節電対策!蛍光灯5本から3本への減灯、点灯管と蛍光灯、どちらを外すべき?安全面と電気代への影響を徹底解説

節電のため部屋の蛍光灯5本付いているのを3本だけ光るようにしたいんです。そのため、点灯管を外すか蛍光灯を外すか、どちらが節電の方法としていいのでしょうか?また、点灯管や蛍光灯を外した場合には何か危険なことが起こりうるのか教えてくださいm(__)m 補足:どちらを外す方が電気代が安いのでしょうか?

蛍光灯の減灯方法:点灯管と蛍光灯、どちらを外すべき?

5本の蛍光灯を3本に減らす節電方法として、点灯管を外すか、蛍光灯を外すか迷っているとのことですね。結論から言うと、蛍光灯を外す方が節電効果が高く、安全です。 点灯管を外す方法は、電気回路に詳しくない方が行うと危険が伴うため、おすすめできません。

点灯管を外す場合の危険性

点灯管を外すことで節電効果を得られると考えるのは誤解です。点灯管は蛍光灯を点灯させるための部品ですが、点灯管自体が消費する電力はごくわずかです。点灯管を外しても、残りの蛍光灯は点灯し続けます。さらに、不適切な取り外しは、電気回路に負担をかけ、ショートや火災などの危険性も伴います。電気工事士の資格を持たない方が安易に点灯管を外す行為は非常に危険です。

蛍光灯を外す場合のメリットと注意点

一方、蛍光灯を外す場合は、確実に消費電力を削減できます。5本の蛍光灯のうち2本を外せば、消費電力は約40%削減されます。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 残りの蛍光灯の明るさ:3本だけ点灯させると、部屋全体が暗くなる可能性があります。明るさが不足する場合は、LED電球への交換も検討しましょう。
  • 蛍光灯の取り扱い:蛍光灯はガラス製で割れやすく、内部には水銀が含まれています。取り扱いには十分注意し、手袋を着用して作業を行いましょう。割れてしまった場合は、素手で触らず、適切な方法で処分することが重要です。自治体の指示に従って処理してください。
  • ソケットの埃:蛍光灯を外す際に、ソケットに埃が溜まっている場合があります。掃除機などで埃を取り除きましょう。これは、火災予防にも繋がります。

電気代への影響:具体的な計算例

蛍光灯を2本減らすことで、どれくらい電気代が安くなるのか、具体的な計算例を見てみましょう。

仮に、1本の蛍光灯の消費電力が40W、1日5時間点灯させるとします。1ヶ月の電気料金を30日とすると、

* 5本点灯の場合: 40W × 5本 × 5時間 × 30日 = 30000 Wh = 30kWh
* 3本点灯の場合: 40W × 3本 × 5時間 × 30日 = 18000 Wh = 18kWh

1kWhあたりの電気料金を25円とすると、

* 5本点灯の場合: 30kWh × 25円/kWh = 750円
* 3本点灯の場合: 18kWh × 25円/kWh = 450円

この計算例では、1ヶ月あたり300円の節電効果が期待できます。ただし、これはあくまで計算例であり、実際の電気料金は、使用時間や電気料金プランによって異なります。

より効果的な節電方法:LED電球への交換

蛍光灯を外す以外にも、より効果的な節電方法として、LED電球への交換が挙げられます。LED電球は蛍光灯に比べて消費電力が少なく、長寿命であるため、長期的に見ると電気代の節約になります。

LED電球のメリット

  • 消費電力の低減:蛍光灯と比較して、消費電力が約80%削減できます。
  • 長寿命:蛍光灯よりも寿命が長く、交換頻度が少なくなります。
  • 発熱が少ない:蛍光灯と比べて発熱が少ないため、空調効率の向上にも繋がります。
  • 種類が豊富:色温度や明るさなど、様々な種類があります。

LED電球選びのポイント

LED電球を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 明るさ(ルーメン):部屋の広さに合わせた明るさを選びましょう。
  • 色温度(ケルビン):暖色系(2700K~3000K)や昼白色(5000K~6500K)など、好みに合わせた色温度を選びましょう。
  • 消費電力(W):消費電力が少ないものを選びましょう。
  • 寿命:寿命が長いものを選びましょう。

インテリアとの調和:照明計画の見直し

節電だけでなく、インテリアデザインの観点からも、照明計画の見直しを検討してみましょう。例えば、間接照明を取り入れることで、少ない照明器具でも十分な明るさを確保できます。また、自然光を効果的に取り入れる工夫も重要です。カーテンやブラインドの素材や色を選ぶことで、光の入り方を調整できます。

専門家の意見:電気工事士のアドバイス

安全面を考慮すると、電気回路に関する知識がない場合は、専門家である電気工事士に相談することを強くお勧めします。特に、複数の蛍光灯を扱う場合、誤った操作は危険を伴います。電気工事士は、安全な施工方法をアドバイスし、必要に応じて適切な照明器具の選定や設置も行ってくれます。

まとめ:安全と節電を両立した照明環境を

蛍光灯を減らすことで節電できますが、安全面を考慮し、蛍光灯を外す方法を選びましょう。さらに、LED電球への交換や照明計画の見直しによって、より効果的な節電と快適なインテリアを実現できます。電気に関する不安がある場合は、専門家である電気工事士に相談することをお勧めします。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)