窓のない縦長賃貸マンションの住み心地:駅近・角部屋のメリットとデメリット

窓が無い・縦長の部屋・ガスは卓上コンロ使用・自分の肩幅位のユニット浴槽・給湯は温度設定出来ないので熱湯と水の調節型・ベランダから玄関へ風が抜けない・布団も干せない・敷地周辺に毒(動物忌避剤)を盛られてる賃貸マンションてどう思いますか?駅近(徒歩3分)・1階角部屋・買いもの便利とは言え、お金払ってまで住みたいと思いますか?

賃貸マンションの現状と課題

質問にあるマンションは、いくつかの深刻な問題を抱えています。駅近で買い物に便利というメリットはありますが、居住性という点では大きな懸念があります。具体的に、以下の問題点を一つずつ見ていきましょう。

1. 窓がないことによる問題点

窓がないということは、自然光が入らず、常に照明に頼らざるを得ないことを意味します。これにより、電気代の高騰や、精神的なストレス(閉塞感、抑うつ感など)につながる可能性があります。換気も困難になり、カビやダニの発生リスクも高まります。健康面への影響も無視できません。

解決策: 窓がない以上、人工的な換気システムの導入が必須です。換気扇だけでなく、空気清浄機を使用し、こまめな換気を心がけましょう。また、LED照明など省エネ性の高い照明器具を使用し、電気代を抑える工夫が必要です。さらに、定期的な清掃と除湿を行うことで、カビやダニの繁殖を防ぎましょう。

2. 縦長の部屋と卓上コンロ

縦長の部屋は、家具の配置が難しく、空間を有効活用しにくいというデメリットがあります。また、卓上コンロは、調理スペースが狭く、料理のしづらさを感じることが予想されます。

解決策: 縦長の空間を有効活用するために、収納家具や棚を工夫して配置しましょう。壁面収納を活用したり、省スペース型の家具を選ぶことで、快適な生活空間を確保できます。また、卓上コンロの調理スペースの狭さを補うために、調理器具や食器をコンパクトに収納する工夫も必要です。

3. ユニットバスと給湯設備

肩幅程度のユニットバスは、狭くて使い勝手が悪いです。また、給湯器が温度設定できないタイプは、お湯の温度調整に手間がかかり、不便です。

解決策: ユニットバスの狭さを解消することは難しいですが、シャワーヘッドを節水タイプに交換したり、収納棚を工夫することで、少しでも使い勝手を良くすることができます。お湯の温度調整に関しては、温度計などを活用し、安全に温度調整を行うようにしましょう。

4. ベランダと布団乾燥

ベランダから玄関への風が抜けない、布団を干せないというのは、湿気の問題につながります。カビやダニの発生リスクが高まり、健康面にも影響します。

解決策: 布団乾燥機を購入し、室内で布団を乾燥させることをお勧めします。また、除湿機を使用したり、こまめな換気を心がけることで、湿気対策を行いましょう。

5. 敷地周辺の動物忌避剤

敷地周辺に動物忌避剤が撒かれていることは、健康への影響が懸念されます。特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では、注意が必要です。

解決策: 管理会社に状況を伝え、忌避剤の使用状況や安全対策について確認しましょう。必要に応じて、医師に相談することも検討してください。

駅近・角部屋というメリットと総合的な判断

駅近で買い物が便利というメリットは、生活の利便性を高めます。1階角部屋は、プライバシー面で多少の不安はありますが、防犯対策をしっかり行うことで、ある程度解消できます。

しかし、上記の深刻な問題点を考慮すると、お金を払ってまで住みたいと思うかどうかは、非常に疑問です。 健康面や生活の快適性といった重要な要素が大きく欠けているため、他の物件を探すことを強くお勧めします。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、窓のない部屋は、インテリアの計画を立てる上で非常に難しい課題となります。光を取り込む工夫や、空間の広がりを演出するテクニックが必要になります。しかし、根本的な解決にはならず、快適な生活空間を確保するには限界があります。

まとめ:快適な住まい選びの重要性

住まい選びは、生活の質を大きく左右します。今回のケースのように、一見魅力的な条件(駅近、角部屋)の裏に、重大な問題が隠れている場合があります。物件を選ぶ際には、利便性だけでなく、安全性、健康面、快適性といった要素を総合的に判断することが大切です。

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