窓サッシのカビ、自分で落とせる?費用相場とDIY清掃方法

家のリフォーム中です。 窓のサッシのゴムパッキン(5ミリ幅位)がカビで真っ黒です。 2部屋分の値段は5~8万円位と言われました。 これ位は相場ですか? 自分で市販の強力なカビ取り剤でとれますか? 補足リフォーム会社の人は2人で作業すると言っています。 今見積もり待ちです。

窓サッシゴムパッキンのカビ除去:費用相場とDIYの可能性

窓のサッシのゴムパッキンにカビが生えてしまった、というご相談ですね。5ミリ幅のパッキンが2部屋分で5~8万円の見積もり…これは、正直なところ、高額に感じます。費用相場と、ご自身でカビを除去できる可能性について、詳しく解説していきます。

カビ除去の費用相場

窓サッシのゴムパッキン交換にかかる費用は、作業範囲、パッキンの種類、業者によって大きく異なります。5~8万円という見積もりは、2部屋分の作業、そして業者の人件費(2名体制)が含まれているため、決して安くはありません。

相場としては、パッキン交換費用自体よりも、作業工賃の方が高くつくケースが多いです。 特に、高所にある窓や、複雑な形状のサッシの場合は、作業時間が長くなり、費用も高騰します。

より正確な費用相場を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。 最低でも3社以上から見積もりを取り、内容を比較検討することで、適正価格を判断できます。見積もりには、作業内容(パッキンの種類、数量、廃材処理費用など)が明確に記載されているかを確認しましょう。

また、パッキン交換ではなく、カビの除去のみを依頼することも可能です。 カビが表面的なものであれば、専門業者に依頼せず、ご自身で清掃することもできます。後述するDIY方法を試みてから、業者への依頼を検討するのも良いでしょう。

自分でカビ取り剤で落とせる?効果的な清掃方法

市販のカビ取り剤でカビを除去できる可能性はあります。ただし、全てのカビが完全に除去できるとは限りません。 また、パッキンの素材によっては、カビ取り剤によって劣化してしまう可能性もあるため、注意が必要です。

DIY清掃の手順

1. 準備:ゴム手袋、マスク、換気扇、保護メガネ、歯ブラシ、マイクロファイバークロス、カビ取り剤(酸性タイプとアルカリ性タイプを準備すると効果的)、バケツ、水などを用意します。
2. 試用:目立たない部分でカビ取り剤を試用し、パッキンへの影響を確認します。変色や劣化が見られる場合は、使用を中止してください。
3. 清掃:カビ取り剤をパッキンに塗布し、歯ブラシなどで優しくこすり洗いします。その後、水で洗い流し、マイクロファイバークロスで拭き取ります。
4. 乾燥:十分に乾燥させます。乾燥が不十分だと、カビが再発生する可能性があります。
5. 繰り返し:カビが完全に除去できない場合は、数回繰り返します。

効果的なカビ取り剤の選び方

カビ取り剤には、酸性タイプとアルカリ性タイプがあります。酸性タイプは黒カビに、アルカリ性タイプは白カビに効果的です。 パッキンのカビの種類に合わせて、適切なカビ取り剤を選びましょう。

強力なカビ取り剤を使用する場合は、換気を十分に行い、保護メガネやゴム手袋を着用するなど、安全対策を徹底してください。 目や皮膚に触れないよう注意し、使用後は必ず手を洗いましょう。

専門家の視点:カビの再発防止策

カビは、湿気が原因で発生します。そのため、カビの再発を防ぐためには、湿気を除去することが重要です。

* 換気:窓を開けて定期的に換気を行い、湿気を排出しましょう。特に、浴室やキッチンなどの水回りでは、こまめな換気が重要です。
* 除湿:除湿機を使用したり、浴室乾燥機を活用したりすることで、室内の湿度を下げることができます。
* 清掃:定期的にサッシの清掃を行い、カビの発生を防ぎましょう。
* コーキングの点検:サッシのコーキングが劣化していると、そこから湿気が侵入しやすくなります。定期的に点検し、必要であれば交換しましょう。

まとめ:費用とDIYのバランスを検討しよう

窓サッシのゴムパッキンのカビ除去は、業者に依頼する以外にも、DIYで対応できる可能性があります。まずは、上記の方法で清掃を試みてみましょう。それでも効果がない場合、または作業に不安がある場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、費用と作業内容を比較検討することをお勧めします。

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