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突っ張り棒のサイズ選びと設置の注意点
87センチ強の幅に85~120センチの突っ張り棒を使用できるかどうか、そしてその安定性についてご心配ですね。結論から言うと、2センチの余裕は少し心もとないかもしれません。突っ張り棒は、伸縮範囲の両端ギリギリで使うと、しっかり突っ張らずに落下するリスクが高まります。特に、シーツのように重量のあるものをかける場合は、より安定性が求められます。
突っ張り棒の選び方のポイント
突っ張り棒を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- サイズ:伸縮範囲の中央付近で使用するのが理想です。余裕を持って、設置箇所の幅よりも少し長いものを選びましょう。今回は90cmの突っ張り棒が最適です。もし90cmの突っ張り棒が見つからない場合は、87cm強の幅に対して、余裕を持ったサイズ(例えば95cm~100cm)のものを選び、設置箇所に合わせて調整することをお勧めします。
- 素材と強度:安価な突っ張り棒は、強度が弱く、すぐに壊れてしまう可能性があります。特に重いものをかける場合は、アルミ製やスチール製の丈夫な突っ張り棒を選びましょう。ダイソーやキャンドゥなどの100均ショップの製品は、軽くて安価なため、耐久性に欠ける場合があります。より高価な製品を選ぶことで、長持ちし、安全に使用できます。
- 耐荷重:使用する突っ張り棒の耐荷重を確認しましょう。シーツ2枚の重さを考慮し、余裕のある耐荷重のものを選びましょう。耐荷重は、製品パッケージに記載されています。
- 滑り止め:突っ張り棒の先端には、滑り止めが付いているものがおすすめです。滑り止めがないと、突っ張り棒がずれて落下する可能性があります。また、滑り止め付きのキャップを別途購入して装着することも可能です。
- 設置場所の確認:突っ張り棒を設置する場所の強度を確認しましょう。壁や天井が弱いと、突っ張り棒が落下する可能性があります。石膏ボードなどの弱い壁には、専用の突っ張り棒用補助具の使用を検討しましょう。
突っ張り棒の設置方法
突っ張り棒を設置する際は、以下の手順に従いましょう。
- 設置場所の清掃:設置箇所のホコリや汚れをきれいに拭き取ります。汚れがあると、突っ張り棒がしっかりと固定されません。
- 突っ張り棒の伸縮:設置箇所の幅に合わせて、突っ張り棒をゆっくりと伸縮させます。無理に伸ばしたり縮めたりしないように注意しましょう。
- 突っ張り棒の設置:突っ張り棒をしっかりと押し込み、壁や天井に固定します。しっかりと固定されていることを確認しましょう。設置後、少し揺らしてみて、ぐらつかないか確認しましょう。
- 荷物の設置:設置後、すぐに重い物をかけずに、数時間様子を見てから、徐々に荷物を追加していきましょう。これにより、突っ張り棒の耐久性を確認することができます。
ワンルームの目隠し対策:突っ張り棒以外の選択肢
突っ張り棒だけでは不安定だと感じる場合は、他の目隠し方法も検討してみましょう。
カーテンレールとカーテン
突っ張り式のカーテンレールは、突っ張り棒よりも安定性が高く、様々なデザインのカーテンを選ぶことができます。よりしっかりとした目隠しを実現したい場合は、カーテンレールとカーテンの組み合わせがおすすめです。
パーテーション
突っ張り式のパーテーションは、部屋を仕切るだけでなく、目隠しにもなります。様々なデザインや素材のパーテーションがあるので、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
間仕切りカーテン
突っ張り棒よりも安定性が高い間仕切り用のカーテンレールと、それに合わせたカーテンを使う方法です。デザイン性も高く、よりおしゃれな空間を演出できます。
専門家のアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から見ると、安価な突っ張り棒は、一時的な使用には向いていますが、長期的な使用や重いものをかける用途には不向きです。安全性を第一に考え、適切な製品を選び、正しい設置方法を行うことが重要です。不安な場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。
まとめ
87センチ強の幅に85~120センチの突っ張り棒を使用するのは、リスクが高いです。より安定した設置のために、適切なサイズの突っ張り棒を選び、設置場所の強度も確認しましょう。それでも不安な場合は、突っ張り棒以外の目隠し方法も検討してみてください。安全で快適な空間作りを目指しましょう。