窓の内側に後付けできるシャッターってあるの?種類と選び方、施工ポイントを徹底解説!

部屋の窓の内側に後付でシャッターをつけられるものですか?よく、外壁についているのは見かけますが、部屋の中になるとどうですかね?

窓の内側に後付けできるシャッターは、室内用シャッターと呼ばれ、存在します。外壁に取り付ける外付シャッターとは異なり、窓枠の内側に設置するため、防犯性や断熱性、プライバシー保護といった効果に加え、インテリア性の向上も期待できます。しかし、外付シャッターと比較すると、設置できる窓の種類や施工方法に制限があるため、事前に確認が必要です。

室内用シャッターの種類と特徴

室内用シャッターには、大きく分けて以下の種類があります。

  • ロールスクリーンタイプ:コンパクトに収納でき、場所を取らないのが特徴。操作も簡単で、手軽に設置できます。遮光性や断熱性も比較的高いものが多く、価格も比較的安価です。ただし、耐久性は他のタイプに比べて劣る場合があります。
  • スラットタイプ:羽根状のルーバーを組み合わせており、光の量を調整できます。通風性も確保でき、プライバシー保護にも効果的です。デザイン性も高く、インテリアに合わせた選択が可能です。ロールスクリーンタイプよりも耐久性が高い傾向があります。
  • パネルタイプ:一枚一枚のパネルが連動して動くタイプ。遮光性、防音性、断熱性に優れ、高いプライバシー保護が期待できます。重厚感があり、高級感のある仕上がりになります。価格はやや高めです。

素材による違い

素材も、木、アルミ、樹脂など様々な種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、設置場所や目的、インテリアに合わせて選びましょう。

  • 木:高級感があり、温かみのある空間を演出できます。ただし、湿気や直射日光に弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。価格も高めです。
  • アルミ:軽量で耐久性が高く、メンテナンスが容易です。様々なデザインがあり、価格も比較的安価です。ただし、金属特有の冷たさを感じることがあります。
  • 樹脂:軽量で耐久性があり、腐食や錆びの心配がありません。断熱性にも優れています。価格も比較的安価です。ただし、デザインのバリエーションはアルミに比べて少ない場合があります。

室内用シャッターを選ぶ際のポイント

室内用シャッターを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 窓のサイズと形状:シャッターのサイズが窓にぴったり合うかを確認しましょう。窓枠の形状によっては、取り付けができない場合があります。
  • 操作方法:手動式と電動式があります。手動式は安価ですが、操作に力が必要な場合があります。電動式は操作が簡単ですが、価格が高めです。高齢者の方や力の弱い方は電動式がおすすめです。
  • デザイン:インテリアに合うデザインを選びましょう。カラーバリエーションも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選択できます。ブラウン系のシャッターは、落ち着いた雰囲気の部屋に最適です。
  • 予算:シャッターの種類や素材、施工費用によって価格は大きく異なります。予算に合わせて適切な製品を選びましょう。
  • 防犯性:防犯性を重視する場合は、頑丈な素材やロック機構がついた製品を選びましょう。
  • 断熱性:断熱性を重視する場合は、断熱材が入った製品を選びましょう。特に冬場の窓からの冷気対策に効果があります。

室内用シャッターの施工について

室内用シャッターの施工は、専門業者に依頼することをおすすめします。DIYで施工することも可能ですが、窓枠の寸法を正確に測ったり、シャッターを適切に取り付けたりするには、専門的な知識と技術が必要です。不適切な施工を行うと、シャッターの機能が低下したり、窓枠を傷つけたりする可能性があります。

専門業者に依頼する場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。施工費用だけでなく、保証内容やアフターサービスについても確認しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、室内用シャッターは、単なる防犯対策や断熱対策だけでなく、インテリアデザインの重要な要素となり得ます。例えば、ブラウンのシャッターは、落ち着いた雰囲気の空間を演出するのに最適です。また、シャッターの色や素材を他の家具やインテリアとコーディネートすることで、より統一感のある空間を作ることができます。

シャッターの設置位置や開閉方法によっても、空間の印象は大きく変化します。例えば、窓際に設置する場合は、シャッターの素材や色によって、窓辺の雰囲気が大きく変わります。そのため、事前にイメージ図を作成したり、専門家に相談したりすることで、より満足度の高い仕上がりを実現できます。

まとめ

窓の内側に後付けできる室内用シャッターは、防犯性、断熱性、プライバシー保護、そしてインテリア性の向上という多くのメリットがあります。しかし、種類や選び方、施工方法など、注意すべき点も多いです。この記事で紹介したポイントを参考に、ご自宅に最適な室内用シャッターを選んで、快適な住空間を実現してください。

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