窓の結露対策にプチプチは効果あり?貼り方と梱包以外の使い方

梱包用のプチプチをたくさんもらいました。家の窓ガラスは二重サッシで除湿機も使ってますが、結露がひどいので、プチプチ効果ありますか?窓は外側の窓に貼るのか、部屋側の窓に貼るのか、プチプチしてない方をくっつけるのか?テープだと結露ではがれそうですよね?貼り方教えて下さい。あとは梱包以外で何かに使えますか?

プチプチによる結露対策の効果

二重サッシで除湿機を使用しているにも関わらず結露がひどいとのこと、お困りですね。結論から言うと、プチプチ(エアキャップ)は窓の結露対策に効果があります。プチプチは空気の層を閉じ込めることで断熱効果を高め、窓ガラスの温度低下を防ぎます。これにより、室温との温度差が小さくなり、結露の発生を抑えることができるのです。特に、古い窓や断熱性の低い窓では効果を実感しやすいでしょう。

プチプチの貼り方:外側?内側?

結露対策としてプチプチを貼る際は、部屋側の窓(内側)に貼るのが効果的です。理由は以下の通りです。

* 結露は窓の内側に発生するため、内側に貼ることで、結露と直接プチプチが接触し、断熱効果を発揮します。外側に貼ると、外気温の影響を受けやすく、結露防止効果は低くなります。
* 外側に貼る場合、雨や風、紫外線などの影響を受けやすく、プチプチが劣化しやすいため、耐久性が低くなります。
* 外側に貼る場合は、作業の危険性も高まります。高層階などでは、作業が困難で危険なため、内側に貼ることをお勧めします。

プチプチの貼り方ステップ

1. 窓ガラスの汚れを落とす:貼る前に、窓ガラスをきれいに掃除しましょう。汚れやホコリがあると、プチプチがしっかり貼り付きません。中性洗剤とマイクロファイバークロスを使うと効果的です。
2. プチプチをカットする:窓ガラスのサイズに合わせてプチプチをカットします。少し大きめにカットしておくと、貼り付けやすくなります。
3. テープを選ぶ:結露で剥がれないテープを選びましょう。マスキングテープ養生テープがおすすめです。これらのテープは粘着力が弱いため、窓ガラスを傷つける心配も少なく、剥がす際にも跡が残りにくいのが特徴です。
4. 貼り付ける:プチプチの空気の層が窓ガラスに密着するように、丁寧に貼り付けていきます。気泡が入らないように、ヘラなどで空気を抜いていくと綺麗に仕上がります。
5. 端をしっかり固定する:テープで端をしっかり固定しましょう。特に、窓枠との隙間を丁寧に塞ぐことが重要です。

プチプチが剥がれるのを防ぐ工夫

結露でプチプチが剥がれるのを防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

* テープの粘着力を高める:テープを貼る前に、窓ガラスをアルコールで拭いて脱脂処理を行うと、テープの粘着力が向上します。
* 複数のテープを使用する:1本のテープではなく、数本のテープを交互に貼ることで、よりしっかりと固定できます。
* テープを重ならないように貼る:テープを重ねて貼ると、剥がれやすくなるため、重ならないように注意しましょう。
* 定期的に点検する:定期的にプチプチの状態をチェックし、剥がれかけている部分があれば、すぐにテープを貼り直しましょう。

プチプチの梱包以外の使い方

プチプチは梱包材としてだけでなく、様々な用途に使用できます。

  • 防寒対策:衣類や植物の防寒カバーとして使用できます。
  • 緩衝材:食器や家具などの梱包だけでなく、引越し時の家具の保護にも役立ちます。
  • 子供の遊び道具:プチプチを破る感触を楽しむおもちゃとして、お子様も喜ぶでしょう。
  • DIY素材:プチプチを様々な形に切って、工作やデコレーションに使うことができます。例えば、クリスマスツリーのオーナメントなど。
  • 断熱材:窓ガラスだけでなく、壁や床の断熱材としても活用できます。ただし、長期的な使用には適していません。

専門家のアドバイス:結露対策の総合的なアプローチ

結露対策は、プチプチの設置だけで完結するものではありません。室内の湿度管理や窓の断熱性能の向上など、総合的なアプローチが重要です。

建築士やリフォーム業者に相談することで、窓の断熱リフォームや換気システムの改善など、より効果的な結露対策を提案してもらうことができます。

まとめ

プチプチは手軽にできる窓の結露対策として効果的です。部屋側の窓に、空気の層が窓ガラスに密着するように丁寧に貼り付け、剥がれにくいテープを使用しましょう。また、結露対策はプチプチだけでなく、室内の湿度管理や窓の断熱性能の向上など、総合的な対策が重要です。 梱包以外の使い方も検討し、無駄なく活用しましょう。

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