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網入りガラスでも安心!効果的な遮熱対策5選
夏の強い日差しで室内温度が40度近くになるのは、快適な生活を送る上で大きな問題です。特に、網入りガラスは熱割れの危険性があるため、遮熱対策を選ぶ際には注意が必要です。しかし、ご安心ください!ベランダがない高層階でもできる効果的な遮熱対策があります。今回は、網入りガラスでも安心して使える5つの方法をご紹介します。
1. 遮熱カーテンやブラインドの活用
最も手軽で効果的な方法が、遮熱カーテンや遮熱ブラインドの導入です。一般的なカーテンと比べて、太陽光の熱を反射・吸収する機能が優れています。
- 遮熱効果の高い素材を選ぶ:遮熱カーテンには、特殊なコーティングが施された生地が多く、アルミや特殊樹脂を使用したものなどがあります。生地の厚みや色も重要なポイントです。濃い色の生地の方が遮熱効果が高い傾向にあります。ベージュやブラウンなどの落ち着いた色は、室内の温度上昇を抑え、インテリアにも馴染みやすいでしょう。
- 断熱効果も考慮する:遮熱だけでなく、断熱効果も併せ持つカーテンを選ぶと、より効果的です。冬場の保温にも役立ちます。
- 適切な取り付け方:カーテンレールから窓枠ギリギリまでカーテンを覆うように設置することで、隙間からの日射しを防ぎます。ブラインドであれば、窓枠にピッタリと合うサイズを選ぶことが重要です。
具体的な商品例:
* YKK APの「APW310」シリーズなどの高断熱窓に合わせたカーテンレールと組み合わせることで、より効果を高めることができます。
* ニトリやIKEAなどでは、比較的安価で遮熱効果の高いカーテンやブラインドが販売されています。
2. 窓ガラスフィルムの賢い選択
網入りガラスでも熱割れのリスクを抑えられるフィルムがあります。「熱線反射フィルム」や「遮熱フィルム」と呼ばれるもので、ガラスに貼ることで、太陽光の熱を反射・吸収し、室温の上昇を抑えます。
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- フィルムの種類:熱線反射フィルムは、金属コーティングにより太陽熱を反射し、遮熱フィルムは、特殊な素材により太陽熱を吸収します。網入りガラスの場合は、熱割れしにくい「飛散防止機能付き」のフィルムを選ぶことが重要です。
- 施工方法:専門業者に依頼するのがベストですが、DIYで施工可能なフィルムもあります。ただし、気泡が入ったり、綺麗に貼れなかったりする場合があるので、注意が必要です。
- 透明度と遮熱効果のバランス:透明度の高いフィルムは、視界を遮らずに遮熱効果を得られますが、遮熱効果は若干低くなります。逆に、遮熱効果の高いフィルムは、視界がやや暗くなる場合があります。ご自身の優先順位に合わせて選びましょう。
専門家のアドバイス:
フィルムの施工は、専門業者に依頼することで、綺麗に仕上がり、長持ちします。また、適切なフィルムの選定についてもアドバイスをもらえます。
3. 室内側の遮熱対策:窓辺の工夫
窓際に、すだれやロールスクリーンなどを設置することで、直射日光を遮り、室温上昇を防ぐことができます。
- すだれ:天然素材のすだれは、通気性も良く、涼しげな雰囲気を演出します。ただし、遮光性はカーテンやブラインドに比べると劣ります。
- ロールスクリーン:様々な素材とデザインがあり、遮光性や通気性を自由に選ぶことができます。コンパクトに収納できるのもメリットです。
- レースカーテンとの併用:レースカーテンと遮熱カーテンを組み合わせることで、プライバシーを守りながら、日差しを効果的に遮ることができます。レースカーテンだけでも、ある程度の遮熱効果が期待できます。
4. 室内温度を下げる工夫:換気と冷却
遮熱対策と合わせて、室内の温度を下げる工夫も重要です。
- 早朝と夜間の換気:朝晩、気温が低い時間帯に窓を開けて換気することで、室内の空気を入れ替え、温度を下げることができます。ただし、日中の強い日差しが当たる時間帯は避けましょう。
- 扇風機やサーキュレーターの活用:扇風機やサーキュレーターを効果的に使うことで、室内の空気を循環させ、体感温度を下げることができます。エアコンと併用すると、より効果的です。
- エアコンの使用:どうしても暑い場合は、エアコンを使用しましょう。省エネ運転や適切な温度設定をすることで、電気代の節約にも繋がります。
5. 窓周りの断熱材の追加
窓枠と壁の隙間から熱が逃げている可能性があります。窓枠用の断熱材を貼り付けることで、断熱性を高め、室温の上昇を抑えることができます。
- 隙間テープやパッキン:窓枠とサッシの隙間を埋めることで、外気の侵入を防ぎます。ホームセンターなどで手軽に購入できます。
- 窓枠断熱材:窓枠に直接貼り付けるタイプの断熱材です。様々な素材があり、DIYで簡単に取り付けできます。
まとめ:網入りガラスでも快適な夏を過ごしましょう!
網入りガラスでも、適切な遮熱対策を行うことで、夏の暑さを軽減することができます。今回ご紹介した方法を参考に、ご自宅に合った対策を選び、快適な夏を過ごしてください。 複数の方法を組み合わせることで、より効果を高めることができます。