工が施された素材を選びましょう。カーペットを使用する場合は、防ダニ・抗菌加工が施されたものを選び、定期的に清掃しましょう。
  • 壁紙:通気性の良い壁紙を選び、カビやダニの繁殖を防ぎましょう。撥水加工が施された壁紙もおすすめです。
  • 家具:天然木や、抗菌・防ダニ加工が施された素材の家具を選びましょう。布製の家具は、定期的に清掃しましょう。

まとめ:継続的な努力が大切

築古住宅でのアレルギー対策は、容易ではありませんが、諦めずに継続的な努力を続けることが大切です。上記の方法を参考に、少しでも快適な住環境を整え、お子様とご自身の健康を守ってください。 状況によっては、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。

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