突然の別れと退去手続き…高齢者のアパート退去における費用負担について

母が亡くなりました。くも膜下出血でお風呂の洗い場で亡くなっていて、半日後に発見しました。連絡が取れなくなった事を不審に思い、母の会社の方が警察と一緒に発見してくださったそうです。母 は一人暮らしだった為、アパートを引き払うのですが、退去の連絡時、大家さんに、お風呂で亡くなったとの事なので風呂釜の交換の費用を請求されました。10年位住んでいたので、畳代も必要とのこと。 退去後、部屋の中を全体的にリフォームして畳からフローリングにするみたいです。(うち以外はリフォーム済) そこで質問なのですが、風呂の中での死亡ではないし、病死ですが、風呂釜の交換は必要なのでしょうか?リフォームの為に、理由にされているとしか思えないのですが。 あと、リフォームするとわかっているのに畳代の請求は妥当? そして、今になって、去年アパートの更新だったのに、更新料を払っていないと言われました。 今更言われてもと思いましたが、それは支払い義務があると思うので支払います。 大家さんの評判があまりよくないので、妥当な請求なのか判断出来ないので質問させていただきました。 あまりに突然亡くなってしまったので、どうしていいかわかりません。 無知な為、教えていただきたいです。補足契約書を読んだら、畳代は支払わなければいけないみたいです。 敷金、礼金などはない所でした。

ご冥福をお祈りいたします

まずは、お母様のご逝去に対しまして、心よりお悔やみ申し上げます。突然の出来事に、ご心労もいかばかりかと存じます。落ち着いて、一つずつ問題を解決していきましょう。

風呂釜交換と畳代の請求について

ご質問の風呂釜交換と畳代の請求について、それぞれ検討してみましょう。

風呂釜交換費用について

お母様がお風呂の洗い場で亡くなられたとはいえ、死亡場所が風呂釜内部ではないため、風呂釜の交換費用を請求されるのは、通常では不当と言えます。大家さんの言い分は、ご遺体の発見状況から、風呂釜に何らかの損傷があったと推測している可能性がありますが、それは立証責任は大家さん側にあります

もし、ご遺体の発見状況から、風呂釜に損傷があったと主張する場合は、写真や動画などの証拠を提示してもらうように求めましょう。また、損傷の程度と修理費用を明確に示してもらう必要があります。もし、修理ではなく交換が必要な場合でも、新品交換ではなく中古品での修理を提案することも可能です。

専門家の意見としては、弁護士や不動産会社に相談し、状況を説明することで、より客観的な判断を得られるでしょう。

畳代について

補足契約書に畳代の支払い義務があると記載されているとのことですが、契約書の内容をよく確認しましょう。通常、畳の交換費用は、経年劣化による損耗が著しい場合に請求されるものです。10年程度の居住期間であれば、必ずしも交換が必要とは限りません。

大家さんがリフォームを理由に畳代の請求をしていると感じるのであれば、「リフォームに伴う交換費用であり、借主の負担ではない」と主張することもできます。しかし、契約書に明記されている場合は、残念ながら支払いの義務が生じます。

もし、契約書に具体的な損耗基準が記載されていない場合は、写真や動画で畳の状態を記録し、専門家(不動産会社や弁護士)に相談して、妥当性を判断してもらうことをお勧めします。

更新料の請求について

更新料の請求については、更新時期と契約内容を確認する必要があります。更新時期が去年で、更新料の支払い義務があったにも関わらず、支払っていなかった場合は、支払い義務があります。大家さんの評判が良くないとしても、契約に基づいた支払いが必要となります。

具体的なアドバイス

1. **証拠の確保:** 現状の写真や動画を撮影し、証拠として残しておきましょう。特に、風呂釜と畳の状態を詳細に記録することが重要です。
2. **契約書の精査:** 契約書を改めて確認し、風呂釜交換、畳交換、更新料に関する条項を詳細に読み込みましょう。不明な点があれば、専門家に相談しましょう。
3. **専門家への相談:** 不動産会社、弁護士、司法書士などに相談し、状況を説明して、客観的なアドバイスを受けましょう。彼らは法律的な知識と経験に基づいて、適切な対応策を提案してくれます。
4. **交渉:** 大家さんとの交渉は、冷静かつ丁寧に進めましょう。証拠を提示し、正当性を主張することで、費用負担の軽減を図ることも可能です。
5. **書面でのやり取り:** 口頭でのやり取りはトラブルになりやすいので、重要な事項は必ず書面で残しましょう。メールや手紙でやり取りを行い、記録として保管しておきましょう。

まとめ

お母様の突然の訃報、そしてアパートの退去手続きと、大変な状況の中、冷静な判断が難しいと思います。しかし、一つずつ問題を整理し、証拠を確保し、専門家の力を借りながら対応することで、解決への道筋が見えてきます。ご自身の精神的な負担を軽減するためにも、一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けることをお勧めします。

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