築古アパートの気になる匂い…解決策と選び方

アパートの部屋の匂いについて質問です。築20年ちかくたつ木造アパートで家賃が安いので契約しようかと思っているんですが、部屋を見せて頂いた時に下水だかカビだか何と表現したらいいのかわからないんですが、独特な匂いがしました。2年ちかく部屋が空いてたらしいので換気がされてないだけの匂いなのでしょうか?生活をしだせばこの匂いはなくなるのでしょうか?建物の古いアパートでは良くあることなのでしょうか?1歳の子供がいるので、カビとかが原因の場合はアレルギーが気になるし私自身アトピーもちなので違う物件を探そうと思ってます。同じ悩みを持った方や実際経験された方の意見を参考にしたいと思いますのでよろしくお願いいたします!補足友達の知り合いが大家さんなのでこの他にシンク下のところがガムテープで補強されてのと、お湯の温度設定ができないのを言ったら、シンクは新品と取り替え、温度設定もできるようにしてくれるようですが、匂いについても聞いてみた方がいいんでしょうか?匂いの元が分かればいいんですが下水の匂いとは違う感じもします(泣)ビデオを撮ったので、見てみましたが染みはなかったように思います!

築古物件特有の匂いの原因と対策

築20年近い木造アパートで、独特の匂いがするというご心配、よく分かります。特に小さなお子さんやアトピーをお持ちの場合、健康面への影響も気になりますよね。 匂いの原因は様々考えられますが、換気不足による湿気、カビ、ペットの臭い、前の居住者の生活臭、建材の劣化など、可能性は複数あります。 2年間空室だったとのことですので、換気不足によるカビや湿気による匂いは十分考えられます。

匂いの特定と原因究明

まず、匂いの原因を特定することが重要です。 ご自身でビデオ撮影されたとのことですが、写真や動画を撮るだけでなく、匂いの種類を具体的に記述することも重要です。例えば、

* カビ臭:じめじめとした、土のような、古紙のような匂い。
* 下水臭:排水管からの臭いで、硫黄のような、悪臭が強い。
* ペット臭:動物特有のアンモニア臭や、獣臭。
* 生活臭:タバコ、料理、柔軟剤など、前の居住者の生活臭がこびり付いている。
* 建材の匂い:古くなった木材や接着剤などから発せられる独特の匂い。

これらの匂いを参考に、匂いの特徴をメモしておきましょう。 大家さんにもこの匂いのことを具体的に伝え、原因究明を依頼することが重要です。

具体的な対策とアドバイス

大家さんがシンク交換や温度設定に対応してくれているように、匂いについても改善策を検討してもらえるよう交渉しましょう。 具体的な改善策としては、以下のものが考えられます。

  • 徹底的な清掃と消毒:専門業者に依頼して、部屋全体の清掃と消毒を行う。特に、床下、壁、天井などの見えない部分にも注意が必要です。オゾン脱臭なども効果的です。
  • 換気:窓を開け放って、常に空気を入れ替える。サーキュレーターなどを活用して、部屋全体の空気を循環させるのも効果的です。
  • 消臭剤の使用:市販の消臭剤を使用する場合は、成分を確認し、お子さんやアトピーに配慮したものを選びましょう。天然成分の消臭剤や、炭などの自然素材を使った消臭剤もおすすめです。
  • 空気清浄機:空気清浄機を設置することで、カビの胞子やハウスダストを除去し、空気の質を改善できます。HEPAフィルター搭載のものがおすすめです。
  • 壁や床の補修:カビの発生源となっている部分があれば、壁や床の補修が必要になる場合があります。専門業者に相談しましょう。
  • 原因特定のための調査:必要であれば、専門業者に依頼して、匂いの原因を特定してもらうことも検討しましょう。原因が特定できれば、適切な対策を講じやすくなります。

専門家の意見

インテリアコーディネーターや不動産のプロフェッショナルに相談することも有効です。彼らは、築古物件特有の問題や、匂い対策に関する豊富な知識を持っています。 特に、アトピーやアレルギーをお持ちのお子さんにとって安全な環境を作るためには、専門家のアドバイスが不可欠です。

契約前に確認すべき点

匂いの問題以外にも、築古物件では以下の点をチェックすることが重要です。

  • 建物の構造:耐震性、断熱性、防音性などを確認しましょう。
  • 設備:給排水設備、電気設備、ガス設備などの状態を確認しましょう。
  • 周辺環境:騒音、治安、交通の便などを確認しましょう。
  • 管理体制:建物の管理状況、修繕履歴などを確認しましょう。

最終判断

匂いが改善できる見込みがあるか、改善されたとしてもお子さんやご自身の健康に影響がないか、慎重に判断することが大切です。 大家さんとのコミュニケーションを密に取り、納得できるまで話し合うことが重要です。 もし、不安が残るようであれば、他の物件を探すことも検討しましょう。 家賃が安くても、健康を損なうことになったら元も子もありません。

まとめ

築古物件の匂いは、換気不足やカビ、生活臭など様々な原因が考えられます。 匂いの原因を特定し、適切な対策を講じることで、快適な住環境を実現できる可能性があります。 しかし、改善の見込みがない場合や、健康への不安が残る場合は、他の物件を探すことも視野に入れましょう。 健康第一で、ご家族にとって最適な住まいを選んでください。

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