窓のカビ、ふわふわとび散る前に!徹底掃除&予防対策ガイド

掃除方法について質問です。 アパートに引越ししてきて、1年半。 窓がカビでかなり黒いのは引越し当初から見てましたが、最近は、食べ物のカビと同様フワフワしたカビがびっしり生えていたのを発見しました!!ふわふわしてるので、部屋に飛び散ると大変かなと思い、掃除方法に悩んでいます。教えてください!!

窓のカビ、放置すると危険!まずは現状把握から

1年半も放置された窓のカビ、しかもふわふわと飛散する状態とのこと、ご心配ももっともです。放置すると、健康被害(アレルギー症状や呼吸器系の疾患)のリスクが高まります。 まずは、カビの種類や範囲を正確に把握することが重要です。 写真撮影をして、カビの状況を記録しておきましょう。これは、後の掃除効果の確認や、大家さんへの相談にも役立ちます。

ふわふわカビの正体と危険性

窓に発生したふわふわしたカビは、おそらく「クモノスカビ」の一種でしょう。クモノスカビは、湿気が多く、埃や汚れが溜まりやすい場所に発生しやすいカビです。 他のカビよりも飛散しやすいという特徴があり、掃除の際に舞い上がり、呼吸器に影響を与える可能性があります。 そのため、飛散を防ぐ対策をしっかり行うことが重要です。

窓のカビ掃除、徹底ガイド!

では、具体的な掃除方法をステップごとに解説します。 ポイントは、飛散防止と安全確保です。

準備するもの

* マスク(できればN95マスクなど、微粒子を遮断できるもの)
* ゴーグル
* 手袋(ゴム手袋など)
* スプレーボトル
* 換気扇
* 掃除用バケツ
* マイクロファイバークロス
* 掃除機(できればHEPAフィルター付き)
* アルコール(70%以上)
* 中性洗剤
* カビ取り剤(漂白剤入りが効果的ですが、素材によっては使用できないため注意)
* ヘラ(カビがこびり付いている場合)
* 古新聞や不要な布

掃除手順

1. 換気を徹底する: 窓を開け、換気扇を回して、室内の空気を入れ替えます。 カビの胞子が室内に広がるのを防ぐため、このステップは非常に重要です。
2. 保護具を着用する: マスク、ゴーグル、手袋を必ず着用します。 カビの胞子を吸い込んだり、肌に付着させたりするのを防ぎます。
3. 掃除機の準備: 掃除機で窓枠やサッシの表面の埃や汚れを吸い取ります。 ふわふわしたカビを出来るだけ取り除くことで、後の作業が楽になります。 HEPAフィルター付きの掃除機であれば、より効果的にカビの胞子を吸い取ることができます。
4. カビ取り剤を吹きかける: スプレーボトルに、カビ取り剤(またはアルコールと中性洗剤の混合液)を入れ、カビに吹きかけます。 説明書をよく読んでから使用し、換気を十分に行いましょう。 素材によっては、カビ取り剤を使用できない場合がありますので、事前に確認が必要です。
5. ヘラでこすり落とす: カビがこびり付いている場合は、ヘラを使って優しくこすり落とします。 力を入れすぎると窓を傷つける可能性があるので注意が必要です。
6. マイクロファイバークロスで拭き取る: カビ取り剤を吹きかけた後、マイクロファイバークロスで丁寧に拭き取ります。 クロスはこまめに交換しましょう。
7. 拭き取り後、再度掃除機をかける: 拭き取った後のカビのカスなどを掃除機で吸い取ります。
8. 仕上げの拭き上げ: 最後に、きれいな水で濡らしたマイクロファイバークロスで窓を拭き上げ、乾燥させます。

専門家への相談も検討を

カビの状況が深刻な場合、または自分で掃除するのが不安な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。 専門業者は、適切な薬剤と技術を用いて、安全かつ確実にカビを除去してくれます。

カビの予防策

掃除後、二度とカビが生えないように、予防策を講じることが重要です。

予防策

* 換気をこまめに行う: 窓を開けて定期的に換気を行い、湿気を溜めないようにしましょう。
* 窓の結露を防ぐ: 窓に結露が発生しやすい場合は、除湿機を使用したり、窓の断熱性を高める対策をしましょう。
* 窓を清潔に保つ: 定期的に窓を掃除し、埃や汚れを溜めないようにしましょう。
* カビ取り剤の定期的な使用: カビが発生しやすい場所には、定期的にカビ取り剤を吹きかけて予防しましょう。
* 防カビコーティング: 窓に防カビコーティングを施すことで、カビの発生を防ぐ効果があります。

まとめ

窓のカビ掃除は、飛散防止と安全確保を最優先に行いましょう。 今回ご紹介した方法を参考に、安全に、そして効果的にカビを除去してください。 それでも不安な場合は、専門業者への相談も検討しましょう。 清潔な室内環境を保ち、健康的な生活を送ることが大切です。

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