窓の結露対策とプチプチを使った防寒効果について徹底解説

窓にプチプチ 防寒のために窓にプチプチを貼りました。効果があるようでものすごい結露です。両面テープが剥がれて来るので、窓ガラスではなく窓枠の更に外の壁と床に貼って、完全に塞いではどうかと考えました。こうするとガラスとプチプチが距離は15cmほどになります。窓が開けられないことは承知ですが、窓とプチプチが密着していなくても、防寒効果はありますか。もう一点、マンションの玄関の扉の内側にプチプチを張ると防寒効果はありますか。よくある重たいドアタイプです。その他、自分でできる室内の防寒対策があれば教えてください。よろしくお願いします。

窓の結露とプチプチによる防寒対策:効果と注意点

窓にプチプチを貼って防寒対策を行うのは、手軽で効果的な方法として人気があります。しかし、質問者様のように結露が酷くなるケースも少なくありません。これは、プチプチが窓ガラスと密着せず、空気層が出来ることで、窓ガラスの温度が下がり、空気中の水分が結露として付着しやすくなるためです。

プチプチと窓ガラスの距離と防寒効果

窓枠の外壁と床にプチプチを貼り、窓ガラスとの間に15cmの空間を作るというアイデアは、一見すると効果がありそうに思えますが、実はあまり効果的ではありません。空気層は断熱効果がありますが、15cmという厚みは、空気層の断熱効果を最大限に発揮するには不十分です。むしろ、空気層が大きすぎることで、空気の対流が起こりやすくなり、熱が逃げやすくなる可能性があります。結露も、窓ガラスの温度が下がるため、より悪化することが予想されます。

プチプチによる防寒効果を高めるには、窓ガラスにできるだけ密着させることが重要です。そのためには、両面テープではなく、静電気で貼り付くタイプのプチプチを使用したり、スプレー糊を使うことを検討してみてください。ただし、糊を使用する際は、窓ガラスを傷つけないよう注意が必要です。

玄関ドアへのプチプチ貼り付けの効果

マンションの玄関ドアの内側にプチプチを貼ることは、ある程度の防寒効果が期待できます。特に、隙間風が多い場合は効果を実感できるでしょう。しかし、窓の場合と同様に、密着度が重要です。隙間があると、そこから冷気が侵入してしまいます。ドアとプチプチの間に隙間がないように、丁寧に貼り付けることが大切です。また、重たいドアの場合、プチプチの強度によっては、ドアの開閉時に剥がれてしまう可能性がありますので、耐久性のある両面テープを使用することをおすすめします。

その他の効果的な室内の防寒対策

プチプチ以外にも、手軽にできる室内の防寒対策はたくさんあります。以下に、具体的な方法を紹介します。

1. カーテン・ブラインドの活用

厚手のカーテンやブラインドは、窓からの冷気侵入を防ぐ効果があります。特に、断熱効果のある素材を使用することで、より効果を高めることができます。夜間は必ずカーテンを閉め、日中は日差しを遮らないように調整することで、室温の維持に役立ちます。

2. 窓ガラスフィルムの活用

窓ガラスに貼る断熱フィルムは、空気層を作ることで断熱効果を高めます。プチプチよりも効果が高く、見た目もすっきりとするためおすすめです。様々な種類があるので、ご自身の窓のサイズや好みに合わせて選ぶことができます。

3. 暖簾の活用

玄関や部屋の入り口に暖簾をかけることで、冷気の侵入を防ぐことができます。厚手の生地の暖簾を選ぶと、より効果的です。

4. 床の断熱対策

床からの冷え込みを防ぐために、カーペットやラグを敷くことが有効です。特に、断熱効果のある素材のものを選ぶと、より効果的です。また、フローリングに断熱シートを敷くのも良い方法です。

5. エアカーテンの活用

玄関などに設置するエアカーテンは、冷気の侵入を防ぐ効果があります。電気代がかかりますが、効果は絶大です。

6. 室内温度の適切な管理

室温を適切に管理することも重要です。暖房器具を使用する際は、室温を下げすぎないように注意し、こまめに換気をすることで、結露の発生を防ぐことができます。

専門家からのアドバイス

建築士の視点から見ると、窓からの熱損失は全体の約半分を占めます。そのため、窓の断熱対策は非常に重要です。プチプチは手軽な方法ですが、長期的な視点では、窓ガラス交換や断熱サッシへのリフォームを検討することも有効です。

まとめ

プチプチは手軽な防寒対策として有効ですが、結露対策や密着度を考慮することが重要です。より効果的な防寒対策としては、カーテン、ブラインド、窓ガラスフィルム、カーペット、ラグなどを活用するのも有効です。状況に応じて、専門家への相談も検討してみてください。

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