窓付エアコンと壁付エアコンの違いと、部屋探しにおける注意点

教えてください!! 部屋さがしをしていて驚いた事があります。エアコンについてなんですが、壁に設置するのが当たり前だと 思っていたのですが、違う事に戸惑っています。 探している条件の物件だけなんでしょうが、窓付けがほとんどで驚いています。 引っ越しするのに費用がかかるので、費用を抑えるために使えるものは使いたいんです。 部屋に壁付けクーラーの設置場所がない部屋に、現在住まわれている方教えてください。 どうされているんですか? 窓付けエアコンってどうなんですか? 部屋探しの中で、けっこうネックになっている事です。 御意見よろしくお願いします。

窓付エアコンと壁付エアコンの違い

賃貸物件探しで、壁掛け式エアコンではなく窓付けエアコンしかない物件に遭遇し、戸惑っている方が多いようです。 実際、壁掛け式エアコンが一般的であるため、窓付けエアコンは初めて見る方もいるかもしれません。そこで、まずは両者の違いを明確にしましょう。

壁掛け式エアコン

* 設置場所:室内壁面に設置します。見た目がすっきりしており、インテリアにも馴染みやすいのが特徴です。
* メリット:省スペース、デザイン性が高い、冷暖房能力が高い機種が多い、比較的静音性が高い。
* デメリット:設置工事が必要で費用がかかる、設置場所の制約がある(壁の強度、配管スペースなど)、撤去にも費用がかかる。

窓付けエアコン

* 設置場所:窓枠に取り付けます。設置工事は比較的簡単です。
* メリット:設置が簡単で費用が安い、設置場所の自由度が高い(窓があれば設置可能)、撤去も容易。
* デメリット:窓枠のサイズに制限がある、騒音や振動が大きい場合がある、冷暖房能力が壁掛け式に比べて低い場合が多い、窓を開け閉めできない、見た目がやや目立つ。

窓付けエアコンのメリット・デメリットを詳しく解説

窓付けエアコンは、手軽さと低価格が魅力ですが、デメリットも考慮しなければなりません。

メリット:初期費用とランニングコストの削減

最大のメリットは、初期費用が安いことです。壁掛け式エアコンは、専門業者による設置工事が必要となり、数万円の費用がかかりますが、窓付けエアコンは自分で設置できる場合も多く、費用を抑えられます。また、引っ越しの際にエアコンを移動させる場合も、壁掛け式エアコンよりも撤去費用が安く済みます

デメリット:騒音、冷暖房能力、デザイン性

一方、デメリットも存在します。まず、騒音です。窓付けエアコンは、壁掛け式エアコンに比べて騒音や振動が大きくなる傾向があります。特に古い機種は、運転音が気になる場合があります。また、冷暖房能力も壁掛け式エアコンに比べて低い場合が多いです。部屋の広さや断熱性能によっては、十分な冷暖房効果を得られない可能性があります。さらに、デザイン性も劣る場合が多いです。窓に設置するため、どうしても目立ち、インテリアの邪魔になる可能性があります。

部屋に壁付けクーラーの設置場所がない場合の対処法

壁掛け式エアコンを設置できない部屋に住んでいる場合、いくつかの対処法があります。

1. 窓付けエアコンの導入

最も手軽な方法は、窓付けエアコンの導入です。騒音や冷暖房能力の問題を考慮し、高性能な機種を選ぶことが重要です。最近の窓付けエアコンは、以前のものに比べて静音性や冷暖房能力が向上しています。購入前に、部屋の広さや断熱性能を考慮して、適切な能力の機種を選びましょう。

2. ポータブルエアコンの利用

窓付けエアコンが設置できない場合、ポータブルエアコンも選択肢の一つです。ポータブルエアコンは、設置工事不要で、窓から排熱するタイプです。ただし、排熱ホースが必要で、窓を開ける必要があるため、防犯面や冷暖房効率に影響を与える可能性があります。また、騒音も大きいため、静かな環境を求める方には不向きです。

3. ルームエアコンの設置工事

どうしても壁掛け式エアコンを設置したい場合は、専門業者に相談して、設置工事を行う必要があります。壁に穴を開ける必要がある場合もあるため、賃貸物件の場合は、事前に大家さんや管理会社に許可を得る必要があります。費用はかかりますが、最も快適な冷暖房環境を実現できます。

部屋探しにおけるエアコンの確認ポイント

部屋探しをする際には、エアコンの種類だけでなく、以下の点にも注意しましょう。

  • エアコンの設置場所の確認:壁掛け式か窓付け式か、設置場所の確認は必須です。写真や間取り図だけでは判断できない場合もあるので、内見時に必ず確認しましょう。
  • エアコンの性能:冷暖房能力、省エネ性能などを確認しましょう。部屋の広さや断熱性能に合った機種を選ぶことが重要です。古い機種の場合は、電気代が高くなる可能性もあります。
  • エアコンのメンテナンス:エアコンの清掃やメンテナンス状況も確認しましょう。古いエアコンやメンテナンスされていないエアコンは、故障のリスクが高く、電気代も高くなる可能性があります。
  • 大家さんへの確認:エアコンの設置や交換について、大家さんや管理会社に事前に確認しておきましょう。賃貸物件の場合、勝手にエアコンを設置したり、交換したりすることはできません。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、窓付けエアコンはインテリアの観点からはマイナス要素が大きいです。しかし、費用を抑えたいというニーズを優先するならば、窓付けエアコンをインテリアの一部としてデザインに取り込む工夫も可能です。例えば、窓辺に観葉植物を配置したり、カーテンやブラインドで目隠しをしたりすることで、視覚的な違和感を軽減できます。

まとめ

窓付けエアコンは、初期費用を抑えたい方にとって魅力的な選択肢ですが、騒音や冷暖房能力、デザイン性の問題点も考慮する必要があります。部屋探しでは、エアコンの種類だけでなく、性能やメンテナンス状況、大家さんへの確認なども忘れずに行いましょう。最適なエアコン選びと快適な住環境を実現するためには、自身のニーズと物件の状況をしっかり把握することが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)