窓の幅180cmに100cmカーテン2枚は大丈夫?カーテン選びのポイントと失敗しないサイズ選び

部屋の窓の幅が180センチなのですが、100センチカーテン2枚で足りるでしょうか?今は150センチ幅2枚を使用しています。

100cmカーテン2枚で180cmの窓は大丈夫?サイズ選びの注意点

180cm幅の窓に100cm幅のカーテンを2枚使用する場合、カーテンを完全に閉じた状態では、窓枠全体を覆うことはできません。左右にそれぞれ40cmずつ隙間が空いてしまう計算になります。

現在150cm幅のカーテン2枚を使用されているとのことですが、それよりも窓枠との隙間が大きくなるため、遮光性や断熱性、プライバシーの確保といった点で、若干のデメリットが生じる可能性があります

具体的には、以下の様な問題点が考えられます。

  • 隙間からの光漏れ:特に朝夕の太陽光は、カーテンの隙間から入り込みやすく、部屋が明るくなってしまう可能性があります。遮光カーテンを使用している場合でも、完全に遮光できない可能性があります。
  • 冷暖房効率の低下:カーテンの隙間から冷暖房の空気が漏れることで、効率が低下し、電気代の高騰につながる可能性があります。特に冬場の寒さ対策や夏場の暑さ対策には、十分なカーテンの幅が重要です。
  • プライバシーの侵害:カーテンの隙間から室内が見えやすくなることで、プライバシーが侵害される可能性があります。特に夜間は照明の影響で、室内が外から見えやすくなります。

しかし、完全に窓枠を覆う必要がない場合、あるいはデザイン性を優先したい場合は、100cm幅のカーテン2枚でも問題ない場合があります。例えば、レースカーテンとして使用する場合や、窓枠よりも少し小さめのカーテンで、窓辺にアクセントを加えたい場合などです。

カーテンのサイズ選び:失敗しないための3つのポイント

カーテン選びで失敗しないためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。

1. 窓枠のサイズを正確に測る

カーテンのサイズ選びで最も重要なのは、窓枠のサイズを正確に測ることです。メジャーを使って、窓枠の上部、左右、下部の幅と高さをそれぞれ測りましょう。特に幅は、カーテンレールの長さではなく、窓枠自体の幅を測ることが重要です。 また、カーテンボックスがある場合は、その幅と高さを考慮する必要があります。

2. カーテンの丈と幅を決める

窓枠のサイズを測ったら、カーテンの丈と幅を決定します。丈は、窓枠の上から床までの長さ、または窓枠の上から窓台までの長さなどを考慮して決めましょう。丈が短すぎると、窓枠全体を覆えず、隙間から光が漏れたり、冷暖房効率が悪くなったりします。

幅については、窓枠の幅にプラスして、左右に余裕を持たせる必要があります。一般的には、窓枠の幅の1.5倍~2倍程度の幅のカーテンを選ぶのがおすすめです。 完全に窓枠を覆いたい場合は、窓枠の幅よりも広いカーテンを選びましょう。今回のケースでは、180cmの窓枠に対して、180cm × 1.5倍 = 270cm 程度の幅が必要となる計算です。

3. カーテンの機能性を選ぶ

カーテンを選ぶ際には、遮光性、断熱性、防音性などの機能性も考慮しましょう。遮光カーテンは、光を遮断し、部屋を暗く保つ効果があります。 断熱カーテンは、冷暖房効率を高め、省エネ効果があります。防音カーテンは、外部の音を遮断し、静かな空間を作り出します。

それぞれの機能によって、生地の厚さや素材が異なります。生活スタイルや部屋の用途に合わせて、適切な機能性を持つカーテンを選びましょう。

専門家(インテリアコーディネーター)の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、180cmの窓に100cmカーテン2枚は、デザインによっては可能ですが、機能性重視であれば不十分です。遮光性や断熱性を求めるなら、窓枠を完全に覆う、もしくはそれ以上の幅のカーテンを選ぶことを強く推奨します。

例えば、180cmの窓枠に130cm幅のカーテンを2枚使用すれば、左右に10cmずつ余裕ができます。これにより、光漏れや冷暖房効率の低下をある程度防ぐことができます。さらに、ドレープの美しいカーテンを選ぶことで、窓辺をより魅力的に演出することも可能です。

まとめ:理想のカーテン選びで快適な空間を

180cm幅の窓に100cm幅のカーテン2枚は、隙間ができてしまうため、遮光性、断熱性、プライバシーの面でデメリットがあります。より快適な空間を実現するためには、窓枠のサイズを正確に測り、窓枠の幅の1.5倍~2倍程度の幅のカーテンを選ぶことをおすすめします。 機能性も考慮し、遮光性、断熱性、防音性など、自分のニーズに合ったカーテンを選びましょう。

今回のケースでは、180cmの窓枠に対して、270cm幅のカーテンを1枚、もしくは130cm幅のカーテンを2枚選ぶのが適切です。 様々なカーテンを比較検討し、理想のカーテンを見つけて、快適な空間を演出しましょう。

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